クチ 9クチトンネル 2007/1/15
到着した。
まずはいかにしてアメリカ兵と戦ったのかを描いた
ショートムービーを鑑賞。なんと、戦闘中でもありながら、
農作業を怠らず、自給自足の生活をを送っていたのだ。
これはB52が爆弾を落とした爆心地。この写真ではわかりにくいが、
直径10mほど地面がボール状にえぐれていた。
絨毯爆撃後に兵隊を投入するのはアメリカ人のもはや伝統芸?だ。
そしてこれがトンネルへの入り口。手前の石に穴が開いているのは空気穴だ。
穴はそんなに大きくはない。アメリカ人はでかい奴が多い。
ベトナム人は大柄ではない。そんな事情らしい。ちなみに内部は
蟻の巣のように三層まであり、深さは最大で9mにも及ぶ。
トンネルを辿っていくと、メコン川にも出ることができたそうだ。
こうやって蓋に枯葉を乗せると、ハイ消えた!
もう入り口がわからないのだ。
「このような入り口が無数にあります。日中はアメリカ兵が
そこらを歩けるけど、夜になるとどこからともなく現れて襲撃を受けます。」
まさに、神出鬼没。
「だから、ベトナム帰りのアメリカ兵は頭がおかしくなります」
言っちゃったよ…。まあ、事実なんだろうが。
これは塹壕にある入り口。そりゃあ銃撃戦の最中にいなくなり、
別の場所から出てきたら、びびるだろう。
中央の黒い穴が空気穴だ。
実際に入ってみた。
暑い、信じられないほど蒸し暑い。そして狭くて、息苦しい。
中腰でやっと歩けるほどのスペースしかない。
外よりかは安全だったかもしれないが、とても長時間
対応できる環境ではないことがわかった。
トピックス |
ご意見、ご感想、ございましたらこちらまでご連絡いただければありがたいです