CQ誌付録基板を使ったメモリ・キーヤーの製作
海のかざり

2011/7/19
Last update : 2011/7/19

花のアニメメモリ・キーヤー OIKey-F88の概要

CQ誌 2008年6月号付録基板を使った 4チャネル・メモリ・キーヤー OIKey-F88 を製作しました(2010年9月完成)。
この企画では、基板が雑誌の付録であり、必要な部品は当時秋月電子通商 が販売していた「4チャネル・メモリPICキーヤー・パーツセット」(基板なし)を利用するというものです。
CQ誌掲載から 3年が経った 2011年7月現在、秋月電子通商のウェブサイトには関連する商品が見当たらなかったのですが、 マルツパーツ館のウェブサイトで、基板がついて「4チャネル・メモリキーヤーを作ろう」部品セット 基板付 」として販売されています。
設計は、JA1HHF 日高OM です。
基板は写真のようにかなりゆったりしており、ケースに凝らなければ初心者にも作りやすいのではないかと思います。

メモリ・キーヤー OIKey-F88 基板

メモリ・キーヤー OIKey-F88 基板
(今回の製作ではケースのほうに取り付ける部品があるため、一部の部品は取り付けていない)
(右上の電源表示LEDは赤から緑に交換している)
(ブザーの上の白いシールは保護用なので、完成時に取り去る)

ケースですが、永く使うにはアルミケースが良いと考え、テイシン TC-104(W75×D95×H20)に収納しました。
製作時点でとっくに終了していましたが、CQ誌で「OIKey-F88 を美しくケーシングするコンテスト」をしていました。

今回製作したメモリ・キーヤー OIKey-F88 上面パネル  今回製作したメモリ・キーヤー OIKey-F88 リアパネル

今回製作したメモリ・キーヤー OIKey-F88
(ケース、プッシュスイッチ、緑 LED は別途調達)


花のアニメ製作について

今回の製作概要は以下の通りです。

苦労点としては基板上のスイッチ、ブザー、LED、ジャック類と、ケースの穴を合わせることで、穴を少し大きくしたり、LEDなどは位置をずらすなど工夫しました。

今回製作したメモリ・キーヤー OIKey-F88 内部

今回製作したメモリ・キーヤー OIKey-F88 内部

基板上のC2(33μF)は寝かせて取り付け

基板上のC2(33μF)は寝かせて取り付け


花のアニメ製作後の感想、使用感

気になるところはブザーの音が大きすぎることくらいで、気に入って実使用しています。メモリが4チャネルあるので便利です。ブザーにはテープを貼って音量を下げています。PICからは 800Hz のトーンも出るようになっているので、もう一度作ることがあれば、ブザーの代わりに小型スピーカとボリウムを使おうと思います。


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