Oak Hills Research WM-2 QRP ワットメータの製作
2011/7/19
Last update : 2012/6/3
English page is here.
WM-2 QRP ワットメータの概要
Oak Hills Research の WM-2 QRP ワットメータ(OHR QRP WATTMETER KIT)を製作しました(2010年9月完成)。
通過形で周波数範囲は 300kHz 〜 54MHz、レンジは 100mW、1W、10W で、最小 5mW まで目盛りがあるのが魅力です。確度はフルスケールの±5%となっており、現在使っているメーカー製のパワー計より正確です。反射波電力も測定可能で、外部電源の代わりに、006P(6LR61)
9V 乾電池を内蔵させて電源とすることもできます。オプションで BNC コネクタに交換することも可能です。
WM-2 QRP ワットメータ
キットの購入ですが、Oak Hills Research から直接購入しました。インターネットで発注して5日後に届きました。
なお、Oak Hills Research では有料で組み立て・調整もしてくれますので、工作をしない方でもこのワットメータを使うことができます。
また、国内では、キット、完成品ともに日本通信エレクトロニックからも購入可能のようです。
製作について
特に改造することなく、そのまま製作しました。
WM-2 QRP ワットメータ 基板
WM-2 QRP ワットメータ 内部
製作において注意した点、気になった点は以下のとおりです。
WM-2 キャビネットと Scotch-Brite
(Scotch-Brite は近所のスーパーで買ったもの)
製作後の感想、使用感
メータが大きくて見やすいし、特に 5mW 〜 1W がよく分かるので、たいへん気に入りました。50MHz帯以下については、従来使っていたメーカー製のパワー計から早速差し替えました。各トランシーバの出力を測定したところ、メーカー製パワー計や
FCZ研究所の「QRP パワーメータ」で測定した値とほぼ一致しており、安心しました。
Copyright (C) 2011-2012 by MATSUMOTO Koichi, JN3DMJ