奥神鍋高原 豆腐三昧ツーリング トップツーリングレポート2007年>11月4日

【プロローグ】
それは、何気ない一言から始まる。
おじさん酒場(おばさん&未成年可)で、ジェイドさんが残した一言・・・・・「まゆげさん、4日ひまですか?」
妙な不安感と恐怖感と期待感を覚えつつ、能天気に「暇ですよ〜」と書き込みをした。
(一体何を期待していたのでしょうか?汗)

翌日、その企画はアップされることになる。
「奥神鍋高原 豆腐三昧ツー」・・・・・参加決定です!

続々と集まる参加者たち。
ある者は自主参加、ある者は強制参加、そして「いっちゃん」は下見参加とそれぞれの思いを胸に
当日を待つことになる。


【厳寒の地:宝塚】
当日、空は澄みわたり、気温はかなり下がっている。
集合場所は中国道西宮名塩SA、自宅から20分もあれば到着できる。
午前6時に予定通り起床したワタシは、相変わらずこっそりひっそりと準備を整え、
7時過ぎに自宅を出発。
愛車に火を入れ、無線機のスイッチを入れた途端、飛び込んできたのが、熊さんとしおやんからの無線コール。
「熊です!聞こえますか?」「しおやんです。ただ今、池田ICを過ぎ、宝塚ICに向かってます。」
楽しい一日を予感させる出来事である。朝の挨拶を短く済ませ、GSに立ち寄り、一路集合場所へ向かう。

既に集合場所には、大半のメンバーが集合していた。
やはり皆、早起きである。ツーが待ち遠しくて眠れないのか、単なる歳のため目が覚めるのかはわからないが、とにかくおじライの集合は早い。

そしてこの時期、ライダーにとって、装備は思案の為所である。
真冬に着るものがなくなると思われるほど、着込んできたのは、宝塚在住の二名だ!


ワタシは、ウインタージャケットに中綿付インナーを装着し、ユニクロ製ヒートテック長袖シャツにフリースのトレーナーを重ね着し、グローブはカイロ装着可能な本格的なウィンターブローブという重装備の臨んだ。
ちなみに、まる姉御は、下着+ばばシャツ+分厚いタートル+インナー付ウインタージャケット、下は股引きは当然として、靴下は二枚重ねだ!(注:ジェイド女史による透視情報
そんな宝塚組と対極したのが、髪の毛と同じくらい薄着をしてきたお.jr氏である。
ちなみに、髪の毛の薄いのはお.jr氏、まゆげが濃いのは私「まゆげ」、そして、
まゆげのないのは親方Jr.「ヒロ君」であった!


写真無かったので以前のパクリ (ヒロ君>ネタにしちゃった、ごめんね。)


【女帝降臨】
参加者も全員揃い、いよいよ今回ツーの企画者ジェイド女史によるミ−ティングである。
しかし、既に先導は熊さんに、写真主担当はお.jrさんに、レポ担当は私まゆげに決定されている。
とんだ茶番である!


時間的な余裕などを考慮して、自動車道は『福崎ICで降りて』下道で目的地に向かうこととなった。
集合写真を撮り、綺麗な編隊で自動車道を順調に走行。福崎IC手前の加西SAで第一回目の休憩となった。

休憩に入り、リーダージェイドさんから発せられた一言は、痛快であった!
「自動車道どこで降りるんだっけ?」・・・・・そうですね、先導は熊さんですから、あなたにとって、そんなこたぁあどうでもいいですね!リーダたるものこれくらい肝が据わっていないと務まりません、さすがです!

【50円をめぐる攻防】
そして福崎ICを降りたところで第二の事件は発生した。下道にいくはずが、熊さんを先頭に一行は
播但自動車道(有料←ここ重要!)に飲み込まれていく。
「なんで?なんでUターンしないのよ!」暴れるまるさん、
なだめるいっちゃん。
すぐ次の出口で降りることを約束し、播但自動車道(有料←ここ重要!)に入る。ちなみにこの時の通行料は1台当り50円であった。

いっちゃん「まるさん暴れてたでぇ〜、豆腐だけでなく、肉与えないとだめだね!」
熊さん「ワンコイン(50円×10台)で済むなら、それで堪忍してくれ〜」と切実な会話が無線で流れる。
これがいつもは正確な熊さんの歯車を狂わせたのか?
次は、R312の曲がり道を間違え、Uターン。しばしの迷走が続く。熊さん、ご愁傷さまでした。

山間に入り、目的地に近づくにつれ、晴れていた空には
厚い雲が垂れ込めてきた。
道の駅神鍋高原に着く頃には、シトシト雨が降り出す始末。
ここで、寒さに震えているメンバー多数。にやける宝塚の二人組。
どうやら神は我々の味方をしたようである。
再登場の宝塚コンビ

