次の日HRが少し早く終わって、英二が迎えに来るのをボ〜ッと外を見ながら待っていたら担任の声が不意に聞こえてきた。
「〜って事で大石頼むな」
「あっハイ!」
自分の名前を呼ばれたので、つい返事をしてしまったが一体何の話だったんだろう?と振り返った時に教壇の上に積まれた本が目に入った。
うそだろ・・・まさか・・・
そのまさかだった。
担任と話をしていた今村さんがこちらに駆け寄ってきた。
「昨日に続いてごめんね。今日は運ぶだけでいいみたいだから・・・」
運ぶだけでも駄目なんだ・・と言いたい。
昨日英二と約束したばかりなのに・・・なのに
「じゃあ急ごうか・・・」
って言ってしまう俺・・情けない・・・
取り合えず英二のクラスはHRが長引いているみたいだから、急いで運んで戻ってこよう!
そうしたら英二と一緒に部活も行ける。
そう考えた俺は今村さんと一緒に速足で図書室に本を運んだ。
だけどその考えは甘かった・・・
図書室に着いて本を置き、教室に戻ろうと今村さんに声をかけた時に思いがけない事を言われて思考がストップしてしまった。
「私大石君の事が好きなの!」
はぁい・・?!
「いっ今なんて・・・?」
今村さんは恥ずかしそうにしながら、大きな声でもう一度ハッキリと俺に告白した。
「だからあの・・私大石君の事が前から好きだったの!!」
「あっあの・・・その・・・・」
やっぱり聞き間違えではないんだな・・・
今村さんが俺を・・・
英二の言ってた通りになってしまった・・どうすればいいんだ・・・
いやここはきちっと断らなければいけないな。
俺が好きなのは英二だけだし・・
中途半端な答えは今村さんに失礼だしな・・・よし・・
決意をして返事をしようとした時に先に今村さんが話始めてしまった。
「ごめんなさい・・・テニス部が今関東大会に向けて大変な時期だってわかってたんだけど どうしても伝えたくて・・・やっぱり迷惑だよね・・・」
しまった・・・先にそんな風に言われると・・・断りにくい・・・
そして今村さんが今にも泣き出しそうな顔をしているのを見てついフォローしてしまった。
「あっいや・・そんな迷惑だなんて思ってないよ・・うっうれしいよ」
何言ってんだよ俺!!
この後どうしよう・・・胃が痛くなってきた・・・ハハハッ
「本当に・・?よかった・・・迷惑だって言われたらどうしようかと思ってて・・・ 私・・・」
そう言いかけた今村さんはそのまま俺の胸に飛び込んできた・・・・
うそだろ・・・今村さんって意外と大胆なんだな・・って関心してる場合じゃないな・・
このままじゃ不味い!取り合えず早く断らなきゃいけないな・・・
「あっあの・・今村さん・・俺・・ごめん!君の気持ちには答えられない・・・・ 好きな人がいてるんだ」
英二だとは言えないけど・・・
「ひょっとして・・・菊丸くん?」
いいっ!!いやそうなんだけど・・・
この場合英二って言ってしまっていいものなのか・・・
「いや・・・その・・・英二は・・・」
英二は・・・俺は何を言おうとしてるんだ・・・
「あっごめんなさい・・・私変な事言っちゃって・・菊丸くんは男の子だもんね そんなわけないよね・・・いつも一緒だからつい・・本当にごめんなさい・・」
えっ変?
確かに変なのかもしれない・・
だけど俺は英二が好きなんだ・・
英二は男だけど・・・男とか女とかそんな事は関係なくて・・
だからそんな言い方はしてほしくない・・・
俺がその事を今村さんに説明しようとした時に図書室の入口で英二の名前を耳にした。
「英二何見てんの?」
えっ?不二?
「うわああっ!!!」
英二もいるのか?
