鉄砲撃ちの話

                   naturalism ,and nationalism
                

          


スラッグの弾道

散弾銃の場合遠射はほとんどあてにならないが撃つ事はある ある程度の弾道が判れば
それなりの狙い込みが出来る 自分で(射撃場で)デ-タを採ろうと思えば暇と金が掛かる
こんな時はネットを探す 幸い良い所を見つけた WINCHESTER BALLSTICS CALCULA
TOR というサイトで
銃と弾のデ-タを入れると弾道表を表示してくれる 弾の種類で合わな
いのも有るだろうが似た物を選べば近い腺は出る英語のサイトだが見たら解る又此処の
世界地図も解り易いサイトアドレスは https://ballisticscalculator.winchester.com/#!/

20番スラッグの例 12番も殆んど変わらず




外来有害動物の捕獲

猟期が終わり暇が出来たので興味が有ったアライグマの捕獲を始めた役所よりトラップを
借り近所に置いた 餌は食パン.ラ-メン.人参.魚等いろいろ試したが良かったのは業務ス−
パ−のビ−ル酵母パン 匂いが良く乾燥すれば乾パンで長持ちする 大抵腐る前に鼠や
カラスに餌だけ盗られるが 鼠取りも併設すると鼠は良く獲れる 罠の構造も不具合が有り
改造した方がよさそうだ 写真は3匹目のアライグマ ペットにしたい程可愛いが性格狂暴





狂暴な陰茎骨

手首で?まえるように雌を捉える事が出来そうな骨の有る陰茎 見たのは初めてだが
陰茎骨を持つ動物は他にも居て亀.蝙蝠.猿.等に有りゴリラにも短い骨が有るとか 頼
もしそうだが暴れて折れたら痛かろう 正に珍なる棒




猪の内油でハンドクリームを作る

内臓側に付く脂肪は熱で溶けるので普通は食わないで捨ててしまうが 精製すればハンド
クリ−ムが出来る 作り方は至って簡単 脂肪をひたすら水で炊き溶かすその時なるべく
細かく砕かないと溶け難い完全に溶けたら暫く煮立てながら不純物を取り除く 後静置冷却
すると白く固まるその時水との境界面に不純物が付くがそれを削り取り 水を替えて再度煮
る最後に固まった油を別に取り湯せんで溶かし適当に香料を加える 溶けている間に百均
で買った器に流し込み ラベルを作って貼り一丁上がり 簡単とは言え3日がかりの作業





罠猟初成果

初猟から罠のセットはしていたがなかなか掛らず12月8日に仔猪1匹12月11日に漸く大猪1匹を
ゲット 銃禁区で銃が使えず用意した槍で差し止め 運良く旨く行った 同日他の罠にも大物が
掛かったが此方は足を切って逃げていた 運が悪ければ反撃されたかも知れない 武器は此方
が少し有利だが猪突猛進のパワ−には負ける よって銃禁区の罠は引き上げて銃可区に移動





大型ナイフ


ネットで買ったナイフコロンビア安価だが大型でよく切れる 大型獣の止めや解体に重宝しているが
先日腰に下げたナイフで手が切れた驚いた事にケ−スの縫い目を切って刃が出ていた 安く上げる
為構造に雑な処がある 材料が有れば皮で作り換えようと思っていたが よく見ると部分改造でいけ
そうなので刃先の当たりにベルトの皮を切って当て合成接着剤で着けタコ糸で縫った 万一の補強
に外側を真鍮釘を打ちかしめて止めた それ以前の改造はヒルトを5mm削りハンドルの滑り止めに
鋸でチェッカリングを入れたのとエンドの板にイニシャルを掘ったこと 残る課題はフルタングハンド
ルの重さ 刃先が軽い分バランスが悪い 機会あれば太い鹿の角に替える その時テ−パ−に削り
貫通軸にしてエンドをネジ切りナット止めにする 残念ながら手持ちの角はサイズが合ない柄元で径
3cmは欲しいが2.2cmしかないので材料が手に入るまで現状で使うか ドリルで穴を空け軽量化


