New Guitar Collection   Top page

最近買ったGuitarの話題や改造ネタなどSOUND DEMOと共に紹介して行きます。

下記Guitar名称クリックするとジャンプします。SOUND DEMOをクリックするとYouTubeへジャンプします。

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Mavis MST-200  Mavis MST-600  Fender Japan ST72 US  Greco EG800  PRS SE Custom 24 25th Anniversary 

Fender USA VST57  Fender Pawn Shop'72 Gibson Les Paul Studio 50's Tribute w/Humbackers  

Pignose PGG-200 & PLAYTECH AL820 Antique Brown Fender Mexico Road Worn Stratocaster HSS Inca Silver

Squier Vintage Modified Jazzmaster Special Gibson SG'61 Reissue HC Gibson SG'61 ピックアップ&コンデンサー交換

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Gibson SG'61 ピックアップ&コンデンサー交換

Gibson SG'61のピックアップをバーストバッカー1と3に交換しました。

更にコンデンサーをオレンジドロップに換装しています。

57クラシックからバーストバッカー1と3に交換してみました。元の57クラシックも凄く良く出来たPUなんですがとにかく

一度はバーストバッカーを使って見たかったので思い切って実行しました。

リヤ用のBB3です。出力が一番高いモデルを選んでみました。FRともに57クラシックだとどうしてもリヤが弱い感じが

したのでフロントと差をつけたいため定番のBB2ではない出力差の大き目なチョイスです。

フロント用はもちろんBB1です。都合でそれぞれ違うショップからネット購入したのですがBB3は2012年1月、BB1は2013年

4月の製造表記でした。おまけにBB1の方はPAFシール無し。2013年度から貼らなくなったのでしょうか?それとも単なる

貼り忘れ?バッタもんか?このシールがないとちょっとありがたみが薄れますよね。

こちらは取り外した57クラシックです。2012年6月製造。そしてお決まりの最初からPAFシール破損。USAの人は気にしないんでしょうね。

早速交換作業に入ります。どこにもいい加減な作業ポイントは見られずキレイなボディ状況です。左側の金色の糸は

フロントPUのシールドを通しやすくする為に元PUを取り外す時シールドの先に結んで先に通しておいたものです。ネックの接合部

ですがフロントPUのザグリ下まで来ている所謂ディープジョイントになっていますがSGのボディシェイプならこうしないと接着面が少なく

簡単にネックがポロリとボディから外れてしまうでしょうから、当然と言えば当然の措置だと思います。しかしネックを差し込んだエンド

部分の隙間とかが目立っていて必ずしも精巧な組み込みとは思えません。事実たとえばローコードのEを鳴らしつつそのまま

ボディのエンドピン付近を右手で支えて持ち上げてみると結構音がフラットするのでネックとボディの接合剛性は相当低いように

思います。お高いヒスコレのSGだとどうなんでしょうね。

サクっとPU交換してハンダ付けも終了。小市民なので余ったPUのシールドは短く切断せずに束ねてまとめています。

音に悪影響ありそうですがそんなことは知りません。ハンダもいかにも素人作業ですがくっついて取れなければOK。

ショート等に気をつける以外結構アバウトでございます。さてお次はオレンジ色のちっこいコンデンサーが気になって来ますが

同時に交換してしまうと音の違いがわからなくなり、楽しみが減ってしまうのでしばらくこのまま弾いてみることに。

交換後のバーストバッカー1と3です。こうしてみると元々装着されていた57クラシックのカバーはニッケルではなくクローム

ですね。今回装着したBBはニッケルカバーなので明らかに色が違います。と言うことはブリッジもテールピースもクローム

と言うことになります。うーん色味が違う・・・。ケースのシールにはHardware:Nickelと書いてあるのになぁ さすがGibson。

今はあまり目立ちませんがしばらく月日がたてばPUだけくすんで来てテールピースと光り方に差が出てくるんでしょう。まぁいいか。

PU交換して見て感じたことはBBは57クラに比べて素と言うかストレートな音の出方で凄く素直な感じです。57クラは濃厚で

クリーミィな音の出方のように思いました。これはこれで良いPUだと思いますがBBのストレートな感じ(あくまで57クラに

比べてですが)の出音を受けてこれはコンデンサーをイジる時が来たかなと思い手始めに定番の(しかもお安い)

スプラグオレンジドロップを試してみることに。2個一組300円也〜

元のコンデンサーが付いていた場所に配置をアレコレ考えながら何とか装着。図体がデカいのちょっと苦労しましたが、位置が決まれば

案外簡単でした。しかしハンダ付けはいつまでたってもうまくなりません。

こちらが取り外した純正コンデンサー。ちっちゃくてかわいいヤツです。これに比べるとオレンジドロップは

でっかくてそれだけでいかにも良い音しそうに思えるのやっぱりギターバカだからでしょうね。

 

さて交換後の肝心の音ですが少々硬く耳障りだった高音部分が取れて落ち着いたトーンに変わりました。

こういう感じになれば良いと思って交換したのでまさに狙い通りの音。しばらくこのまま弾いてみることにします。

しかしコンデンサー交換前の音も暴れた感じで捨てがたいし、もっと言うなら純正の57クラのままでも充分良い音

だと思えたしギターの音の興味は尽きません。

2013年7月21日 記    Top page

Burstbucker交換後 SOUND DEMO  オレンジドロップ交換後 SOUND DEMO

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Gibson SG'61 Reissue HC

SOUND DEMO  DEMO2

昨年末にジャズマスター購入してから半年、ぐっとガマンしていたのですがとうとうギター欲しい虫が騒ぎ出して一本行きました。

今年からディスコンになり新品では入手出来なくなりそうなSGの定番'61 Reissueです。2013年モデルにて'61の後継機種の

SG Standardがほぼ同じ仕様で登場しており、正直新型と迷いましたがやはりここは超定番として長い間人気を保ち続けた

'61 Reissueを行っておくべきでしょう。廃番と言う事でお値段もお手頃になっているのも魅力。(2013年モデルとほぼ同じ

値段で購入可能ですが'61 Reissueの定価は20数万するのでこちらの方がお得感はあるような)