「なんでいるの?」
「それはこっちのセリフだよ。僕より先に教室を出たのに、まだ部活に来てないっていうんで手塚に探すように頼まれたんだよ」
「そっそうなの・・・」
どういう事だ?不二は英二を探しにきたのか・・・?
「で・・あそこで英二を見て固まってる人がいるんだけど・・・どうすんの?」
不二に指をさされて俺はようやく口に出して、英二に話しかける事が出来た。
「えっ英二・・・お前・・いつからそこにいたんだ?」
英二の奴顔が強張ってる・・
「やっやあ〜大石・・いっいっ今だよ!」
うそだな・・・そんなに声震えて・・・
「英二・・お前・・」
最初から聞いていたのか・・・?
クソッ!!俺はバカだ・・・
「おっ大石もっモテモテだな!ハハハッ・・邪魔者は消えるからさ!ごゆっくり!」
そう言うと英二は背中を向けて走りだした。
「えっ英二ちょっと待てよ!!!」
俺の呼び止める声を無視してそのまま英二は走って行ってしまった。
そしてその姿をすぐに不二が追いかけるのが見えた。
俺も・・と思った時に今村さんに呼び止められた。
「大石君!!!」
そうだった・・・告白されてたんだ・・・
英二の事は凄く気になるけど今は今村さんに ちゃんと返事しなきゃいけないよな・・・
俺はもう一度今村さんと向き合い、静かにハッキリ告げた。
「ごめんさっきの好きな人の話なんだけど・・・あれ英二なんだ・・・」
今村さんは目を見開いて固まったまま小さく呟いた。
「うそ・・・」
そうだな・・うそみたいな話かも知れない。
だけど本当なんだ。
「こんな事で嘘はつかないよ。俺は菊丸英二が好きで・・もう俺達付き合ってるんだ。 だから・・ごめん今村さんの気持ちには答えられない。」
今村さんは暫く声が出ないほどビックリしたみたいだけど、なんとか笑顔を作って話始めた。
「私こそごめんなさい・・・さっきは菊丸君の事変みたいに言ってしまって・・・それに本当の事を言ってくれてありがとう」
えっ?まさかこんな風に礼を言われるなんて思ってもいなかったな・・・
「いや・・こっちこそありがとう」
俺が礼を言うと今村さんがクスッと笑った。
「私達なんだか謝ったり、お礼を言ったりばかりだね・・それより早く菊丸君を追いかけないと不味いんじゃない?」
「そうだな・・じゃあ今村さん俺行くから・・・本当にごめん・・・ありがとう」
そして俺は今村さんに頭を下げて、図書室を出て英二を追いかけた。
英二・・・何処に行ったんだろ・・・取り合えず部室に行ってみるか・・・
そう思いながら校舎の中を走っていると、前から不二が来るのが見えた。
「不二!!」
すでに遠目からも不二の怒りが手に取るようにわかったが、今は避ける事は出来ない。俺は不二に駆け寄った。
「英二はどうしたんだ?」
「英二から伝言を預かったよ・・」
伝言?英二から?なんだかすごく嫌な予感がする。
不二の口調は穏やかな感じだが・・眼は怒りに満ち溢れていた。
「どんな伝言なんだ?」
俺がおそるおそる聞くと、不二は大きく深呼吸をした後、小さくため息をついた。
「大石・・ちゃんと聞いてよね。英二がもう俺の事考えなくていいって・・それで明日からは只のダブルスのパートナーとしてお互いがんばろうって・・・言ってたよ」
それってどういう事だ・・?