             買った時のナイフコロンビア


            改造後のナイフシ−ス(2017.1.12)


               
鹿皮のなめし

以前から鹿皮で壁飾りを作りたいと思っていたところ先日比較的綺麗な鹿が獲れたので皮なめしに挑戦した
鹿も冬毛は色黒く鹿の子模様が見られないがこの鹿幾らか見られたので慎重に皮剥ぎしなめし処理をした
方法は ネットで見つけた焼き明礬と塩を半々に混ぜ皮裏にたっぷりと塗りつけ新聞紙で巻いて10日程放置
すると言う簡単な方法 他の方法は薬品が簡単に手に入らない町の薬局には明礬すら無い やむを得ず焼
 明礬で代用したが防腐効果は充分有る筈で軟化用にはキッチンの古いオリ−ブオイルを塗りこんだがこれは
余り物を使っただけ 有ればヒマシ油が良いらしいがヒマシ油も植物油  代用は効くだろう で一応は出来た



                               (2014.3.19)

今年初の青首

最近は四つ足猟が多かったので真鴨の青首に出会ったのが二度目 前の時は逃げられ捕獲ならず 此れ
も池に落とした後止め矢に四発を要した 連れの雌は笹藪に落ちたが這われてしまった 五号弾は弾もれ
は少ないが少し遠いとダウンジャケットを貫通しないので捕獲出来ない事がある しかし20番の銃で五目猟
となれば五号弾ぐらいが最適と思っている 適合弾には人其其持論があるが早い話 好みの問題だと思う

                                                        (2013.12.10)


                      


鹿肉の燻製

冷凍庫の底に残っていた鹿肉をか片付けた食ったのは私だが食えるようにしたのは妻君先ず骨付きの若鹿の
肉は醤油で煮込んだ後焼いて食ったが予想以上に旨かった  これで気を良くしたのか次は刺身用の鹿肉を
適当なダンボ−ル製燻製器で燻製にした 以前に試した事が有るが旨く行かず燻製器も行方知れずになって
いた 今回は旨く出来たので製法を聞いた 以後その製法 先ずは肉を塩麹に一晩漬けるその後燻製器で3
時間燻し半日天日で乾燥した結果は写真の通り表面真っ黒中まで火は通っている食う時に塩胡椒で味を調
整すれば酒のツマミに良い 途中気が付いたが古いスモ−クチップは煙が出ないようだ 案外桜の小枝で作る
方が早いかも知れない 後で探したら以前使った燻製器が出て来た来猟期は妻君が是を活用してくれるだろう
                                                                                                        (2013.9.22)







今年獲物

久しぶりの大物100kg近くの雄猪見事な図体だが運搬解体には苦労する 特に皮剥ぎは皮下脂肪が硬く
皮と切離すのに難儀する 板(バン)と呼ぶ肩の脂肪はナイフを受付ない 普通はその部分は捨てるが薄く
切って水菜と炊けば皮クジラのような食感で旨いらしいが何分にも切るのに骨が折れる大物はそんな食材
だが生きている時はもっと厄介体力に自信があるのか犬で追っても逃げずに反撃するので負傷させられる


                          (2011.12.10)


罠免許を取得した

 銃による有害鳥獣駆除では必要ないが罠で捕獲する場合は必要になるので免許を取る気になった あまり
難しい試験ではないと言われるが準備は万端整えておかないと臍を噛むことになるので 基本的な学習に
狩猟読本を読んでおこうと思ったよころ 毎猟期貰う読本を今年に限って全部破棄している 些か困ったが
 猟友に持っている人あり借りて読んでいる改めて読んでみると確信出来てない所が多々ある 侮るべからず
試験
7月6日神戸労働センタ−にて罠免許の試験を受ける 試験の始まる迄 講習を受けた猟友が問題集を見
ながらポイントを教えてくれたので万全の体制が出来た銃免許が有るので限定 問題10問だけで多分パス

