日本蜜蜂を飼う

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                     降順に作成

        
日本蜜蜂の巣箱作り



小鳥の巣箱のついでに日本蜜蜂の巣箱も作ってみた 昨年近くで分蜂群を見た巣箱の準備が出来ていれば
捕獲出来るとの思いから養蜂の準備として先ず箱作り 作り方はネットから重箱式を選び一段目は180mm
巾の板を使い出入り口と蝶番を付けて点検口や掃除口にする 二段目から四段目は120mm巾を使い中に

ホ−ムセンタ−で買った6mm丸棒で十字に張り巣落ち防止にする(下右)下左は底板重箱枠すのこの内蓋
に上蓋 下の写真は蓋に屋根枠を取り付けたところ セットする場所が未定なので日陰が無ければ夏の暑さ
を防ぐ為に屋根が要る 是に桧か杉の皮で洒落た屋根を葺いてやろうと思っている 材料は山で調達できる

                                         (2010.10.29)

日本蜜蜂巣箱の仮置

私の所有地には安全に設置する場所が無いので近所他人様の土地に置かせて貰った公道に近いので
多少心配なところも有るが考えられるベストの場所を選んだつもり 中に入れる蜂も猟友の家の戸袋に
自然巣が有り撤去と捕獲をしたが一度秋に退治をしたとかで残りの数も少なく掃除機で取り込んだ蜂も
ほとんど死んでしまった 残っていた蜂蜜も以前に使った殺虫剤のせいか異臭があり食用にはならない
が囮の餌として箱の中に塗りつける分には充分と思われる 分蜂の時期も真近でこれでまた一歩前進


                         重箱は4段

分蜂を捕獲 定所に設置
        
5月12日分蜂の連絡を受け手前の巣箱を持って捕獲に向かう低い木に蜂玉があり箱に追い込む方法
では条件が悪かったのでビニ-ル袋で包み取ることにした それを箱に入れガムテ−プで目張りをして
車で4km移動して予定のこの場所に設置した女王も居ると見え安定して出入りしている先ずは捕獲成
功のようだ後は逃げられないように 住み易い環境を維持していく 手始めにペットボトルを使った雀蜂
トラップを2つ作り近くにぶら下げた 誘引剤はグレ−プジュ−スに酒と酢 砂糖を適当に加え混ぜ合す
                                (2011.5.12)
このトラップには蜂では大雀蜂しか入らない蜜蜂や小雀蜂.足長蜂は酢の匂いが好きでは無い様だ
多分樹液の匂いに集まる虫しか来ないし入り口が小さいので大きい虫は来ても 中には入れない
                                    (2011.11.11)


  トラップ                      取れた大雀蜂


日本蜜蜂養蜂 順調

捕獲してから17日目昨夜来大雨で近くの川も増水している 梅雨入りした事も有り集蜜に難儀している
と思い砂糖水の給餌と底板の掃除巣箱内の点検の為ストロボ撮影 思ったより順調に育っているようだ
一連の作業中蜂の出入りは有ったが攻撃は受けなかった 給餌後はさすがに雨の中仕事に出かける蜂
は無く中の餌を食っている模様 適当な保護は群れの順調な成長に必要かも知れない 雀蜂対策の二
個のペットボトルトラップも効率よく働いている 飛んでいる姿は見ないのに既に15匹も取れた秋の大群
対策は此れから ホ−ムセンタ−で7mmの金網が見つからないので専門店でも当ってみることにする


             (2011.5.29)


秋のスズメバチ襲来に備え

金網防護柵及びトラップを作る前述の通り何処のホ−ムセンタ−にも7mmメッシュの金網を置いて
無い5.5mmか10mmしかないので三木金物センタ-でやっと見つけた1m1790円で少し高いが
このタイプなら3個出来る 作り方はnetを参考にして概ね現場あわせで作った セットして出入りを
見ながら間口を調整したり 簡単に取り付け取り外し出来るように引っ掛けてセットビス2本で固定


                 (2011.06.14)


夏への備え

真夏の巣落ち防止に東南側に日除けすだれを設置 この場所は元竹薮なのでやたらに竹が
出てくる ある程度竹が生えている方が日陰や防風
 足元の崩れ防止に良いのかも知れない
これまでの期間に外敵もいろいろやって来たスズメバチに 蟻 ナメクジ 同種の日本蜜蜂の
集団盗蜜にも遭ったが1日で撃退 元気な群れなら守る側が有利なのかも知れない この時
は見ていても敵味方の区別は付かず手の施しようが無い これで一先ず遣るべきことは全て
方付いた 今日は私の古希の誕生日 国家は最低の時期なれど何処かに希望を見つけよう



    左から1号2号巣箱(2011.06.14)



蜜の採取準備

巣の成長が早く上から三段目の中程迄来たので一番上の枠を取り外す事にして継ぎ足しの枠を
先に取り付け(面倒なので二個)六段のノッポタワ−にして二日後に採蜜した 当日気温が高か
ったので残り巣が巣落ちしそうで心配したが何とか継続している 一連の作業一人でやる為に
 竹で三本足のクレ−ンを作り必要な所を吊るして行ったが蜂の攻撃なく予定通りに順調に出来た
 