英二の事を考えなくていいって・・・只のダブルスパートナーって・・・それって・・・
「不二・・?」
自分でもビックリするぐらい情けない声が出たと思ったが、不二は俺を突き放すように話始めた。
「大石・・言わなくても英二が言おうとしてる意味はわかるよね?それと僕が昨日君に話した事覚えてる?」
「ああっ・・」
昨日の今日だものな・・・忘れるわけが無い・・・
「釣った魚逃げちゃったね」
フッと不二は冷たく笑ったが、俺は少しずつ自分を取り戻していた。
「逃がすつもりはないよ」
不二はフ〜ンと俺を見据えた。
「で・・どうするのさ大石」
「英二に俺の気持ちを伝えてくるよ。彼女の事も・・」
「ああ・・そういえば彼女はどうしたのさ?」
不二は今の今まで今村さんの存在を忘れていたように聞いてきた。
「彼女には・・・今村さんには英二が好きだから・・付き合ってるからって断ったよ」
不二はよほど俺の言葉に驚いたのか、眼を見開いて面食らっていた。
「へぇ〜大石にしては、思い切った事をしたね」
「そっそうかな?」
不二にそう言われると、すごい事をした様な気がして来た・・・不味かったかな・・・?
俺がそう思った時、不二は見透かしたようにクスクスと笑い出して一言
「いいんじゃない!」
と言って歩き出した。
「あっおい不二どこ行くんだよ!」
歩き出した不二に焦って声をかけると、不二はゆっくり振り向いて
「部活に決まってるじゃないか。英二と大石は今日は休みって手塚には伝えといてあげるよ。じゃあ僕は行くから・・・
あっそれと大石なら英二の行きそうな場所わかると思うけど、あの様子じゃ校内にはいないよ。」
そう言うとまた部室に向かって歩き出した。
「ああっわかった。すまないな不二。ありがとう」
そして俺は英二に会う為に走り出した。
落ち込んだ英二が行く場所はあそこしかない・・
高台のコンテナ・・・
試合に負けるたびにあそこで反省会をした・・・
悩んだり落ち込んだりした時も行くようになった。
そしていつのまにか俺達の無くてはならない場所になっていた。
学校を出てから真っ直ぐコンテナのある高台を目指して走った。
走りながらもし高台のコンテナに英二が居なかったらどうしょう・・・と不安な気持ちが湧いてきたがコンテナに着いてすぐそんな不安も消え去った。
「大石のバカヤロ〜〜〜!!」
やっぱり居た!!
英二の声に導かれるようにコンテナに登る。
ドンッ!!
「よっと・・・・やっぱりここにいた!」
俺が現れた事に驚いたのか、大きな眼をさらに大きく見開いて英二が固まった。
「ふぇっ・・・大石?」
「ああっ英二探したぞ!呼び止めたのに走って行っちゃうからさ・・・それより・・ 英二・・泣いてたのか・・・?」
英二の眼には明らかに涙が溜まっていて、ほっぺたには涙の筋が出来ていた。
だけどそれを指摘されたのが恥ずかしかったのか、慌てて手の甲で涙を拭いて否定した。
「なっ泣いてなんかいるもんか!それよりどうしてここに大石が来るんだよ!不二に会わなかったのか?」
会ったさ・・・俺は先ほどの不二とのやり取りを思い出して、気持ちが沈んだ。
「会ったよ・・・・」
「えっ?」
じゃあなんで来たの?って顔で見られて、俺はムッとした。
ひょっとして不二に頼んだ伝言を聞いて俺が来ないと思っていたのか?
「だから会ったし、英二からの伝言というのも聞いたよ!」
「だったらなんで来んさ!おかしいじゃんか!それとも言葉の意味が解らなかったっていうのかよ!?」
やっぱり・・・そう思ってたのか・・・心外だな・・・
「おかしい事なんてないよ・・意味だって解ったさ・・だけど俺はそんなの認めないよ!」
そう言って俺は英二を睨んだ。
そうさ・・・認めない・・・
「なんだよ!認めないって!どうゆう事だよ!せっかく別れてやるって言ってんのに・・ もっと喜べよ!!!」
そんな事喜べる訳ないだろ・・・
「英二本気で言ってるのか?」
俺が真っ直ぐ英二の眼を見てると、英二は動揺して目線をそらした。
「だって大石・・今村さんに俺の事聞かれて何も言わなかっただろ!!俺ちゃんとわかってるんだからな!!