果して2次試験の案内が来たので1次OK 7月20日6号台風最接近の日に姫路にて2次試験を受ける 試験
は15分で済んだが免許状を貰う迄に3時間程の待ち時間あり無事2次試験も通り免許状を受け取った 後で
考えると受験者の3分の1は満点取っているような気がする それ程年寄りの受験者は最後まで学習していた

斯くして免許は取ったが未だ罠は用意していない 出来合いを買えば簡単だが売っている製品は滅法高い
のでワイヤ−の括り罠を作るつもりは有るが何とか安く出来ないかと目下思案中なので初猟に間に合わぬ

                          
              (2011.06.14)




雪道のタイヤチエン

着けているタイヤはいわゆるオ−ルウエザ-タイヤ万能と言っても雪専門のスノータイヤに比べるとグリップ
能力が少し劣る 普通の雪道では敢て必要ないが新雪でラッセルする時などにはチエンは有効なのでこの
時期山に入る時は用意している ついで簡単なチエン装着台を木で作った 構造は6cmX7cmX30cmの
木台の真ん中にチエンが遊ぶ程の溝を作る 使う時は台の上にチエンを置いて その上に車を移動させる
直接チエンを踏みつけないので融通が利きチエン装着が楽に出来る 普段の準備は非常時に 役に立つ


                            (2011.0201) 

この車2014年3月に手離した理由は経費削減もう1台ミラジ−ノが有り此方が燃費が良いので残し
手軽なス−パ−カブ90をヤフオクで買った山行きは専らこれを使うつもりだが寒さ対策が大変だろう

                                                      (2015.0515)

その後2年カブを使う事もなく邪魔なので先日手離した 昨年の猟期はジ−ノで山に行ったが燃費は
良いが山の悪路には信頼出来ないのでせめて四駆と思いネットで探したところ近くで手ごろなのが有っ
たので ミラジ−ノ フルタイム四駆に乗り換えた 型が同じなので無線機の乗せ換えは簡単に行き
昨日はリアフックを作り先程取り付けた 元からフックは有るがジ−ノはスカ−とが長いそのまま使えば
バンパ−が壊れるので元のフックを伸ばすように部品を作りボルト一本で取り付ける構造 材料は手持 

                                                        (2016.10.14)



                 (全天候型フルタイム四駆ミラジ−ノ)



ミラ仕様リアフック             付け足しフック
                            (2016.10.14)



漸く今年から罠猟を始める

車は軽トラの方が便利だが何とかジ−ノで賄えないかと荷台を改造後ろに寄せて 後ろから獲物を引き上
げるように脚立を改造荷台にセット 動滑車を使えば一人でもそこそこの物は載せられるようにした 何とか
目途は付いたが後は出たとこ勝負 多分改善の必要もあるだろう 罠本体は自分で組むことにして先日より
取り組んでいる 遅くなったがベテランの猟友がいるので教えを乞いながら兎も角 今年から罠猟も始める

                                                         (2017.8.12)



62kgは大丈夫                   畳んでキャリ−に

早速改造

荷台前部から直接滑車を掛けると曲がり部のロ−プ抵抗が大きく使えないので直線で引けるように25o鉄
パイプでクレ−ンを作った構造は簡単だが工作は簡単とは行かず薄いパイプの溶接にはウンザリするほど
時間が掛かった出来上がりは上々 公園で引上げのテストをしたが全て計画通りにスム−スに動いた 但
基本のキャリアが耐重量30kgとある器具と言うより屋根の強度らしい いろいろ乗っているので自重だけで
そのくらいになる この装置省力にはなるが大物には対応出来ないだろう  兎も角形は計画通り完成した

後日ヤフオクでキャリアベ−スを買い補強に付け足したその分TOPは重くなったが少しだけ心配は減った 

                                                         (2017.10.6)



