ホイアン 30ホワイトローズ 2007/1/17

ホイアンと言えば3大名物だ。

それは「ホワイトローズ」「揚げワンタン」「カオ・ラウ」の三品だ。

「ホワイトローズ」は米粉で作った皮にえびのすり身を詰めて蒸したもの。

「揚げワンタン」は豚ミンチとエビのすり身を黄色い皮で包み揚げた物。

「カオ・ラウ」は米製の麺だ。

連泊を決めたのはこの三大名物料理のためでもある。

昼はまずい弁当を食った。夜2食でも、朝がホテルのビュッフェなので、

後1品食えないではないか。もっとも理由はそれだと言ってもいいぐらいだ。

とりあえず、ホワイトローズから攻めることにした。

店名はその名もずばり「ホワイト・ローズ」(White Rose)。

ここはなんとホワイトローズの製造卸元なのだ。

1日約3000個ものホワイトローズがここで作られている。

1日白薔薇3000個。

これはまさに

食・在・白薔薇

と言っても差し支えないだろう。

「地球の歩き方」にも日本人へのサービスが良いとある。

やや街中からは離れていたが、ホテルからは近かった。

ゆるやかな坂道を登るとようやく見えてきた。

これはすごい店に違いない。

見えた!あの看板か!!

 

「見せてもらおうか。1日3000個のホワイト・ローズ製造卸元の性能とやらを!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

どこのスナックですか?

大分、不安になってきた・・・。

 

 

 

 

これが1日3000個の生産量を誇るホワイトローズ生産風景だ。

あのモニタから作業指示が出ている訳ではない。

あれはタダのテレビだ。テレビ見ながらにして1日3000個だ。

侮りがたし。こうしている間にも飲食店経営者らしき人物が

何人も仕入れに訪れていた。

とりあえず、ビールを注文したのだが、

撮影するのを忘れていたようで素材がない。

ウェイトレスが再度やって来た。

手には「地球の歩き方」の最新版。

私が開いていたのと同じページを開いている。

「COLUMN ぜひ食べてみたい!ホイアン三大名物」のページだ。

「あんた、ホワイトローズかい?」

「はい。」

「揚げワンタンも食べるだろ?」

あ、揚げワンタンもあるのか?

「はい、揚げワンタンも食べたいです!」

2品も頼んでしまった。

これがホワイトローズ。うむ、なかなかの弾力。

これはここでしか食べることができないのであれば、

食っておきたい1品だ。

ビジュアルもまさに白いバラのようだ。

 

こっちが揚げワンタン。包み揚げではなくあんかけになっていた。

近いの物で例えるならば、ナチョスだろうか?

ただ、ナチョスよりも揚げ物がボリュームがあり、

あんかけはやや甘辛とした味付けだった。

パイナップルも入っている。

ハンバーグにパイナップルが乗っているのは邪道と

考えている人は辞めておいた方がいいだろう。

包み揚げバージョンもあるのならば、そちらもチャレンジしたかった。

だが、もう腹いっぱいで食えない。

疲れもたまっていたので寝ることにした。

トピックス
「ホワイトローズ」は『ホワイトローズ』以外のお店でも食べることができます。
ここが製造卸元なので、味付けに多少差はあるかもしれないですが、
どこで食べてもそう変わらないでしょう。

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