倶楽部のみなさまへのお手紙 ２００１年も本当にたくさんの中継をモニターして頂けたようで感謝しています。 僕はまんまと中継数を減らす事に成功した（あはは）年であったのですが 振り返ればサッカーに関係した番組への参加は大分増えた気がしますし、 随分たくさんの取材も受けた年だったなあ、と驚いています。 まあ、ワールドカップ前ゆえの珍事なのでしょう。 専門誌からの取材依頼は今の仕事がそれなりに評価されているのかなという点では やぶさかでないのですが、ゲーム誌や就職情報誌からも依頼があったのは意外でした。 聞けば、取材にいらっしゃった殆どの方がこのサイトを御覧になっているという…。 凄いですね、みなさん。 さて、さまざまな情報洪水の中で昨年もいろいろなよしなし言を 徒然に繰り返してきたわけですが今年の夏はいつもの夏とは違っています。 ワールドカップに向けて、ピーキングでもしてみるかな（原博実さん口調で） なんてね。 『今日、解決できない問題は明日の自分が解決してくれる』という台詞は、 ゲーム製作で御一緒したクリエーターの方の言葉で 僕はこれが相当に気にいっているのですが でも、せっかくのワールドカップに向けて 少し語彙をふやしたり、滑舌に注意したりという基本的な部分を初め アナウンサーとして、あるいは文化的なピークを初夏に持って来て もうすこし、賢く（笑）喋りたいなという ささやかな（愚かな）虚栄心が芽生えているのでした（あはは） 例えばぼくのアプローチは、コンビニを自宅の冷蔵庫代わりに思うがごとく 書店にある数々の書籍やら雑誌をひっぱりだしに行くなんて ところから始めるのが常なのです。 でも、ね。 猛烈に惚れっぽいぼくは、 これから経済の本ばかり読んでいたら… 量子学の本ばかり読んでいたら… 仏教の教典ばかり読んでいたら… 直前にマイブームを作ると すぐに影響を受けるから（笑）とてもある意味、自然体な中継になってしまう。 やっぱりこなれる時間は考えなきゃいけません。 さていったいいつからピーキングを迎えるスタートをしましょうか？ なかなか布団からでられない今日この頃だしなあ、 笑うかもしれませんが案外悩みは深かったりします。 えっ？やっぱり悩んでないだろうって？ う〜ん。 近況ですがワールドカップ開幕前にふたつのごにょごにょご…が発売になります。 う〜ん、これではなんのメッセージも伝わりませんね。 えっとゲーム関係と書籍関係です。 発売にならなかったら、このテキストはじゃわさんに消去してもらって、と…（苦笑）。 では今年も幸福な時間を共有しましょうね。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　倉敷　保雄