ホイアン 33恐怖のナイトライフ 2007/1/18
夜も更けてきた。夜景って撮影するの難しいな。
ホテルに併設しているbarへ。
ちょっと南国気分を味わいたかったのでピニャカラーダ。
ここは外国人観光客向けなのでやや高め。
1杯400円ぐらいだった。
バーテンさんが話しかけてきた。名前は忘れてしまった。
現在35歳で息子と娘がいる。な、なんと最近、日本に関心があると言うではないか?
結構、親日な人が多い国だな。偶然か?
ここからが大変だった。
「日本が好きです」→「日本に興味があります」→「日本語も勉強したいです」→「ちょっと教えてくれないかな?」
日本が好きだって言う人に嫌だとは言えない。
「地球の歩き方」を持ち歩いていたのもまずかった。
開いたのは旅のベトナム語のページ。
ベトナム語と日本語とが掲載されているページだ。
バーテンさんによると「この本はよくできてるね。基本的なことが載っているし。」とのことだ。
バーテンさんはメモまで用意しだした。
どうやら本気らしい。
1 Xin Chao. こんにちは
このXin Chao.と書いた横に私が発音し、その発音したのを聞いて、
バーテンさんがローマ字のような表記でメモしていた。
見開き2ページだけで28項目ある。気の遠くなるような作業だ。
さらに数字が手間取った。
いち、に、さん、よん、ごー・・・・と途中はしょりつつも1万まで説明した。
例文 あなたはなんにんかぞくですか?
答え 「“ふたり”です」
「あれ、2は“に”じゃねえのかよ、おい!」
「いや、あの、その うーん。 “ニニンデス”でOKだ!!」
「おおう。それなら簡単ジャン」
28個目を終えた後、もう疲れ果てていた。
少し残ったピニャカラーダを飲もうとしたら、蚊が溺れていた。
こんな夜もあるだろう。
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