                     三段目に至る(2011.7.3)

                      

            一段目とスノコ多数の蜂が残っている


      五段で設置(4+2-1) 周りの竹は低く抑えた


採蜜は基本的にたれ落ち法で3日程暑い屋根裏に置いた 生憎最近は気温があまり
上がらず落ちもあまり良くなかったが家の中でも蟻に集られる恐れと今日暇なので残り
はキッチンペイパ−に包み絞ったこの部分には少し不純物が混入したが是も予想通り
後はダイソ-で買った瓶に詰めラベルを作って張り完成 早速関係者に御裾分け分配



                  巣口を切り垂れ落とす



                笊にキッチンペ-パ−で漉す



               英爺の出晴蜜


一部巣落ち
採蜜の時残り巣に不安定の所が有ったので巣落ちの心配はしていたが活発に
出入りがあったので落ち着いてから点検するつもりのところ今夕まるで動きが無
いのでドアを開けて見ると落ちた巣が有り中身が空 てっきり逃亡されたと思い
落胆しつつ片付けに掛かったところで残留蜂を見つけとりあえず其のままにして
デジカメで写真を撮り落ち巣を掃除したがその時巣に居た蜂に初めて刺された


         落ちた巣中身は上の巣に移している


         残っていた蜂多分大丈夫(2011.7.8)



逃亡
一部の巣落ちは有ったものの大部分が上に残り巣の修復作業が続いていると
思っていたが今日掃除の為点検したところ巣はもぬけの空昨日まで居た蜂は
全部何処かに移動してしまった 気温の高い時期に巣を動かした為ダメ−ジが
大きかったようだ 結果的に採蜜が早すぎた 取りあえず掃除をして待ち桶に


              逃亡後の空き巣(2011.7.11)





再度巣箱の模様替え蜜蜂が好むといわれる杉皮で屋根を葺き入り口側にも
貼り付けた.まもなく分蜂の季節内外を掃除して新たに蜜蝋を塗り害虫退治
のトラップも新しくして受け入れ準備完了 自然に入居してくれれば最高だが


                                        2012.3.21

小型巣箱

昨年作った小鳥用の巣箱が空き家状態なので取り外して蜜蜂の待ち巣に改造
した 改造点は小鳥用の丸い出入り口を板で塞ぎ 下の方に7mmのスリットを
開けて蜂の出入り口とし 後は底板に丁番を付けて開けられるようにして点険
と採蜜時の蜂の移動が簡単に出来るようにした 色を地味にする為にはブロア
で焼いて焦げ目を付けタワシで水洗い乾燥後 出入り口と内部に絞りかすを焼
き付ける 絞りかすには蜜が残っているので良い匂いはするが蟻もきそうだ 
以前に作った蜜蝋も有ったのだが 見当たらないので最初に買った物を使った


            3号巣箱(2011.8.9)

            4号巣箱(2011.8.9)


巣箱移動

昨年は待ち桶(巣箱)に蜂の到来は無かった 箱の内部に蜜蝋を塗っただけでは確率が
低いとは思うが少しでも条件を良くする為近くの桜の古木の下に移動してみた地上レベル
が少し高くなるのとバックの古木との相性が良さそうなので今年のシ-ズンに期待している


                              (2013.3.26)

模様替え

山で桧皮の端切れを拾いタッカ−で貼り付けた杉皮に比べ薄く柔軟なので貼り付け易い
待ち受けの準備は成ったが今年は蜜蜂の数が極端に少ない桜にも菜花にも蜂影見えず
尋常とは思えない これでは草木の受粉にも影響するであろうし 農業には痛手になる
                          (2013.4.20)

ネオニコチロイド系農薬

1990年代から世界中で使われ昆虫防除に良く効く夢の農薬とも言われるが蜜蜂の
減少の元凶と見られ”悪魔の農薬”とも言われてヨ−ロッパでは既に使用禁止している
薬品もあり 2013年12月からEUでの使用が禁止される 良く効く農薬なので米国
や日本では使用されているようだが生態系に重大な影響を及ぼすのなら追っ付け何
らかの規制は必要であろう 先日動きの無い足長蜂の群れを見た木蓮の枝に30匹
程が集まっていて動きが無い どうも農薬の影響で弱っている様子 結局ビニ−ル袋
で包み込みキンチョ-ルで処分したが気が付けば蜜蜂以外の蜂も少なくなったようだ
                          (2013.9.14)


花の春を待たず 2014年3月17日蜂巣箱を撤去近くの川原で焼却処分した 此れ
だけ蜂が居なくなれば希望が持てないし 空き箱を放置状態に置けば虫の棲家に
なるだけなので暇で気が向いた時に 関連道具全部燃やしてけりをつけた これも
身の回りの整理の一つ いつの間にか其処ここに役に立たない財産が増え無駄な
 スペ−スを占めるようになったので最近努めて(ゴミ類の)整理処分しているところ 


此れを撤去して蜂飼い終了 (2014.3.17)

                (2013.4.20)

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