さて購入したのが梅雨入り宣言があって数日の頃だったのでダンボールの上からきっちりと雨よけのビニールカバーを

かけて丁寧な梱包での出荷をしてくれたのはイシバシ楽器池袋店。スタッフの気持ちが伝わって来ます。GJです。

更にハードケースもきっちりと養生ビニールに包まれていました。

今回ゲットの品。大特価セール品なのでおまけは無理かと思っていたのですが交渉だけはしてみようとアーニーボールの

レギュラースリンキー3セットと店のサービスキャンペーン中のVOX amPlugとKORGのチューナーをお願いしてみたところ

あっさりOK。通販ですが気持ち良く買い物出来ました。

いよいよギター本体とご対面。実物の写真を8枚ほど送ってもらっていたので木目の感じとか継ぎ目とか指板の色目とか

だいたいわかった上での注文だったのですが、実物は写真で見るよりも相当クオリティが高く第一印象から大満足。

Heritage Cherryカラーが渋い。(実物は写真で見るよりもう少し暗紫色と言うかダークな感じ)写真は少し明るめに加工しています。

ローズウッド指板はしっとりとした濃い色でフレットやバインディングの処理も文句無し(当たり前か)やはり定価20数万の高級

ギターだけあってそこらの安ギターとは比べ物になりません。

そしてこれが'61 Reissueの最大の特徴であるラージヘッド。2013年モデルからは通常のヘッド形状になってしまっているので

この形にこだわる人はやっぱり'61しかないでしょう。と言っても本人はそれほどのこだわりがあるわけではなかったのですが。

手持ちの335やレスポールと比べると確かに一回り大きく両肩がとんがっていて押し出しが良いですね。その分ヘッドが重く

なってヘッド落ちし易い弊害があるのも事実。それもあって今年2013年モデルからはノーマルヘッドになったようです。

実際の色に近いショットがこれですが、これでもまだ少し薄めで明るめな感じ。

マホガニーのボディの木目が縦に揃っていて良い感じです。よく見るとピースはセンターとそのすぐ横の3ピースのように見えます。

さすがにヒスコレのようにワンピース材が使われてはいないですが継ぎ目が目立たずにこれも良い感じです。

新品ニッケルパーツはさすがに輝いております。まあすぐにくすんでくるんですがしばらくは磨くことにします。

ネックジョイントも丁寧な仕上げがされていて気になるような箇所はありません。

SGのボディシェイプの感じが良く出てると思います。ボディ全体が薄く重量は3kgジャストで軽くて取り回し最高です。

ようやく少し落ちついてピックガードについていたビニールも剥がし細部を点検。購入時に告げられていたテールピース下部

付近の微細なキズも確認しましたがごく薄い線傷でよほど注意深く見ないと気にならない程度でした。Gibsonの社内検査は

パスしてる良品でありB級品ではありませんとお店のスタッフのメールには断言してありましたが、素直に信じることにします。

改めて良いデザインだと思います。昔はチープな雰囲気で特に好きではなかったように思うのですが毎日見てる間に

愛着が沸いて来ます。バランスが良い感じ。

ボディも一見ワンピース風に見えないこともないこともないこともない かも(*´∀`)

そしてこの指板の色。質はともかく見かけは高級材に見えて満足しております。

ボディ裏から見るとセンターあたりの継ぎ目がわかりますが表面からだとうまく木目を処理して目立たない感じになってます。

ネック材はさすがに目が詰まった良材ではなくやや目の詰まり方が不均一な材質のものなようですが特に気になるほどでは

ありません。将来的にねじれやソリの問題が出てくるかも知れませんがそれはヒスコレでもレギュラーでも同じことですし。

Gibsonロゴとクラウンのインレイはとても丁寧な仕上げがされていて美しいです。このところプリントロゴのギターばかり

買っていたので久々に見られて感激。

シリアルNo.を入力して調べるサイトによるとこのギターはNashville Plant, TN, USA June 12nd, 2012と言うことで

ナッシュビル工場にて昨年6月12日に作られたものと言うことです。

デフォルトのセッティングではスタッドボルトが4-5mmボディから上げられてテールピースが取り付けられていました。

オクターブチューニングもほぼぴったりの状態だったのでGibson社かイシバシ楽器池袋店のどちらかでセッティングを

されたものと思います。弦高は約2mmと好みからするとやや高目だったので1.2-1.5mmに下げた他はほぼ送られて

来たそのままの状態で具合は良いので様子を見ています。ただこのボルトのネジ部が丸見えの状態はやはりかっこ

悪いのでいつものFIXERに登場願いましょう。

キッチリとした収まり方で見栄えも良いです。今回は一番低いスペーサーと中間のスペーサー2枚重ね使いの変則セッティング

を試してみましたがなかなか具合が良い感じです。音の変化はまあこれからじっくり見ていくことにします。

とにかく見た目は剛性感がアップしたようながっちりした感じでスペーサー2枚重ね作戦はイケてます。アマチュアは見た目

が大事ですから。

最後にコントロール部の点検です。最近流行りのプリント基板は使わずに昔ながらの手作業によるワイヤリングで

こういうのを見るとホッとします。何とも言えないざっくり感がGibsonしてます。手書きのマジックによるサインもいい味。

 

さて定番のSG '61 Reissueはさすがに定番だけあってオーソドックスで手堅い作りの安心感のあるギターでした。サウンドに

関してはこれからじっくり見て行きたいと思っていますが57クラシックピックアップはやはり定番中の定番だけあって少し弾いた

だけですがその安心感はさすが。ピッキングに対して食いついてくる感じは上質なものを感じさせてくれます。これからが楽しみ。

 

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Squier Vintage Modified Jazzmaster Special

SOUND DEMOはこちら(You Tubeへ)

2012年の大晦日に届いた新しいギターです。Fenderの廉価版シリーズスクワイヤのジャズマスター。

正式名称はSquier Vintage Modified Jazzmaster Special 2 Color Sunburstとなります。(長い)

ネットでも結構評判の良いスクワイヤのギターを一度試して見たかったのと自分へのお年玉も兼ねて購入。

ボディはアルダーでブリッジはフローティングではなく固定タイプのスペシャル。PUはDuncan Designedの

JM101を2つ搭載しています。

 

まだPUやピックガードの保護ビニールをはがしてない状態での写真ですいません。全体の仕上げは

特に不備もなくキレイです。このシリーズはインドネシア製ですが、ネックの仕込みや各部の作りは

それなりに丁寧で不満を感じる所はありません。値段を考えたら上出来の部類だと思います。

ヘッドのロゴ横の特徴的な模様も再現されているし何より純正なバランスのヘッドシェイプが美しいです。

アルダーボディはその継ぎ目から3ピースで構成されているようです。ブリッジはチープな作りながら良く考えられて

いるのですがブリッジ駒を固定するビスが弦に隠れていていちいち弦をよけてからでないと回せないのが欠点。

駒を動かすのも手動と言うか直接押したり引いたりしなくてはいけないので微妙な調節が難しいです。

出荷状態ではオクターブピッチはデタラメな状態でしたが、きっちりとチューニングすることが出来て

問題はありません。弦高の調整はセッティングしやすいです。

一番エンド部分のビス一本でブリッジ全体の引っ張りテンションに耐える形なのでこのビスが命。

あまり回したくありません。弦はトップローディング方式。出来たらPawn Shop72に搭載されてる

Hard-Tail Stratocaster Bridgeみたいなヤツがやっぱり良いのですがコストの問題ががが

写真は出荷状態のブリッジ駒位置。

チューナーはクルーソンタイプ装備ですが回した感じはかなりローコストな印象。トルク感が不揃いで

やや心許ないですが、チューニングに問題が出るほどではないです。小さくFenderのロゴとインドネシア製

である表示が。塗装の仕上げはボディもそうですがネックも非常に美しくてこの点は満足出来ます。

届いたままの状態時の写真ですがブリッジ駒は全てイモネジによってブリッジから浮かされています。

もともとブリッジ駒は1-6弦で厚みが変えられていてネックのR(9.5R)に合うようになっているので

自分のセッティング後はブリッジのベースプレートにブリッジ駒の底面全体が接触するようにしています。

現状ダダリオの09-42で弦高は12Fで1.2-1.5mmくらいのセッティングにしてあります。張ってあった

弦は10-46だったんですが妙にテンション感が強く軟弱な自分は即09-42に張り替えたのでした(*´∀`)