左2017年8月制作時右2019年12月使用時



車乗り換え


                アルトA4駆アクセサリーは概ねamazon


新型アルトの予備タイヤ搭載法



最近の車は何処の馬鹿が作るのか不都合な事ばかり NO1はオ−トライト対処法は不法とか言って
デイラ−も教えないし対処しないが何とか考える NO2はアイドリングストップ馬鹿にしんにゅうの付く
機能だが救いはストップ機能が付いている事マメに止めれば回避出来る NO3以前から増えた予備
タイヤ不搭載の車 整備されていない道を走るには予備タイヤは必要品 新型アルトで心配したが思
いの外簡単に収納出来た 御覧の通り説明も不要だろうが スチロ−ル道具入れの邪魔な部分は切
り捨てヘッドレストは付いて無かったのでヤフオクで1000円で買い加工した バンドは手持ちを加工



オ−トライトキャンセル

最近の新型車はオ−トライトのみでキャンセル出来ないネットで検索して信号線に5Vを送る方法を試して
みたが失敗 停止中は機能するが発進するとライトが点いてしまう 幸いコンピュウタ−に悪影響は無か
ったが使えず 当初考えた明かりで騙す方法に戻り と言うのは懐中電灯で試した時に反応しなかった
是は反応に10秒程掛かるので反応無しと思ったのだがネットにLEDで騙せると有ったのでamazonで12
V4mmAのLED(コンデンサ−組み込み)を買いセンサ−内に組み込めないので単純に上から照らす方
を採った電源はアクセサリーでSWを堺するONでキャンセルOFFで本来のオ−トライト他所にも移動可



                             R5.1.23

撃ち難いコジュケイ

比較的人家の近くで生息するので見る機会は多いがたいてい5.6羽の群れで行動し 雉科特有の竦みでやり
過ごしが得意 接近すると一機に飛散する 飛行が低く短いので大抵鉄砲で狙って撃つ間が無い 今日は運
良く(鳥にとっては運悪く)高く飛んだので撃ち取れた 鶉より少し大きく鳩程の大きさだが肉は旨い筈である




                         (2010.12.28)






今猟期の仕上げ

この猟期山に精勤した割りに獲物は少なかった いつも行く猟区の生息数が減ったのと運の悪さも
有るが案外鹿のリ−ダ−が逃走経路を学習して上手に逃げたのかも知れない 何れにしろ大猟も
無かったが大過なく猟期を終えた事を喜ぶべきであろう   今年獲れた鹿角でこんな物を作った
台は古民家の廃材良く乾燥した欅の梁から斧で削り出した硬木で木目が美しい 刀架けだけでは
少し寂しいので思案の末 台に合わせて赤樫の木刀を作り直して乗せた 端午の節句に孫に贈る



                            (2010.3.29)


鹿の陰嚢で小銭入れ

毛皮の加工を考えているときに目に入った鹿のふぐり 形から見て玉入れに良い 元々玉の入って
いた袋だから鉄砲玉をいれても良いのだが装弾を入れるには些か小さいので小銭入れを作った
作り方は  生皮に塩を塗って天日で乾燥しておき 薬品処理の前に1.2日水で戻し 4%の明礬
と2%の食塩溶液に10日〜14日漬けて防腐加工する 後は毛の有る側を水洗いし天日乾燥する
乾燥皮はガワガワに硬いので手で揉んだり木槌で叩いて軟らかくする この工程は非常に原始的



                         (2010.3.08)


空薬莢で作ったペンホルダ−

ボ−ルペンの入るペンホルダ−を探している時に思いついたのが空の薬莢 磨けば綺麗に
艶光る真鍮や銅は目の細かいサンドペ−パ−で磨き更に真鍮磨き剤のピカ−ルを使えば
鏡面仕上げで材質の色が美しく出てくる金メッキと見紛う程だが日が経てば酸化してくすん
でくるので美しさを保つには時々磨いてやる必要がある船乗りはこれを日課手入れと呼ぶ
薬莢左は308win右のは30-06を使っている 銅線はФ2.5mmの電線で接合は半田付け