【豆腐屋 蘇武の里】
迷走という時間調整を行い、ほぼ定刻の12時にお店に到着。
ご主人の厚いもてなしを受け「一日限定20食の豆腐料理」を食することになる。

ランチメニューは、「豆腐ハンバーグ、豆腐サラダ、豆腐グラタン?、かぼちゃの煮物、ごはん、味噌汁、豆腐プリン」。
加えて、湯豆腐、ざる豆腐は、バイキング形式で食べ放題であった。
ヘルシーなあっさりとした味付けで、とても美味しく頂かせてもらった。
ワタシは豆腐サラダがとても美味しいと感じたが、皆さんは如何であったであろうか?
ちなみにコーヒーを追加で頂いて、¥1500円とはとてもリーズナブル!カラダにもオサイフにも優しい豆腐屋さんでした。

そして、我々はこのお店に実に「約2時間」居座ることとなる。
昼間からオフレコ満載の宴会状態となり、大変に迷惑な客であったかもしれない。
その中からレポに書けそうなネタを取り上げてみる。

@親方ファミリー
ランチはトレーに載せられ順次、各人に運ばれてきた。
しかし親方にとっては、息子のヒロ君の前に料理があろうがなかろうが関係ないようである。
「ちょっとぉ!先にヒロ君に食べさせてあげなよ!」と言うまるさんの言葉など聞いてはいない。
美味しそうに料理をほおばる親方に、父親の威厳と親方家における弱肉強食のルールを垣間見た気がした。
ヒロ君、君は強くなるよ!

A熊さんの優しさ
私は、レポに書くルートの事が少し気になっていた。
一応、ツーレポであり、走行ルートは書いたほうが良いと考えていたのだが、宴会が盛り上がりすぎてそんなことは言い出せない。
そんな時、こっそり私に走行ルートを書いたメモを差し出す太い腕がそこにあった!熊さんだ!
A4紙に行きと帰りの予定ルートが、綺麗に書かれている。・・・・・素敵です。素敵過ぎます。
そんな感謝の気持ちで一杯の脳裏の片隅に、熊さんを操るジェイド女史の影を見たのは言うまでもない。
ちなみにそこに書かれていた予定ルートは下記の通りである。
奥神鍋豆腐ツー 予定ルート
《往路》190km 高速走行
中国道西宮名塩〜加西SA〜福崎IC〜播但自動車道〜和田山IC〜R9〜R312〜R482〜豆腐屋さん(11:00着予定)
《復路》230km 下道
豆腐屋さん(11:30発)〜R482〜温泉(12:30発)〜R312〜R9〜遠坂トンネル〜R427〜青垣〜北近畿豊岡自動車道〜道の駅おばあちゃんの里〜K69〜K97〜K300〜R173〜K702〜ベルグリーンGC〜R372〜安田ローソン(17:00着予定)

豆腐屋さん11:30発予定!!!
我々が宴会を終焉し、実際に豆腐屋さんをあとにしたのは14時。この時点で、既に計画は崩壊していたのは明白である。

【北近畿豊岡自動車道】
既に崩壊した予定を繕うべく、我々は一路、最終目的地である安田ローソンを目指して走り出す。
R9より遠坂トンネルを抜け、北近畿豊岡自動車道を快走。このとき、まるさん操るシェルパのヘッドライトが異常なほど上を向き攻撃的に、前を行くいっちゃんを照らしていたのはご愛嬌である。
おいおい はよ行かんかい

【ホーネット吼える、そしてロケットダッシュへ】
夕暮れが近づいていたため、道の駅おばあちゃんの里はパスして、一行はR173を目指して峠道に差し掛かる。この辺りから、小熊君のホーネットが甲高いエギゾーストノートを奏でだす。
そして、K702に入り、本日最後の峠に差し掛かったその時だった、ひときわ野太い音を響かせながら、スズキGSX-R1000が集団から離脱!それを皮切りに集団は一気にカオス状態に突入。一行は、ツーの最後を締めくくる熱い走りに満喫し、午後5時過ぎ、無事に安田ローソン到着となった。

【エピローグ】
ご一緒させて頂いた皆さんに感謝を愛を込めて(順不同の一言メッセです。)
熊さん:いつも先導ありがとうございます。今回は無線会話の楽しさに惑わされましたね。
小熊君:改めていい男ですな!皮の上下スーツが決まっていましたよ!
いっちゃん:色男いっちゃんにフォーリン・ラブ♪
親方:素敵な父親の一面を垣間見ました。
親方jr(ヒロ君):強くなるよ!君は
しおやん:朝の無線での挨拶嬉しかったです。
ドクさん:実はいつもちゃんと写真を撮って頂いているんですよね、ありがとうございます
お.jrさん(にっしゃん?はげ丸君?):風邪引かないようにね(^_-)
グリ子さん:最後の峠で「行けぇええええ!」と声を掛けていたとか、、、^^;
まるさん:厚着は止められませんなぁあヾ(´▽`*)ゝ
ジェイドさん:豆腐、おいしかった!レポはこんなで良いですか?(汗)

ではでは、皆さん、次回ツーでまたご一緒できることを願って!「ご安全に!」




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