フレット処理はさすがにそこらの安ギターとは違ってキッチリ仕上げてありインドネシア製と言えども

バカに出来ません。チョーキングしてもザラザラしないしフレット端部で手の平が痛くなるようなことも

なし。(まあそれがフツウなんですけど)

ピックガードやPUについていたビニールを剥がしブリッジも調整後の写真です。ボリュームツマミは

2軸構成になっていてそれぞれフロントとリアのボリュームと外側の黒いリングがトーンのツマミに

なっています。こういうのは初めてなので慣れるまでもう少しかかりそうな感じです。黒いトーンツマミ

にはクリック感が得られるような仕組みがありボリュームを弄る度にトーンセッティングが変わって

しまうようなことはなくその点は良く考えられています。

年末スペシャルセールと貯まったポイントも付加してかなりお安く購入出来たこのギター。

定価から言えばまあそれなりな感じなんですが実購入価格で考えるとものすごーくお買い得感満載。

そのサウンドはかなり特徴があり、特にリヤPUのギラっとする感じは個人的には好きです。

お正月はテレビ見ながらずっと弄ってました。セッティングし甲斐のあるギターと言うか、ストラトなど

とは全然違う感覚で弾いていて面白いです。ジャズマスターと言えばフローティングのブリッジが

代名詞のようになっていますが、固定ブリッジのこのスペシャルは何より手軽で安心して弾き倒す

ことが出来るのが良いところなんでしょう。神経質にならずにいつも手にとってジャカジャカと

弾くのにはピッタリなそんなギターなんだと思います。

 

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Fender Mexico Road Worn Stratocaster HSS Inca Silver

SOUND DEMOはこちら(You tubeへ)

メキシコ製のFenderはどんなものかと思い購入。ありきたりのストラトでは面白くないので今回は

HSSでしかもRoad Wornシリーズと言うメキシコ製レリック仕様にしてみました。PUはTexas Specialと

SeymourDuncan"Pearly Gates"搭載と言う最初から改造仕様となっています。いわばファクトリー

チューンと言う事でそのピックアップが好みに合えばこんなにお得なシリーズはないわけで。

ボディはニトロセルロースラッカー仕上げされ程よいレリック感がうまく表現されています。ブリッジ等

の金属類もそれなりな感じでエージングされていてちょっとした驚き。ピックガードもなんとも言えない

感じで古びており、まあ言わば一見中古風(身もフタもない言い方すれば)であるんですが、新品

ピカピカのギターって弾くのにも何となく気を使ってしまって(まさに小市民)疲れたりするんですが

コイツは大丈夫です。何しろ最初からボロっちいんですから。

SeymourDuncanのロゴやボリュームノブの文字もちょっとかすれたりしてて手が込んでます。テキスペ

のポールピースも少し錆びて古びた感じになっていて丁寧?な仕上げとなっております。

Fenderのロゴはデカールじゃなくプリントみたいに見えます。ペグのツマミも古びていますが新品です。

ナットやフレットはさすがにピカピカの新品風ですね。この個体はちょっとナットの溝切りが雑っぽく

2弦・1弦が少しキシキシする感じなので後でナットグリスを塗布等してケアする予定。

指板はローズウッドでフレットはミディアムジャンボ仕様となっており弾きやすいです。デフォルトで弦高は

1.5mm以下にセッティングされていました。フレット間の指板の端も丁寧に処理されていて滑らかです。

アミーゴ達の仕事もなかなか侮れません。

ネックの仕込みも丁寧でセンターズレもなくセット角もバッチリでした。ネックの裏の塗装もバフがけ

されてはがされていてサラサラな感じの仕上げになっていますがこれはちょっとやりすぎ?な感じもします。

やりすぎと言えばボディ上部のこの塗装剥がれ処理。だいたいこの辺に腕はあまり乗せないと思う

のですが・・・乗せるにしてもここまで剥がれるのは何年くらいかかるのか・・・

ボディ裏のバックルが当たる辺りに塗装剥げ処理がされています。コレくらいならそれなりな感じで

良いですがボディ下部のこの剥がれはちょっと大げさ過ぎな感じですねえ。

しっかりとMADE IN MEXICOと表記されています。シリアルからこのモデルは2010-11年製みたいです。

これでUSA・JAPAN・MEXICOの3つの違う国製ストラトが揃ったことになります。

それぞれ特徴があり個性も強くて弾いていて楽しいです。

一応新品購入と言うことでマニュアルやら保証書やらちゃんとついているのでございます。ギグバックもあるよ。

初めてのレリック仕様のギター購入と言うことで不安もあったのですが実際手にしてみると、最初

から手に馴染む感触が心地良くてキズや指紋や汗など気にせずにガンガン弾けるので凄く扱い

やすくて大正解でした。もちろん新品ピカピカのギターも魅力的なんですけどね。

肝心の音ですがテキスペとパーリーゲイツの組み合わせはさすがにファクトリーチューンだけあって最高です。

テキサススペシャルは初めてなんですがいわゆるストラトらしい音が簡単に出るしいろんなタッチに

幅広く対応してくれて包容力がある感じです。そしてパーリーゲイツは倍音の出方がハンパではなく

軽く歪ませるとサスティーンが伸びながら倍音が付加されて行く感じが素晴らしいです。

やっぱりメーカーのやる事はソツが無いと言うかテキスペとパーリーゲイツの組み合わせに脱帽です。

上から今回購入のMEXICO、真ん中がUSA、下がJAPANの各ストラト。同じシェイプであっても

それぞれ弾き心地も音色もまったく違うおもろいヤツらです。とりあえずしばらくはアミーゴとホントの

アミーゴになれるようにMEXICOをガンガン弾いて行きたいと思っております。

 

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Pignose PGG-200 & PLAYTECH AL820 Antique Brown

Pignose PGG-200 SOUND DEMOはこちら  PLAYTECH AL820 SOUND DEMOはこちら 

安ギターを2本続けて紹介します。1つ目はミニアンプで有名Pignoseから発売されているトラベルギター

PGG-200です。ギター本体に乾電池駆動のアンプとスピーカーが装備されていてこれ一本で楽しめる

小型でユニークなギターです。

ブルーの色がとってもおしゃれで形もかわいいのが気に入り購入。各部の作りもしっかりしていておもちゃ

ではなくちゃんと楽器として弾けるポテンシャルがあります。

ブリッジもしっかりしていてオクターブチューニングもちゃんと合います。PUはツインブレードタイプの

ハムバッキングで内蔵のアンプで鳴らす他、普通にシールド挿してアンプでも鳴らせます。このPUは

なかなか良く出来てると思います。結構良い音しますね。

チューナーもそれなりに出来ていてチューニングが合いにくいとかスグ狂うとか一切ナシ。

22フレットでスケールは610mmのショートスケール。気楽に弾けます。ちっちゃいです。

裏はスピーカーBOXや電池BOXがあって結構にぎやか。ネックはボルトオンタイプ。弦は裏通しタイプ!