                             (2010.1.22)


シャベルラックを作った

荷台にシャベルを括り付けても収まりが悪く落ちないように厳重に括ると取り扱いに面倒
そこで脱着簡単で脱落しないシャベルラックを作った 参考はよくジ−プのスペアタイヤに
付けて有るシャベル 詳細に見たことは無いが多分このような構造だと思う 材料は単管
用のクリップとT字型鉄板両側を固定する木片それらを荷台パイプに4mmビスと木ネジで
固定する 締め付けナットには小さな鉄のハンドルを溶接他クリップと鉄板も溶接 手間は
掛かったが何とか思い通りに仕上がった溶接機は5000円程の100V用之も有れば便利


                    (2019.4.26)


カナダ雁

昔にはこのあたり(兵庫県)でも見られたと聞く雁も最近は見る事が無い もっとも今
では狩猟鳥から外されているのでたとえ五万と居ても 獲って食うことは出来ないが

大きな水鳥は居るだけで結構絵になる カナダ雁は渡り鳥なので夏の今時見られる
のは餌付けされ河口湖が気に入り帰るのを忘れたか自然の中で放牧飼育中なのか
岸辺に落ちていた羽にホテルのボ−ルペンを差し込んでカナダ雁の羽ペンが出来た


                                     (2009.7.7河口湖)


山田錦祭りの猪鍋

今年も恒例祭りに猪鍋を作る二頭分ほどの猪骨で出汁をとり味噌味仕立ての猪汁
祭りの人気メニュ−で出来上がると行列が出来一気に売れて行く写真は出汁取り
の間浮いたアクを除いているところ鍋の中の頭はこの後貰い受けた  目当ては
顎に付いている牙その場では外し難いので丸ごと持ち帰りその日に牙を採取した



                         (2009.3.8)


牙のペンダント

思ったより大きな牙で切り込んだ顎骨より奥迄伸びていた とりあえず牙を取り後の
頭部は友人の愛犬が始末した 筈だ ともかく持ち帰ってくれたので大助かりでした
牙も取り出せば後は簡単軽く磨いて紐穴を開ける  今回は細君の手持ちの石から
ルビ−様の石を貰い加工して取付けた白い牙に赤い石が良く映えるまずまずの出来
硬い石の研磨にグラインダ−を使うとハツルように割れるので細かな磨きは水ペ-
パ-の方が無難 大きく割りたい時は案外グラインダ−で旨く割れる 最近美しい石
が安く出ているので機会有れば手に入れておけば一寸した飾に使えて重宝である



                      (2009.3.17)


久しぶりに鹿を撃った

正確には上の待ちで撃たれた鹿が駆け下りて来るのに 3発撃ったが倒れず山を駆け
下りた走るのが速かったので自信は無かったが跡を探し 血痕を見つけたので後をつ
ける事にした谷川を渡り向かい山に登った時点ではため息が出たが跡を追って見ると
低い地点で横に切れてきたので 獲物は斃れると確信し雪の斜面を100m程歩いて見
つけたのがこの鹿半矢の鹿を跡をつけて回収したのは始めての事でやっと猟師の気分



                      (2009.1.7)


今年は雪が深い

以前からかんじきに興味があり機会が有れば(材料の)作ってみたいと思うが
先日ネット通販で安いのが出ていたので試しに購入した雪の降らないベトナム
製 多分材料の籐が有り人件費が安いので向こうで作ったのだろうか出来は
良い ただ使っている紐が安いナイロンなので結びが解けやすいように見える
次に雪山に行ったら試してみよう 



               ベトナム製かんじき(2017.1.26)



山道の搬出

雪で車の上がれない山道も獲物の搬出には雪が好都合本日の成果に足も軽い

この日朝から首筋が痛く首が回らぬ状態で帰りも意気揚々とはいかず 翌日
医師に診せると多分肩こりじゃろうと治療してくれ とりあえず痛みは取れた。


                        (2009.1.7)