大石最初からずっと気にしてたじゃないか!俺達が男同士だって事!!本当はずっと後悔してたんだろ!!!」
英二・・・気付いてたんだな・・・
「そうだな・・英二の言う通りだよ・・俺達は男同士だし・・ずっとその事を気にしてたのも本当だ・・」
俺が話始めると英二は耳を塞ぎながら叫んだ。
「もういいよ!聞きたくないよ!!あっち行けよ!!」
「英二!!!」
俺は耳を塞いでいる英二の手を取ってさらに話を続けた。
「いいから!ちゃんと聞けって!だけど後悔なんてしたことはないよ。昨日も言ったけど 俺は本当に英二が大切なんだ・・
さっき今村さんに英二の事聞かれた時は確かに動揺して、なんて英二の事説明していいのか言葉に詰まったけど・・あの後ちゃんと説明したから」
説明という言葉に英二は反応して固まったが、俺はそのまま話続けた。
「だから・・その・・俺が好きなのは菊丸英二で・・付き合ってるって言ったよ」
英二は眼を丸くして驚きながら反論した。
「そっそんな事言ったら・・大石変な奴に思われるじゃん・・いいの?」
「いいも悪いも・・もう言っちゃったしな」
俺はハハッと笑いながら頭をかいた。
「そっそれに明日になったら、俺達の事がみんなにバレてすごい噂になってるかも知れないんだぞ!!」
「ハハッそりゃ大変だな・・・」
俺がそう言うと英二はそのまま黙ってしまった。
ひょっとして・・俺達の事を今村さんに言ったの・・不味かったのかな・・・
「英二・・ひょっとして・・嫌だったか?」
俺は急に不安に押し潰されそうになって震えた。
男同士で付き合うリスク・・・
俺は良くても・・英二は・・・
そう思った時に英二が呟いた。
「嫌じゃないよ・・・嫌なわけないだろ・・・だけど大石が・・・」
「俺も嫌じゃないよ!英二・・俺が今まで気にしていたのは、他の誰かに俺達の事がバレると困るとかそんな事じゃないんだ・・・」
英二が黙って俺の話に耳を傾けていたので、俺は今まで心の中にしまっていた想いをそのまま英二に伝えた。
「英二の事が本当に好きで、でもそれを言葉に出してしまったら歯止めが効かなくなってしまう自分が怖かったんだ・・・
その事でいつか英二を傷つけてしまうかも知れない・・・ そう思うとブレーキがかかってしまって自分から好きだって言えなかった・・」
英二は俺が話終えてもずっと黙ったままだった。
こんな事を思ってるってわかったから、英二・・俺の事軽蔑したかな・・・
「英二?・・英二?今の聞いて俺の事嫌いになった?」
俺は黙ったままの英二の顔を覗き込んだ。
「バカだな大石は!俺は最初から覚悟出来てるちゅーの!大石になら何されても嫌じゃないよ!そんな事言わなくてもわかってるって思ってた・・
俺・・何度も大石が好きだって言っただろ!」
「そうだったな・・・」
そうだ・・・いつも英二は真っ直ぐ俺を見ていてくれていた・・・
眼を逸らしていたのは俺の方だ・・・
だけどもう逸らさないよ・・・
英二とちゃんと向き合うよ・・・・
俺は繋いだままの英二の手を力強く握り締めた。
「英二・・俺はお前が好きだ・・ずっと側にいてほしい・・だから只のパートナーとか 言わないでくれ・・」
言い終ると同時に握った手を前に引いて、もう片方の手で英二の頭を引き寄せて、英二の唇に自分の唇を重ねた。
初めて自分からしたキス・・・
こんなに自然に出来るなんて、自分でも驚いた・・・
それにとうとう自分で引いていた線を越えてしまったというのに、不思議と後悔はないな・・・
それどころか、むしろ胸のつかえが取れたような・・
清々しい気持ちだ・・・