ブタの鼻型ツマミが電源スイッチ兼VOLとなっていてひっぱると電源が入り内蔵のアンプとスピーカー

を鳴らすことが出来ます。フルアップにすると結構でかい音が出ますしフィードバックも出来て面白い。

とにかく気が向いた時に気軽にスイッチオンで弾けるのがとっても便利で気に入ってます。ブリッジ等

ちゃんと調整すればしっかりギターとして使えますしおもちゃではありません。シールド挿しても使えます。

ヘッドフォンのジャックまで付いてます。お得です。

お次は自身初のPLAYTECHからAL820 Antique Brownです。見た目はAXLのBadwater1216そっくり。

このユニークなギターのSOUND DEMOを載せて見ました。

と言うかヘッドロゴが違うだけでPUも含めて同じ物のようです。 ブリッジなどの金属部分が独特の

アンティークな質感の仕上げに合わせてボディもネックもFadedフィニッシュで渋い一品です。

最近(2013年10月)AXLのBadwater名でサウンドハウスから販売開始したようです。

ピックガードはなんと金属で出来ています。ボリューム・トーンノブの配置が少し変ですが操作性は

慣れれば問題ないでしょう。何しろ13800円なんですから値段を考えたらこの質感はスゴイです。

何処を見てもしっかり作ってあって最近の安ギターの実力を見せ付けてくれます。フレットや各部の

作りもそれなりに丁寧でダメダメな部分がありません。もちろん何万もするギターに較べたらチープ感

満載なんですがとにかく13800円です。立派です。

セットネックの加工も仕上げも文句のつけようがないくらいの精度です。

控え目なPLAYTECHロゴがかわいいヘッド部分。チューナーペグも精度・感触ともに合格点。トラスロッドの

感じはまだわかりませんが現状ネックはまっすぐでしばらくは調整の必要はなさそうです。

ネック・ボディ周り共にバィンディングが回されていますがさすがにここはチープな感じが漂います。セットネックの

差し込み角はボディトップ表面の仕上げアングルによって起きてるように見えるだけでしっかりマイナスアングルが

ついていてGibson等と持ち替えても違和感ありません。弦高は1.2mm-1.5mm程度にセッティングして見ましたが

とりあえずビビリ等はなく優秀です。

ボディトップ・バックともにマホガニーと言うことですが見た目はそれなりな感じです。3つか4つ

くらいのピースにて張り合わせてるようです。内部は最近の某高級ギターのように中空構造にはなっていない

ようでソリッドマホガニーそのままっぽい重さは4.2kgあって結構ずっしりな質感です。前回のGibsonと比べたら

800gも重たいのでその重さがSOUNDにも良い影響を与えているかも?

指板は一応ローズウッドとなっています。見た目はそれなりに綺麗だし弾いた感じも悪くないですね。弦交換の

時にでもローズウッドオイルでケアしてみます。結構黒くてイイカンジに仕上がるかもしれません。

フレットの処理はこの値段のギターの中ではダントツに丁寧でした。

安ギターで有名なPLAYTECHブランドから発売されたこのAL820。ユニークで面白いギターだと思います。

PUは多分AXLのものと同じEMGデザインのアルニコピックアップらしいのですが、結構粘りのある音を

出してそれなりに使える感じです。アース処理がやや甘い感じでハムバッキングのくせに弦やブリッジから

手を離すとノイズが乗るのはご愛嬌。しばらく遊べそうなギターに出会いました。

 

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Gibson Les Paul Studio 50's Tribute w/Humbackers Stain Gold Top Dark Back

Sound Demoはこちら

2012年最初の一本はGold Top仕上げが渋いLes Paul Studioの50's Tributeモデルです。

以前から欲しかったゴールドトップのレスポール。スタンダードはかなり高価なので少ないお小遣いでは

なかなか購入まで踏み切れずにいたのですがそういうお父さん方のためにGibsonが出した答えが

このモデルなのかも。3分の1の値段でこんなカコイイギターが買えるなんて夢のようです。

廉価版とは言えそこは本家Gibsonですからどこにもショボイところはありません。PUは490R/498Tの

組み合わせでカバー無しタイプ。ここはカバー有りでBURST BUCKER TYPE1/2あたりだったら最高

なんですがそれはまたこれからのお楽しみと言うことにしておきます。もちろん490R/498Tの組み合わせ

だって良い音でございます。重量は3.4kgでした。中空構造で軽いです。

ヘッドロゴは廉価版お約束のシルクスクリーンですがペグは上位モデルと同じタイプかと。

チューニングのフィーリングはとても良い感じでそこは安ギターとはレベルが違います。

ナットの溝切りがやや浅く、ローポジションでの弦のテンションが高めな感じです。しばらく

様子を見てからですが要調整かもです。ナット幅、弦間ピッチとも他のレスポールと変わらず。

指に馴染んだ感触です。弦高はデフォで12F1弦1mm、6弦1.5mmと言うセッティングでした。

それだけにナットの溝切りの高さだけが少し違和感ありました。

ネックの組み込みやエスカッションの取り付け、ピックガードの収まりなどどこにもおかしな所はなく

近年いろいろ言われてるGibsonギターのクオリティですが廉価タイプにいたるまで品質管理はかなり

しっかりして来ている様です。(高級タイプは知りませーん)

BridgeはTune-O-Matic。触りなれたオーソードックスなタイプで調整しやすいです。

指板ですが木材資源枯渇の危機が迫るこのご時世にGibsonが出した答えがコレです。Baked Maple。

メイプル材を焼成して硬度を高めたものと言う感じでしょうか。見た目や手触りは定番のRosewoodと

特に変わりはないように思えます。硬さや音に対する影響等は自分程度のギター弾きにはワカリマセン。

これはこれでアリだと思います。高級ギターには高級材料を使って頂き、廉価版には新素材をガンガン

投入して安くて良いギターをどんどん供給して欲しいです。


ボディバックはダークな仕上げでボディ材の継ぎ目とか気にならないお気ラク仕様です。

サテン仕上げの表面をじっくりと見てみたのですが自分の目には一箇所しか継ぎ目がわからず

2ピースかもです。実際はもうちょっと端材をつぎはぎしてるはず。

ネック裏もボディバックと同様にサテン仕上げになっていて新品時の手触りはサラサラで凄く良いです。

使い込むうちにこれがどう変化してくるのか気になるところではあります。ネック材はMahoganyで

気になるネック形状は"Studio 50s" Rounded Profileと言うことで60'スリムテーパーよりは気持ち

太いですが特に違和感なくとても握り易く弾きやすい断面形状だと思います。と言うかフツウデス。

そう言えば最近のGibsonと言えば配線に基板を使いピックアップの接続もコネクターを使用して

ハンダレス仕様になっていると言うことで早速裏フタを開けてみました。おーいるいるGibson基板。

確かにピックアップもトグルスイッチへの配線もジャックへの出力も全部基板を介してコネクター

にて接続されております。これが一般的になったらピックアップ交換もあっという間に出来て良い

ですよね。音に関しては我々素人には違いなんてよくわかりません。

純正のギグバック付。フェンダーのギグバックに較べて素材はうすめでそれなりな感じ。

確かにスタンダードと較べたら塗装仕上げや各部の作りこみなどで値段が安い分

劣っている部分もあるのでしょうが、全体に漂う雰囲気はサスガにGibsonのレスポール

モデルと言う感じで押し出しは充分。手にしたかったゴールドトップ仕上げと言うことも

あり大満足の一本になりました。コストパフォーマンスは高いと思います。

 