貴重な獲物

苦労して歩けばたまにはこんな物にも出会えるシ-ズン中何匹も取れないが
其れゆえに宝石の如きもの  この雉は蹴爪の長い古羽で羽色も美しく剥製
にして残したい程だがこれも残すのは尾羽2本と毛鉤用に羽少し 正月には
良い出汁がとれて旨い雑煮が食える筈 楽しみにしている。(H19.12.15)



                           (2007.12.15)



有害鳥獣駆除

有害鳥獣駆除とは野生鳥獣によって農林業被害が生じている場合等において
被害防除を実施しても被害が防止できないと認められるとき環境大臣又は都道
府県知事の許可を受けて野生鳥獣の捕獲または駆除することが出来る制度

鳥獣被害を受けた者が市町村役場に被害を届け 役場は被害状況を調査して
必要と認めれば捕獲 駆除の許可を出し 猟友会等に依頼するするのが常態


 受けて資格を持つハンタ−を募り捕獲隊を組み目的地区に繰り出すことになる
カラス撃ちくらいなら夏の暑い時期も苦にならないが猪追いでは相当に応える
然これも鉄砲撃ちの勤め 長い物が無用の長物で無い証を見せる時でもある


仕留めた農場荒し



      

銃身長及び重量

12番26吋レミントン1100(下)と20番28吋SKB(上)を並べて比較する
と下の写真になる20番の銃身長を短く切り詰める誘惑に駆られたが図ら
ずも長銃身の優位を確信することが出来た 僥倖にすぎないかも知れない
が80m先の猪に有効弾が当たったので 遠い標的には長い銃身の方が
自信がもてる携帯の不利は犠牲にして切り詰める計画は捨て現状の銃身
長を維持することにした レミントンは丈夫で信頼が置けるがSKBの3.1kg
に比べ3.7kgと重い 弾3個の重量差を入れると650g程の差になる感覚
的にズシリと重いのでついつい軽い方を使う事が多くなる 特に山では
其の後
H.26年12番レミントン返納処分 20番SKBを10cm切り詰める命中率
より携行の利便を取ったその後切り詰めた銃を使っているが心配した程
弾の拡散も無く快適 24.2incシリンダーになったが鳥猟にも遜色無い.
                              (2019.7.21)



  


  
        共猟の成果

 共猟中にもたまには単独猟のような場面
 も有るが今回の猪猟は典型的な共猟に
 なった 猪に負けない犬に追われた猪を
 斜面の上の待ちが遠射で有効弾を与え
 引き返し下る猪に下の待ちからこれも遠
 射を浴びせるもこの時点では逃げた状態
 この足跡を辿りブッシュに倒れた猪を見
 つけたのは別の射手120kgの物を藪の
 中を捲り落とし谷を引きずり車に乗せ運
 搬(これには多人数の汗を要した)
 後の解体は大変とは言え死因究明の
 解剖を兼ね談笑のうちに進む是共猟
 の成果。          (2006.12.16)


     猪牙の大小

 小さい方は前年に作ったペンダント太い
 のが上の猪の牙上顎と下顎で対になる
  上顎の牙は形が様にならないので残
 さないが下は良い形をしている 顎から
 出ているのはこの牙の半分程で半分は
 顎骨に埋まって頑丈に支える構造   
 またその部分は歯髄が通っているので
 空洞になる 加工は顎骨ごと一度煮て
から骨を砕いて掘り出し掃除して穴あ
ける完成した物は家の山ノ神に奉納
して家宝になる猪年の思い出と共に


















 
 鹿のスケルトン

 念願のスケルトン仕様にした これが簡
単なようで手間の掛かる作業になった
大鍋に重曹を入れて数時間煮たあと削り
出すのだが軟骨の中から骨を削り出すよ
うなもので仕上げ迄二日掛りの作業に
なった 池の中に放り込んで一年も放置
すれば骨にはなるらしいが黒い色が付く
事も有るし仕上がりを他人に拾われるの
も面白くないので手で仕上げた 剥製よ
りも見た目がシンプルで満足している