俺は本当はずっと自分から英二にキスしたかったのか・・・・・
英二・・・大好きだよ・・・
そっと唇を離すと俺はそのまま英二を抱きしめて耳元で囁いた。
「もう知らないぞ・・・俺とまんないから・・・・」
「へへっ望むところだ!!」
勢いよく英二が答えたのが、なんだかうれしくて俺は苦笑した。
「ハハッこりゃ大変だな・・・」
「明日になってあれは無かった事にしてくれって言っても、もうダメだかんな」
「言わないよ」
俺達は暫く抱き合った後、コンテナの上に一緒に寝っ転がって空を見上げた。
「ねぇ大石・・・俺が告白したのもここだったよね」
そうだった。あの時もここだった。
あの時は英二に好きだって言われて、キスされて・・・・
頭が真っ白になって・・・・
だけど一生懸命な英二を見てて、俺も英二に対する自分の気持ちに嘘はつけないって思ったんだ。
でも今日は違う・・・
今度は俺が英二の事を好きだって言った・・・
今度は俺の番だな・・
「そうだったな英二・・・今度は俺がお願いするよ・・・俺と付き合ってくれるか?」
体をゴロっと英二の方に向けて聞くと、英二も俺の方に体を向けて答えた。
「もちろん!よろしく!」
そしてチユッと今度は英二から俺にキスをしてきた。
「へへへっ・・」
「ハハハッ・・」
俺達はおでこをつけて見つめ合いながら笑った。
今日からが俺達の本当のスタートかもしれない・・・
これからもいろんな事があるだろうけど、一つ一つ英二となら越えていけるよな。
英二・・俺 絶対に英二を離さないからな・・・
「あっそうだ英二!」
なんだか気持ちが落ち着いたら急に不二の事を思い出して叫んでしまった。
「なっなんだよ!どうかしたの?」
英二は急に名前を呼ばれて、少し眉をしかめて俺を見てる。
「ああっその・・不二の事なんだけど・・これから不二に伝言頼むのだけはやめてくれないか・・・怖い」
不二はすごくいい奴だけど・・
もうあのプレッシャーの中での会話は二度としたくない・・
胃が痛くなるからな・・・
「ああっうん・・わかった・・・」
「本当か?絶対に何かあれば俺に直接言えよ・・絶対だぞ」
英二に念を押して俺はフ〜と息をついて額の汗を拭いた。
俺さえしっかりしていれば、不二もあんなオーラは出さないだろうけど・・・
英二の事がからむとわからないからな・・・
「それよりさぁ〜大石今日も部活休んじゃって大丈夫なの?」
急に英二に聞かれて、俺は部活の事を思い出した。
不二が手塚に休む事は伝えてくれてはいるが、時期が時期だけに大丈夫ではないな・・・
「それは・・不味いな・・俺は昨日も休んでるし・・明日はグラウンド50周ぐらい覚悟しておかないとな・・だけど今は英二とこうしてる方が大事だから・・
練習は明日からまた頑張るよ。英二・・・一緒に全国のナンバーワンダブルスになろうな。そして最後はみんなで優勝だ!
だから明日こそは一緒に部活に出ような」
そう言いながら俺は体を起こして英二に手を差し伸べた。
英二はその手を取って体を起こす。
「うん!絶対だぞ大石!明日こそは何が何でも一緒に部活に行こう!俺大石とだったら何十周でも走れるよ!
そして必ず大石と2人で全国ナンバーワンダブルスだ!」
俺達は見つめ合いながら、ガッチリ握手を交わした。
「ハハッこれは頼もしいな・・・ではよろしく相棒!」
「へへっ任せてよ!こちらこそよろしく!相棒!」
テニスのパートナーとしても私生活のパートナーとしてもこれからもよろしくな英二・・・
やっと終わりました。読んでくれた方感謝です。そしてこんな感じの大石と英二ですがこれからもよろしく。