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Fender Pawn Shop'72

Fender Pawn Shop'72 Surf Greenです。これはFender Japan製ですが海外向け仕様となっていて

国内販売仕様とは細部で異なっています。まずボディカラーですがこの色は国内向けのモデルには

なくて、そこが自分にとって大問題でした。つまりこのモデルのこの色を見た瞬間にこれ欲しい!と

一目惚れしてしまったわけで、それからが大変でメーカーに発売予定を問い合わせてみたり、

ショップに取り寄せ出来るか確認してみたりどうにかして手に入れようとしたのですが特に業界にコネ

があるわけじゃない一般ピーポーにはなすすべがなく、どうしようもありませんでした。

 

こうなったら海外のショップから取り寄せるしかないのでとりあえずAmazon.comのアカウント取得。

さすがにアメリカのアマゾンにはこのモデルはゴロゴロ売っていましたが日本向けに出荷してくれる

ショップが見つからず(丁寧に探せばあるのかもしれませんが)さっくりあきらめて今度はeBayの

アカウント取得、連動してPAYPALのアカウントも作ってようやく準備万端。ほぼこのギター買うため

だけに取得したようなものです。

 

それから安心出来るセラーさんの物色からはじめ、商品の値段や日本までの送料も含めての総額

の比較やら納得行くまで検討して、手に入れようと決心してから苦節3ヶ月、ようやくこの11月末に

発注の運びとなったわけです。

 

何しろはじめての海外通販なのでいろいろわからないことや不安なことがありましたが注文完了して

から約1週間で無事我が家に配達されました。不安と期待が入り混じりつつ梱包を解きながら

とにかく無事に届いてくれて良かったと安堵しました。

USPSの配達記録はこんな感じでした。

                   2011/12/08 
                   Label/Receipt Number: CJ19 836- ---U S
                   Class: Priority Mail International Parcels
                   Service(s): International Parcels
                   Status: Delivered

                   Your item was delivered in JAPAN at 3:30 pm on December 08, 2011. 

                   Detailed Results:

                   Delivered, December 08, 2011, 3:30 pm, JAPAN 
                   Arrival at Post Office, December 08, 2011, 4:50 am, JAPAN 
                   Customs clearance processing complete, December 07, 2011, 4:18 pm, JAPAN 
                   Customs Clearance, December 07, 2011, 11:00 am, JAPAN 
                   Processed Through Sort Facility, December 06, 2011, 9:46 am, JAPAN 
                   Processed Through Sort Facility, December 02, 2011, 11:47 am, ISC CHICAGO IL (USPS) 
                   Arrived at Sort Facility, December 02, 2011, 11:47 am, ISC CHICAGO IL (USPS) 
                   Dispatched to Sort Facility, December 01, 2011, 6:07 pm, MIDLAND, MI 48640 
                   Acceptance, December 01, 2011, 12:30 pm, MIDLAND, MI 48640 
                   Shipment Accepted, December 01, 2011, 12:30 pm, MIDLAND, MI 48640 
                   Electronic Shipping Info Received, November 30, 2011 

 

ミシガン州にあるこのセラーさんは(ショップです)購入手続き完了翌日には発送手続きしてくれて

その翌日にはシカゴ空港に到着。ここから即日飛行機に積み込まれればあっと言う間に日本に

到着するのですが、そううまく行く筈もなく空港で3日ほど積み込み待ちとなったようです。12月6日

に関空に到着して7日に通関完了→国内発送となりその翌日に配達されて来ました。

海外からと言っても普通にダンボールの箱に入って配達されて来ました(当たり前か)税付と言う

シールが貼ってあり、配達の日本郵便のおじさんに国内の消費税分の税金を支払ってから受け取りました。

楽器には関税はかからないので消費税分だけです。

このモデルにはハードケースがついてなくギグバックだけなので気を使ったショップさんがしっかりした

ダンボールを2重にして送ってくれたようです。

2重の箱からギグバック入りの本体が出てきました。おまけは特になし。弦くらいサービスしてと

言えば良かったかなあ。でも英文メールに自信ないし・・・

発泡スチロールの養生材でくるまれたギターの登場です。簡単なような梱包ですが、輸送に伴うスレ

とかキズとか一切ありませんでした。年末の大混雑の時期を少しずらしたのが幸いしたかもです。

姿を現したブツを前にしばし感慨にひたりつつ細部を点検。問題となるような不良な箇所は一つも

見つからずに検品合格。実物のサーフグリーンのボディカラーが思ったとおりの色で良かった。

テレキャスターシェイプのヘッドとゴールド色のロゴ。国内仕様のロゴは写真で見る限りシルバー色っぽく

見えます。(実物を見てないので確証はないですが)

ネックとボディの接合部も丁寧にしっかりと作られていてさすがにMade In Japanです。仕上げもキレイ。

ネック裏にはしっかりとMADE IN JAPANの文字が入っています。日本発のギターをはるばると

逆輸入したことになります。ご苦労さまでございます。値段的には国内モデルの価格に輸入時の

消費税や送料も合わせてプラス3000円くらいで済みました。シリアルはT012xxxとなっています。

ピックアップですが日本仕様のものとは違います。これもこのギターが欲しかった大きな理由です。

フロントにWide Range Humbucking Pickup、ブリッジにEnforcer Humbucking Pickup搭載となっています。

ブリッジ側のPUのエスカッションに固定してるビスが片側2本となっていて国内仕様のそれと違って

います。フェンダーのハムバッキングPUは詳しく触ったことがなかったので非常に楽しみです。

Pawn Shop'72のボディの特徴はこのFホールです。ボディがくりぬかれた構造になっていてソリッドな

ギターとは一味違う音色となっています。

ブリッジはボディに固定されているハードテイル仕様で70's-Style Hard-Tail Stratocaster Bridge。

アームをほとんど使わない(使えない)自分はこのブリッジは扱いやすくて好きです。弦高やオクターブ

の調整が簡単なのも嬉しい所。

ネックは3点止めでマイクロティルト仕様になっています。詳しくはわかりませんがネット上で見た

バラしたネックとボディの写真を見ると国内に流通しているジャパンの他の3点止め仕様ネックとは

少し違うように思います。こちらは接合部に埋め込まれてる円盤状のモノがでかいような。

テレキャスターと同じような弦の裏通し仕様となっています。

ペグは国内向けのGOTOHロトマチックタイプではなく70s Style "F" Tuners となっています。動きは普通。

この辺にこのモデル対するこだわりが感じられると思います。

フレットのRはRadius: 9.5" (24.1 cm)となっていて良い具合で弾きやすいです。フレット数は伝統の21Fで

Medium Jumboスタイルとなっており押さえやすいです。仕上げももちろんキレイで文句なし。

この辺はやっぱりそこらの安ギターとはクオリティの差があります(当然でしょ)