カスタム斧

前々からインデアンのトマホ−ク
に憧れていたが既成品にはそれ
らしき形状の物が見当たらず鍛
冶屋に特注する程の執着も無い
所他家不用品の中に材料を見つ
けた斧の頭に玄翁の付いた無
細工な斧だが刃が長いので加工
可能と判断し不要部分を削りに
削った重量半分以下にして新品
の柄をつけて使える斧が出来た
          (2008.10.15) 













皮剥ぎ捌きナイフ

刃とシ−スは友人に貰った どちらも

プロ制作でなるべくそのまま使うように
柄付けを思案  何とか鹿の角で作り
たかったが手持ちの角と形状が合わ
ず黒檀の木を板に切り  削り込んで

合成接着材で張り付けた 柄の部分
にも 焼きが入っているかと思ったが
ドリルが利いたので目釘を打った飾り
程の効果だが見た目落ち着く    

シ−スは水に漬け柔らかくして押し込
み形を作り乾燥させてミンクオイルを
たっぷり塗り込んだ皮が古いせいか
よく吸収する 今後も再々塗った方が
良いだろう               
柄に付けた皮ひもは単なる飾りでは
なく使用上便利で滑り易い柄も紐を
小指に引っ掛けると抜き易い。



   

   



          久々の獲物
 
今猟期初の獲物が待望のトロフィ−もの
先日同じクラスを撃ち損じただけに喜びも
またひとしお これも待ち場を教えてくれた
猟友と 高い山を追ってくれた勢子と犬の
お陰 又とない機会なので記念に写真を
撮ってもらった
止め矢も角を飛ばさないように気を付けた
のでクリ−ンな獲物になった( 2006.1.2)

  









      ハンドメイドナイフ

 以前に猟友のアドバイスを受けて手作り
 ナイフに挑戦した 確か4本作ったが趣
 味でない限り効率の悪い作業なので以後
 製作を止めたが良い経験をさせて頂いた

 鋼材の削り出しから ハンドル革シ−ス
 の縫い迄全て自作というだけで愛着が
 有るし高価な美術品では無いので使用
 に躊躇することも無い気に入ったアイテ
 ムの一つ







             ギンナン割器
 
 今年も猟場でギンナンが拾えそうなので
 簡単なギンナン割り器を作ったダイソ−
 でアルミの灰皿を買い2枚の頭を5mm
 のビスナットでゆるく止めただけ 材料
 が丈夫なので他のナッツでも使える
 使用しない時はそのまま灰皿でも小物
 入れにも使えてあまり邪魔にならない

 ギンナンは炒っても良いが封筒に入れて
 電子レンジでボンボン弾けるまでチンす
 るのが簡単 外皮を剥くのは大変だが!






  猟場で移動する時銃を立てる銃架

 銃の固定取り外しがワンタッチでできる
 ように工夫した 左のバ−を立てて開き
 倒してロック 材料の都合で少し短いが
 機能に不足なし 一見頼りなげに見える
 がシャシ−にボルト止めにしているので
 簡単には壊れない 丁度良い場所に
 シャシ−構材の穴が有ったので利用
                (2016.09.21)
 



与太話その一  獲物を上手に獲った話はどうしても自慢気に聞こえ面白く
は無いが意外な失敗談は面白くもあり参考になる事が多いので紹介します

鳥の気絶(死んだふり)
鳥撃ちで聞くのが苦労して撃ち落し回収して猟チョッキの背中ポケットに
入れたキジが大きな羽音と共に飛んで逃げた話 間の抜けたように聞こえ
るが致命傷がなく背中で回復すれば有り得ることで似た経験を持つ人も
多いと思う 私の似た経験は山の池でマガモを二羽撃ち落し犬に回収させ
車迄ぶら下げて帰り大猟を写真に撮ろうとカメラを用意している時バサバサ
と飛び立った おっとり鉄砲で撃ったが当たらず落ちろ!と願いつつ見送っ
た 視界のいい所で点になる迄落ちなかった 教訓 敵はダウンの防弾
チョッキを着けているので意外と貫通しない留めを完全に行う必要がある

