フエ 41最後の列車 2007/1/19
15:51発 ハノイ行きSE2。
価格はちょい高めの445.000ドン
ハノイ到着時間は朝4:00。ややきつい。
途中で刻みたい所だったが、どうもガイドに載っていない。
列車が動き出すと、例によって駅員さんに
お弁当とミネ×2を手渡された。
このお弁当も最後になるかと思うと少々名残惜しい・・・、
いや、あまり惜しくない。だって、まずいし・・・。
まだ、16:00すぎぐらい。腹はさっきの宮廷料理でもたれっぱなし。
もうちょっと後で食べよう。
しばらく放置していると、駅員さんが再度覗いてきた。
「おまえ、早く食えよ」と右手でお箸を持つポーズをしながら、
ジェスチャーで伝えてくれた。
ありがとう。でも、空気の読めない奴だなと正直思った。
スープやらもあってホカ弁ぽかったので、放置しておくと
さらにまずくなりそうだ。
しょうがないので、無理やり食ってみた。
やはり不味い・・・。
それにしてもベトナムは移動に時間がかかる。
そう言えば、ホイアンまでの列車に乗った時にキムさんから
こんなことを教えてもらった。
ベトナムの線路は1つしかない。
確かに走行中の列車の左右を見渡しても線路が見当たらない。
では、南北両方から列車は発車しているのだが、
どうしているのかということになるのだが、
駅ですれ違っているのだ。確かに駅だけは線路が二股に分かれている。
時刻表を見た時に感じた違和感がこれで解消された。
なぜか南北同時に発車していたのだ。
同時刻発車だと駅ですれ違うのがたやすいということか。
もう1本線路ができたら、移動時間は本数が増えると、
運行本数が増えて便利になるかもしれない。
そんなことをぼんやり考えたり、本を読んで時間を潰しているうちに、
ハノイに到着した。さあ、降りようとしたその時だった。
おや、切符が、み、見当たらないぞ…。
「どうしたんだい」と寝台で一緒だったカップルに声をかけられた。
「いや、ちょっと切符がね…」
「オー! そりゃ大変だ!」と驚いてくれた上に一緒に探してくれた。
「あったよ!」
「おう、マジで助かったわ、ありがとうな!」
だが、ハノイ駅では何故か降りるときの改札では切符の確認がなかった。
そんな訳で、手元に切符があるわけだが、終点でそれはどうなんだろうか?
早朝のハノイは日本の冬並みの肌寒さだった。
トピックス |
ご意見、ご感想、ございましたらこちらまでご連絡いただければありがたいです