写真だと少しわかりにくいですがミントグリーンのピックガードが実にかっこいいです。

コントロールはマスターボリュームとRotary pickup blend controlになっていてクリック感のある

センターにすると両方のピックアップから、左右に回し切るとそれぞれフロントとリアのピックアップ

が出力されるようになっています。途中で止めるとその位置で前後のPUの出音がバランスされて

出力されます。トーンコントロールはありません。使ってみましたがこれはかなり使えると思います。

まずセンターポジションでの音がつややかで良いです。フロントは甘く、リアはガツっとくる音で

歪ませてもいけそうです。大音量でテストしていませんがアンシミュで録音した感じでは好印象。

 

苦労して手に入れたFender Pawn Shop'72モデルですが色・形・サウンド・弾きやすさ共

期待にたがわず非常に素晴らしいギターでした。大のお気に入りです。

Pawn Shop'72 のSound DEMO1 DEMO2 

 

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Fender USA Vintage Stratocaster '57

長年愛用しているビンストの57モデルですが1プライのピックガードの端部が歪んで来たのとPUを

固定してると思われるゴムチューブの劣化で高さ調整がし難くなって来たので一度バラしてスプリング

に交換したいのとついでにピックガードを別のもの、出来れば3プライで57タイプのものがあれば交換

しようと計画、ヤフオクでちょうど良さそうなピックガードを見つけたので早速実行しました。

バラしてみると案の定ピックアップを支えてるゴムが劣化して固くなっていてよろしくない状態です。

90年製のストラトですがパーツ類は結構きれいなままでした。今回はスプリング入れ替えと

ピックガード交換のみで無改造です。と言うかイジる気はありません。

あまりきれいとは言えないザグリ部分です。切削面のささくれや塗装のムラ等仕事が粗いです。

ピックガード交換作業なのでくっついているパーツを全てはずして行きます。ポット類も案外きれい。

全てのパーツをはずして元の場所あたりに収めておいて新しく装着するピックガードを仮置きして

みます。ヤフオクで購入した激安57モデルピックガードですが、ビス穴の位置やPUの開口部、

端部の処理に至るまでは全て完璧でびっくり。これは案外すんなり装着出来そうです。

あっと言う間に装着完了。さくさく進みすぎてピックアップスプリングの写真とか撮り忘れました。

Vintage Whiteカラーにべっ甲ピックガード、最初はどうかなと思っていたのですがこうして見ると

案外良いかも。ついでにくすんでいたビス類の頭も全部ピカールで磨いたのでピカピカに。

ビスを手に持ち磨く頭にピカールを少量つけて広げた布の上でこすりつけると簡単に磨けます。

せっかくなのでアームも装着して記念撮影。いつもはつけていないアームですがストラトには結構

似合いますね、と言うかこれが本来の姿なんですが。しかしダメ元で購入したこのべっ甲PGは

大当たりでした。何しろ1500円の激安だったんです。3プライで結構厚いので安心感もありますね。

 

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PRS SE Custom 24 25th Anniversary

PRSの廉価版SEの25th Anniversaryモデルです。イエローで派手なキルトトップが目を引くギター

ですが、お高いホンモノUSA製に比べるとTOP面は平板でキルトトップとは名ばかりの薄〜い

ツキ板を貼ったフェイクな仕上げとなっています。でもまぁ見た目はゴージャスです。Korea製ですが

作りは結構しっかりしていて細部にわたって丁寧な仕事です。

購入した個体のキルト柄は極上とは言わないまでも結構美しい模様で(ネット上でかなり探しました)

適度に下品で派手で気に入っています。お下品最高です。このギターは新品で買いました。

こちら側からみてもキルト柄がしっかり浮き出ていて主張しています。メイプル材の模様は角度に

よって強く浮き出たりあまり見えなかったりするのでどの角度からもしっかり見えることが大事です。

ボディバック材は3ピースのマホガニーで組まれています。ネックジョイント部分の仕上げも美しい

とは言わないまでもしっかりとした仕事でどこにもアラはありません。ネックはメイプルの3ピースで

やや幅広ですが薄めで弾きやすいシェイプだと思います。24フレットを生かすためのボディシェイプ

によりラクに最高フレットまで指が届いて実用になります。この辺はとてもよく出来てると思います。

この25th Anniversaryモデルにはバードインレイが施されています。本物のアバロン貝であるはずも

なくプラスチック(Pearloid)でございます。しかし仕上げはとてもきれいで小鳥好きな自分は見てるだけで

嬉しくなって来ます。

ペグはPRSの刻印があるフツウのタイプ。動きもスムーズで不満はありません。

ブリッジはPRSのオリジナルタイプで形は本家USAモデルと同じですが材質や部材の精度等は

かなり違うようです。それでもオリジナルの状態でしっかりとフローティングされたセッティングで

送られて来たしアーミングもスムーズなのでこのギターには普段使わないアームを練習もかねて

常に装着しています。

さて購入してからしばらくノーマル状態で満足していましたがしばらくすると改造したいムシが騒ぎ出し

とりあえずリアピックアップ交換から作業開始。

取り外したPRS SEのVintage Bass Humbuckerです。MST-600の改造で使ったPUがこれです。

ネットで検索してみると特に高級なPUではなさそうです。

ダンカンなら定番のJB等がリアに良さそうなんですがヤフオクでTB-14が手ごろな値段で出ていた

ので思わず落札。

トレムバッカーは幅がやや広めなのですが特に問題なくエスカッションに納まりました。ブリッジとの

弦間隔の適応も特に違和感なさそうです。

リアのピックアップ交換で一応満足していたんですが次に気になり出したのがペグです。これも

ヤフオクでGOTOHのマグナムロックが安く出ていたので思わずポチってしまいました。こちらは

交換前のオリジナルペグです。特に不具合もないのですが・・・

気がついたらペグをはずしていました。どうしたんだろうと思っていたら・・・

GOTOHのとってもきれいな新品マグナムロックが到着しており・・・

あっという間に装着完了しておりました。新しいペグは動きはもちろんですがポストが短めなので安定

していて、更にロック機構により弦交換がラクラクとイイコトづくめです。純正ペグとほぼ同じ形状なので

ネジ穴が見えることもなく美しく簡単に装着出来るのもいいです。

マグナムロックも装着して満足して弾いていたのですが気がついたらこんなものが到着していました。

音家の直輸入にてSH-2が安かったのでついポチってしまったようです。記憶がないのが怖い。

どうせならリアもフロントも同時に交換する方が作業がラクなのですがそんな計画性などは

あいにく持ち合わせておりません。フロントPUの配線を通すのにリアもはずさなければならずで

2重手間でございますなあ。フロントPUのザグリに謎の引っかき傷ハッケン。後あまりキレイな

仕上げじゃないのは見えないトコだからNPというかの国の特質でしょうか。

それでも作業はサクサクと進んで無事に交換完了。フロントとリアとボビンの色のバランスが変?