水遁の術
半矢(猟師用語で手負いの事)の鴨がよく使う戦法で羽が折れたり弾を受け
飛べない場合安全な所迄逃げる時 潜水したり極力体を沈めてシュノ−ケル
航法で逃走する 見えていてもこれは撃っても当たらないいたずらに弾を浪
費する 極め付きは葦や水草につかまり鼻だけ出して呼吸する忍者もどきも

 居て感服させられる こうなれば回収犬が居ない限り大抵はお手上げになる

雉が鴨に化けた
山には狐や狸も居るが雉が化けた?経緯はこう良いコ−スで飛ぶ雉に撃ち
かけ逃げ込んだブッシュに犬を入れたところしばらくしてバタバタする鳥を咥
えて出て来た牡雉を回収したと思いきや何と青首の真鴨 一瞬何だこりぁ
雉が鴨に化けたように思えたのは雉が逃げ込んだブッシュに半矢の鴨が居
てそれを咥えて来ただけの事 良く見れば近くには鴨の付く池が有りました

雉の水遁
撃った雉が池に落ちた この時は完全にゲット出来ると思ったが落ちた所
が葦の中回収に手間取るので追い出しにかかり都合の良い所で仕留める
つもりが追い回しているうちに遁走した 思ったより水に強い 上陸したよう
には見え無かったが 水に潜る訳もあるまい 教訓 兎に角撃ちとめろ

海鴨の匂い取り
先日獲った鴨は図鑑で確認すると(撃つ時は狩猟鳥か否かのみ確認)海鴨
ホシハジロのメス良く油の乗った中型の鴨だが焼き鳥にした匂いが強くと
ても食えないと箸が止まっている間に良く焼けて匂いも消えた 海鴨は良く
焼けば臭みが取れて旨く食える
 煮炊きした場合は経験が無いので不明

雉も鳴かずば
春になれば鳥類は繁殖期に入り美しい鴨や雉はより美しくなる そして周り
にアピ−ルする山鳥はドドドとホロ打ちをやるが 実は雉もホロ打ちをやり
一声鳴いてテリトリ−宣言をする相手は恋敵だけでなく人が居てもやるので
猟師にとっては見惚れてはいられない 猟期最後の日に運の悪い雉をゲット


肩付けで真上を撃つな
解っているがついやってしまう失敗獣では真上を撃つ事は先ずないが
鳥撃ちでは真上に被って来る事は多いその場合は早めに撃つか真上
をやり過ごしてから撃つ事 なぜなら真上では反動の逃げ場が無くまとも
に体に受ける是は思うよりきつい 先日も同じ失敗をして痛い思いをした
反動を逃がす点では木や壁に背中を付けて撃つのもよりヤバイ 経験
は無いが鎖骨を折ると言われている 立ち木を背に待つ時は要注意


   Hunting 厳しい中での楽しみを これからの世代若い人たちに是非
 知ってもらいたい 免許関連で最初のハ−ドルが高そうに見えるが健全な
  心身の持ち主なら難しい事ではない 手間と多少金も掛るが危険に見合うだけ   
 の楽しみの有る狩猟 是非体験を! 猟友会は常に健全な若者の入会を歓迎 

 人は鳥獣を殺傷することに抵抗を感じる 仏教徒なら特にそれが強いかも知れ
 ないが 只自然界にはバランスを保つため 人為的に殺傷を必要とするときが
 有りその対応も 常の備えなければ出来かねる事を理解され是非鉄砲撃ちに



銃の所持手続きはhttp://www.gunsmith.jp/
を紹介しますFAQから 詳しく説明されています




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