それから1週間ぐらい仕事を続けるが、軽い痛みは相変わらずある。それで、今度は近所の整
形外科へ。そして、尿検査、血液検査、手首レントゲンを回り、先生の診断。「うーん。ただの
腱鞘炎だな。注射しときます。」で大きな注射1本うってもらい終了。

しかし、全然、回復しない。それで再度整形外科へ。またレントゲンを撮って診断「紹介状書く
から県立病院へいってくれるか?」といわれ、紹介状を書いてもらい、レントゲンの写真と持っ
て翌々日県立病院の整形外科へ。
そして、そこでまたレントゲン。そして診断。「これは私が学校で勉強したキーンベック病という
ものです。症例で見るのは初めてです。」と言われ病気の説明を受ける。そして再度「紹介状を
書きますから、神戸労災病院へ行ってください。そこには専門の先生がおりますので。」と言わ
れ、また、レントゲンも渡される。
そしてまた、翌々日神戸労災病院へ。女性の先生だ。そこでまたレントゲン撮影。そして手首
の角度がどれくらい動くか計測し、握力検査。これにはびっくりした。上下の動きは殆ど動かな
い。握力は右手は60`くらいあるのに左は5`だ。そして診断「今なら何とか骨は形はそのま
まで救えます。そして、手首の骨を2mぐらい切断して圧迫を減らす手術をします。」を言われ
る。
「仕事復帰はどれくらいで出来ますか?」
「3ヶ月から8ヶ月くらいでしょう。」
「それは困ります。今仕事でトラックを新車にしたばかりでそんなに休んだら破産しますよ。この
まま痛みは我慢できるのでなんとかなりませんか?」
「そうですか。それなら様子を見ながら手首を固定する装具を作りましょう。」と言われ装具を作
った。
しかし、めんどくさいので結局殆ど装着しなかった。