そんな細かいことはあまり気にしない方が宜しいかと。とりあえず前後ともセイモアダンカンに交換

した結果は大変満足の行くものとなりました。SH-2とTB-14のバランスは思いのほか素晴らしくて

切り替えると前後のPUのキャラが良く出るようで弾いてて楽しいです。

いよいよPRSイジリも終了かと思っていたのですが、PU交換する時に気になった4芯になっている配線。

コイルタップにして見たら?面白いかもよ〜などと言う悪魔の囁きが聞こえたような気がしたので思わず

ベルデンの配線材を注文。同時にミニスイッチも調達していたのでした。

さすがに今回はボディに直接手をかける改造なので慎重に穴をあける位置決めをしてマスキングテープ

を貼ってマーキングした後、木工のキリを使いポイントを彫ってから細い2mmのドリルから3.6mm→4.2mm

→6mmと径を大きくして行きボディ材がチップするのを回避しました。結果的にはそこまで慎重に

ならなくても大丈夫そうでしたが、欠けてしまったら取り返しがつきません。無事に6mmの穴が

キレイに開きました。

ON/ONのミニスイッチを2個取り付けました。フロントとリアを別々にタップする仕様にしました。

ハンダ付けは超ヘタククソなので公開はしたくなかったのですがちゃんと配線して音が出るように

してると言う証拠のために公開します。(そんなこと誰も気にしちゃいませんよね)

この状態がノーマル状態でスイッチを手前に倒すとそれぞれがタップされます。タップ時の音ですが

これがまた結構なサウンドでフロントのSH-2の音は本当にシングルっぽくてAmplitubeで録音して

みるととても良い感じでした。タップ付への改造は確実にサウンドバリエーションが増えますし

元のサウンドは変化しないのでオススメ出来ます。スイッチさえつけられれば改造及び配線は

簡単に出来ると思います。

PRS SE Custom24 25th Anniversary Sound DEMO1 DEMO2

 

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Greco EG800

1975-6年製のグレコEG800です。初めて買ったエレキギターなので思い出深いです。

リアPUはディマジオのDP-100初期型へ76年当時に交換後ずっと使ってきましたが

去年(2010年)前後ともピックアップの交換を思い立って実行しました。

取り外したディマジオDP-100。グレコオリジナルのU-2000と逆性なのでセンターポジションでは

フェイズされてカッティング時には結構具合良かったりしました。

70年代中期の初期型モデルは現在のディマジオとは刻印が違っています。ヤフオクにて新しい

オーナーさんの元へ旅立ちました。

こちらはフロントのグレコ純正PUのU-2000です。さすがに貫禄ありますね。

古いグレコPUの年代判別方法ですがネット上の情報によると1977年ごろまでは5桁で 

最初の数字がピックアップを製造していた日新音波〜MAXONでのピックアップコード 

2番目が西暦の下1桁 

3番目の数字と記号がその(組み込みをした)月 

4/5番目が日付 

と言うことらしいのでこのPUは1975年5月23日生まれと言うことになるようです。

ギター本体にはシリアルナンバー等一切ないのでこのピックアップの製造と同じ

時期にギターに搭載されたと考えると自分のEG800は1975年製と言うことになります。

このU-2000もヤフオクにて新しいオーナーさんの元へ旅立ちました。元気にしてるかな。

フロントのザグリ部分です。さすがにネックはディープジョイントではありませんが、使われてるTOP

の木が見た目にも分厚くて良さそうな材料に見えます。

リア部分のザグリです。TOPはプレーンな木目のメイプル2枚合わせでとてもシンプルですっきりした表情です。

分厚くて堅くて昔の国産ギターもモノによっては良い材料を使ってるようです。当時EG800は定価8万だった

ような気がします。それを中古で6万くらいで買った記憶があります。

オリジナルのピックアップに代わり搭載するPUはGibsonの490Rと498Tにしてみました。これも

オークションにて手に入れました。

中古ですがかなり程度の良いブツで、PUカバーのメッキもとてもキレイでした。

無事装着完了。サウンドはオリジナルに比べて骨太でゴリっとした感じの音に

変わり、そういう音が欲しかった自分にはとても満足行くものになりました。

ただこうやって古い写真をみたりするうちにオリジナルのPUやディマジオの初期型

も手元に残しておけば良かったかもとちょっぴり後悔しています。

GrecoEG800改 Sound DEMOはこちら

 

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Fender Japan ST72 US

Fender Japanのストラトです。USビンテージPU搭載の72年モデルで色はOCR(オールドキャンディ

レッド)です。ヤフオクで程度の良さそうな中古を見つけてゲットしました。

Crafted in Japan Q0 + 5桁の数字表示なので2002-2004年の製造かと思われます。年式のわりには

キレイでフレットも減っておらずあまり弾きこまれていない感じです。ネックもボディもしっかりしています。

個人的にはフェンダーと言えばラージヘッドとこのロゴなんです。リアルタイムであこがれていた世代。

もちろんフェンダーUSAの72年モデルがホンモノなのですが、今まで一度もフェンダージャパンの

モデルを手にしたことがなかったのでとても興味があり購入しました。値段も安いですしね。

ペグの弦処理がルーズなのはこれは落札して送られて来た直後の写真だからです。この処理だと

うっかり触ると弦が突き刺ささったりして危ないので早速弦交換します。手持ちのストラト系にはずっと

09-42ゲージだったのですが試しに10-46ゲージを張って見ました。バリっと鳴る感じがしていいかも。

ペグはGOTOHのロゴが入ったものでやはりフェンダージャパンらしさを感じます。動きはスムーズで

文句のつけようがありません。

フレットも指板のアールもごく普通の感じで大変手に馴染みます。ネックの太さは細めで握った瞬間

手に吸い付いてくるような感触で素晴らしいと思います。フェンダーUSAのST57モデルと比べると

細身で弾きやすく感じますね。

ブリッジは11.2mm弦間隔のビンテージタイプでイナーシャブロックはとても厚くてしっかりしています。

送られて来た時はキレイにサドルが並んでいてオクターブがズレていたので弦交換時にしっかり調整。

スプリングの引っ張り強さも調整してフローティング量もちょうど良い具合になるようにしました。

中古の場合調整が必要なのはもちろん、ブリッジ等の小さなネジ類がナメてダメになっていないか

心配なところですが今回は非常にコンディションが良かったです。(もちろん良さそうな個体を

探して入札するのですが)

