【干支の山】大蛇峰(687m)山行報告

子の泊から始まって、毎年干支の山に登っています。今年は大蛇峰に登ってきました。
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【山 名】三重・大蛇峰(687m)
【日 程】H13.12.30(日)
【行 程】
  12/30 薫自宅出発→近畿自動車道→西名阪→R169→R309→小坂小学校→林道終点
     6:40                           9:40 
     出発〜大蛇峰山頂・下山開始〜カーデポ地→R309→きなりの湯→R169→自宅
      9:57  10:42    11:05   11:37                  16:40
【メンバ】薫単独
【地 図】(七色貯水池)地図ソフトより印刷
【天 気】晴れ
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【なぜ干支に蛇が入っているの?】
 中国の古代思想(仙道等)で,時間や方角を示すのに動物を使っていたのが干支の基
だそうである。その中になぜ蛇が?という理由は特定できませんが,中国では世界を
作ったのも蛇体の神様とされているくらいで蛇に対する思い入れは強く,12種の動物
を連想させたら蛇は外されないとのことである。なんかよう分からんけど登ってみる。

出発前
直前になって計画たてたから地図とか山行報告等が手に入らなかった。誰も登ってい
ないのかなぁ。仕方がないからカシミ−ル上に適当にウエイポイントを作り、それを
GPSに落とした。地図はカシミールを印刷してGPSを頼りに登ることにする。

6:40自宅出発
近畿自動車道から乗り、西名阪へと乗り継ぎ、柏原ICから台高方面へと向かう。
さすがに年末と朝早いこともあって道はガラガラだった。伯母峰トンネルまで二時間
かかっていないと思う。トンネル手前位から雪が降り始めた。私の前にはライトバン
後ろにはパジェロがいた。伯母峰トンネル過ぎてしばらく走ると突然前を走っていた
ライトバンがスピンした。フラフラと迷走しながら対向車線側の側溝につっこんだ。
私はすぐに停止して様子を見守るしかなかった。『あ〜やってもうた』と運転手が降
りてきた(ホッ、怪我は無いようだ)私と後ろのパジェロ数人が降りて車を持ち上げよう
とするが足下が滑ってうまくいかない。カーブの真ん中付近だったので対向車が危う
く突っ込んで二重事故になりそうな所だった。傍にあった大きな岩を溝にはめ込んで
バックでやったら脱出成功。意外なところでスタッドレスタイヤの効果を確認できた。

9:40カーデポ地出発
大又川沿いをずっと走る。緑色した水面と回りの景色が調和してホンマに綺麗です。
カーナビに誘導され、小坂小学校まではスンナリやってきた。いやぁ速かったなぁ。
しかし。。肝心なところまできたら『目的地周辺です。音声案内を終了します』で
押し黙ってしまった。『おいおいまだ終んの早いで〜(^^;)』言うてもしらん顔トホホ
ここからはGPSを取り出し、大蛇峰の方角を探索、小坂小学校を右折し、1km程
走った所のカーブ付近に林道らしき道を発見。ここを入っていくと大蛇峰らしき山
が見えてきた。行けるところまでは車を進めた。奥まで行くと車3台ほどは止めら
れる空き地があった。ここしばらくは人が来たような様子がない。ここかなぁ。

9:57登山開始
しばし、目指すべき山へのとりつき口を探す。どこにも踏み後がない。あれぇ??
まぁGPSがコッチヤコッチ〜と案内するのでとりあえず信用して進む。杉林の中
は広々していてどこでも歩ける。青や黄色のテープが所々でついているのでそれに
従う。GPSに落としたウエイポイントより若干ずれているがこちらが正解だろう。
30分ほど登ると視界が開けてきた。お〜低い山なのに遠くまでよく見えるなぁ。

10:42大蛇峰山頂到着
約40分ほどで登ってきた。ポンポン山を出灰側から登っているような感じかな。
右手には紀州の山々がみえ、
左側には熊野灘が広がっている。
雄大な眺めだわ〜。
風が強いのでカメラを固定するにも難儀する。風が弱まるのをまって撮ったが四
枚撮るのがやっとであった。東西南北に今年の無事を感謝し、11:05下山開始する。

11:37カーデポ地到着。
車の近くまでさしかかったらなにやら人影らしきものが見える。あれ。。おかしい
私の車に何かしようとしている(ように見えた)。人は来ないはずと思っていたので
車上荒らしだと思いこみ、思わず『誰や〜何をしている』と大声をだしてしまった。
あわてて車に戻ろうとするが巾2mほどの沢へ一旦おりて沢を渡り再度登り返さね
ばならずあせる。走って戻るとそこにいたのは保安林の職員らしき人だった。
『大声だしてすみません。車上荒らしだと思いまして(^^;)』と丁重にお詫びする。
写真撮ってたけど今思うと年末の押し迫ったこの時期もまだ仕事する職員いるとは
ちょっと意外でした。結局、山で出会ったのはこの人だけだった。

16:40自宅到着
行きと同じルートで帰った。途中、下北山温泉のきなりの湯に立ち寄って一年の汗
をあらい落とす。露天風呂に浸かっていると粉雪がチラホラ落ちてきた。エエ感じ
入浴後は畳の部屋で窓の雪をみながら静かにこの一年を振り返った。ここで年越し
用の蕎麦、タラの芽、玄米黒酢、地元名産の漬け物など土産をタップリ買い込んで
思わぬ出費となった。おまけに途中で川蟹(モズクカニ)という昔懐かしいカニを
3匹も買ってしまった。これはうまかった〜伯母峰トンネル付近では朝からの雪で
かなりの積雪になっていた。登れない車で対向車線側は大渋滞となっていました。
仮ナンバーの車が岩に激突していてすごかった〜。履いてて良かったスタッドレス。

GPSで撮った軌跡です。赤は登り、青は下りルート。


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