全体のバランスがとても良くて気に入ってます。このオールドキャンディレッド色がまた渋くてお気に入り。

弾いた感じは凄く弾きやすくて10-46ゲージでもスムーズでしかもパワーもあります。音色ですがPUに

本家USビンテージモデル搭載だけあって芯がありながら繊細な音も感じさせていわゆるストラトらしい

サウンドを聞かせてくれます。初めてのフェンダージャパン、なかなか良いです。このまましばらく無改造で

弾き込むと思います。お気に入りになりました。

Fender Japan ST72 US Sound DEMOはこちら

 

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Mavis MST-600

Mavis MST-600です。HSHレイアウトやボディの木目、バインディング等安ギターの中でも高級感

のあるGuitarです。実際各部の仕上げも美しくしっかり作られていて満足出来ます。

フレイムトップが美しい木目を見せています。たとえ薄板だとしてもプリントではない天然素材の

表情はやはりキレイです。塗装の仕上げも文句なし。

ペグはグローバーが採用されていて凄くスムーズにチューニング出来ます。文句なし。

ナットはプラスチック材だと思われます。溝切りもこの個体はまあまあでした。やや深過ぎかも。

MST-600の弱点はやはりピックアップでしょう。パワーはまあまあですがそっけない感じの鳴りで

弾くほどに交換したくなって来ます。

2点止めのシンクロトレモロブリッジですが、1弦側のポストが最初から少し傾いていてさすがの

安ギタークオリティ発揮です。オクターブもキッチリ合うのでしばらく静観することにします。

MST-200に比べてアームが使えそうなのでフローティングでセッティングします。

バインディング処理は結構丁寧で段差等もなく他の安ギターとの差別化に一役買っています。

ややピンボケですが何と12800円の安ギターのくせにネックにフレームがうっすら浮かんでいてびっくり。

さて気になるピックアップですがPRS SE Custom24のピックアップをダンカンに交換したので元の

ピックアップが1Set遊ぶことになりそれを移植することに決定。早速作業に入ります。さすがに

弁当箱ザグリではなくちゃんとした形でザグってあり、導電塗料も塗布してあります。

MST-600の配線部です。安ギターはまあこんな感じでしょう。

PRS SE Custom24についていたリア用Vintage Bass Humbuckerです。このままつけるのも芸がないと

思い、別にクロームのカバーを装着して高級感を出す作戦です。

フロント・リアともうまくカバーが装着出来ました。結構高そうにみえて自己満足に浸ります。

こういうところがチマチマと改造する楽しみでもあります。

裏側です。本来ならカバーとPU本体とをハンダ付けするのですがきっちりハマっているので

そのままで行きます。ノイズ等発生して問題があればその時に対応する予定。

ハンダ付けは超がつくほどの素人なので配線作業は苦手です。何とか誤魔化して完了!(のはず)

センターのシングルPUは今回交換せずですがまた不満が大きくなれば交換するかも。

何とかフロント・リア共に問題なく装着出来てとりあえず完成。

カバーを装着したPUとピックガードの開口がビミョウに合わずヤスリとサンドペーパーでかなり

時間をかけてすり合わせしました。この作業が一番時間がかかったかも。VOL・TONEノブは

お約束のメタルドームタイプに交換。段々クロームクロームして来て狙い通りになって来ました。

元通りにピックガードを装着して弦を張って完成!なかなかうまく仕上がったようで満足。

うーんブリッジも加わるとクロームメッキが目立ちすぎてちょっと悪趣味な感じになったかも知れません。

まあでもそれが当初の目的だったのでこれはこれでアリかも。音の方ですがPRS SEのピックアップも

それほど良い音でもない廉価版なのでびっくりするようなサウンドにはなりませんが、元のPUに比べたら

かなりのグレードアップになったのは間違いないところです。(と思うようにします)

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Mavis MST-200

 

Mavis MST-200です。送料込みで5980円だったので購入して見ました。しっかり梱包されて送られて来た

ブツはとても5980円とは思えない佇まいで目の前に現れました。もちろん全体的な雰囲気は安ギター

そのものなのですがボディやネックの加工、組み込み精度などしっかり作られていて目に付く欠点や

欠陥等ありません。たいしたもんです。

ネックはやや幅広な感じでしっかりしています。フレットの処理は安ギターの標準的な感じでギシギシ。

端部の処理はまあまあです。ローズウッド指板は見かけはとてもキレイでOK。Rはフラットな感じです。

ペグもしっかりしていてチューニングが不安定ということもありません。ナットは相当ショボイですがとりあえず

グリスアップで様子見です。

ブリッジもごく普通の6点止めのシンクロナイズドトレモロです。こいつは後からブリッジを固定して

アーミングなしブリッジにします。アームはほとんど使わないのでチューニング精度優先です。

バックパネルを外して見るとやはりそこは安ギター。チープな匂いがプンプンして来ます。限界まで

薄いイナーシャブロックが涙を誘いますが、それでも仕上げなどキレイなほうでしょう。

イナーシャブロックとボディザグリの隙間に手持ちの適当な木片をピッタリハマるようにサンドペーパー

でシコシコ少しづつ削りながら加工します。少しナナメになっているので加工に時間がかかりましたが

なんとかピッタリと収まる様に加工出来ました。後で取り外すことも出来るように接着固定はしていません。

お次はピックアップ交換です。ピックガードを外して見るとザグリは見事なお弁当箱です。同じMST-200

でも弁当箱型ではないザグリの個体もあるようなので、製造時期や作られた工場等の違いで仕様に

バラつきがあるのは安ギターの宿命なのでしょう。潔く弁当箱の方が改造する場合にやりやすい

と言う面もあるので一概にどっちが良いとは言えないでしょうね。

MST-200のピックアップです。配線はいかにも適当に取り回してる感じだしポット類も安ギター標準型

の小さいモノが取り付けられています。安く改造する方法としてはピックアップ裏の磁石にダイソーで

買った同じような磁石をもう一つくっつけると言う荒業があるらしいですが、自分は試したことはありません。

ヤフオクにてフェンダージャパンPUをセットした配線済みのピックガードを調達。コンデンサーもオレンジドロップが

奢られていてポット類もフェンダージャパン純正品になっています。配線材はベルデン。

回路はスペシャル仕様になっています。ボリューム・ハイカットトーン・ローカットトーンとなっておりローカット

のツマミはプッシュプルになっていて引くとフロントとセンターがシリーズ接続されてハムバッキングに

なります。セレクターでセンター・リアシリーズも出来ます。

キレイに収まりました。Volノブやセレクタースイッチは後からブラックに交換予定。プッシュプルも

ストラトのハットノブだと引っ張りにくいのでドーム型に交換します。

MST-200改造モデル完成しました。ブラックのスイッチノブとドームノブはまだ装着出来ていません。

仮にシルバーのドームノブをつけてみました。肝心の音ですがフェンダージャパンのPUは優等生で

無難な感じでおとなしいです。USAのように暴れないので使いやすいですが、もう少しパンチが欲しい

ところ。シリーズ接続させるとそれなりにパワーのある音になって面白いです。安ギターをいろいろ

思い通りにイジって遊ぶのは楽しくてハマります。

Mavis MST-200改造モデルのSound DEMOはこちら

 

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