くらクラ大賞2006

くらクラめんば〜のみなさんの投票による「くらクラ大賞2006」が決定しました。
これまでとは投票形式を変えて臨んだ今回、
最も得票数を稼いで大賞に選ばれたのは感動のゴールシーン。ブッチギリの強さでした。

<選評>
倉敷さんの素直な驚きが判りやすく実況になっているところが素晴らしい。/奇跡的なシーンを視聴者に実に分かりやすく伝えていると思う。こういう実況を出来る人だから、こういうプレーを呼び寄せているのかなぁ・・・と感じる一コマだった。/なんかドラマを感じるから。19秒04秒の演出、ここまで把握してる実況&解説なんて日本にはこのお二人しかいないでしょうし。/あの場面は本当に鳥肌ものでした。それをより感じさせてもらったので。/これはリアルタイムで見たんですけど本当に泣けそうな・・・素晴らしいゲームでしたから。あの興奮はもしかしたらW杯並かもしれません(笑/徐々に高まる期待と興奮。そしてマンガのようなゴール!あの興奮は格別でした。/こんなドラマみたいなゴールがぁ!まさにこのひと言に尽きましたねぇ。/感動しましたー!/興奮が伝わってきます。/コメントそのもの、では無いのですが、感動的な出来事だと思ったので。/これは実況云々もあるんですが、何より場面が余りにも劇的で。。。/わたくし的ゴールデンコンビのお二人のエキサイトぶりも素晴らしかったのですが、とにかく劇的なゴールで、選に入れずにいられませんでした。/2006年で一番?盛り上がっていた場面だと思いました。お二人の表情が見たかったです。。。/これは見ていて本当に感動的でした。まさかな展開でした。倉敷さんがあれほど興奮しているのはめったに観たことがなかったのでそれも感動ということで。/この2人のエキサイトっぷりが伝わってきたから。この試合は生で観ましたが、応援シーンもとても印象的でした。しかも、こんなええタイミングでミドルが決まるなんて。しかし後半の展開は落胆しました(苦笑)/倉敷さんと金子さんの描写が手にとるようにわかったし、ちょうど僕も同じシーンを見ていて感激したから。/このビデオは何回見ても鳥肌起ちます。倉敷さんの表現力ですね。/テレビを見ている側と同じ温度で一緒にもりあがっている実況と解説だったんだろうなぁというのがよくわかるので。一緒にわくわくどきどきできる倉敷さんの実況がとても好きです。/こういう場面に合うと本当に観ててよかったなと思うと同時に倉敷さんと金子さんで良かったなと思います。/倉金コンビの興奮実況といえば、バルサを救ったリバウドのバレンシア戦ハットトリック!これはそれに勝るとも劣らない興奮度だったと思います。こういう状況を共有出来るという事が何よりも幸せですね。/06-07シーズンの倉敷さんは、どちらかといえばおとなし気味です(マインツ弱いせい?)そんな中で珍しくエキサイトした場面を是非1位にしてあげたいです。高校野球張りのドラマです。/いつも熱い応援をみせてくれるシャルケ04!感嘆符が異常に多いことも、倉敷さんがエキサイトしていた証拠では?あの試合結局、2:2の引き分けで〜後半の盛り下がり具合との対比がおもしろったので選んでみました。/これは今シーズンのドイツ・ブンデスリーガの中でも印象に残るシーンでしたから。/倉敷さんとか金子さんではなく、あのタイミング。シャルケのサポータにとって伝説が生まれた瞬間。・・・だと思ったんだけど、確か、試合、最終的に追いつかれたんですよね。お二人とも目一杯盛り下がっていたと記憶しています(^^ゞ。/放送を見て無くても報告を見てそのエキサイトな情景が想像できたので選びました!ありがとう!!報告部員の皆様!!/これを読んだだけでも鳥肌が立ちました。/試合の方は、見てないんですけど、興奮する倉敷さんは久しぶりなので。確か、日程が詰まってて再放送1回だけだったので、見えなかった試合だったと思います。/この試合は見ていませんが、報告書の内容だけで伝わってくるものがあり、思わず選んじゃいました。ブンデスリーガはどうも肌に合わないためあんまり見てないんですが、こんなすごい事があるならこれを機会にまた見始めようかな・・・。/見てないからですよ〜〜!こんなのがあったなんて、、、、がーん。見たかった、、、、コビちゃん。/何も言うことなし。とにかく見ろ!としかいえない。


「くらクラ大賞2006」

報告書No.836 “19分4秒”(by yotaroさん 2006/11/06)

06/07ブンデスリーガ第10節「シャルケ04×バイエルン」より

成績不振への抗議で19分04秒(創立1904年の意)まで応援をやめていた
シャルケ・ファン。時間が近づくにつれて手拍子が起き始めます。

倉敷「19分4秒まであと少しです。
   あそうか、でもこれは何なのかな。"プレ"って感じですかね」
金子「ちょっとここは静かに待ちましょうか」

倉敷「19分4秒。……シャルケ!」(時間と同時にコビアシュビリのミドル炸裂!
金子「ぬい〜〜〜!!!
倉敷「おおぉ!!素晴らしい!!!うそだ〜〜!!
金子「うわぁぁ!!鳥肌立ちましたよ!!」
倉敷「すごい!素晴らしい!コビアシュビリ!こんなドラマみたいなゴールがぁ!
   すごいシュートだ! いやこれゴールは『19分4秒』って書きたくなりますね!」
金子「はい!」(リプレイが映って)
倉敷「うわパーフェクト!これはすごい!
金子「これ今シーズン『1シーズンを通して忘れられないシーンその1』になりましたね」
倉敷「どうしてもCGは『20分』て出しますけど、19分4秒って書くだろうな新聞は」
金子「うわー、すげぇ……」

久しぶりにお二人がエキサイトしたところを見た気がしました。



以下、票を集めた順に

<選評>
以前の投票形式で言うところの「キャラいじり系」一票です(w /いつもながらの選手の表情良く観察している部分が素晴らしいです。/「歯が命」というお題もステキです。さすが倉敷さん〜歯磨き粉の宣伝に出られるくらいの白い歯なんて〜ファールをした一瞬をつかまえてカンナバーロって言う選手を短い言葉でうまく伝えてますよね。/カンナバーロの特徴つかんでますよね??これしかないでしょう。/ネタとしては、ちょっと古いかも?ですけど、カンナバーロのキャラが立ってるのが良くわかるコメントです。/これは納得というかんじだったので。/「そうそう!」なんとなく感じてたカンナバーロのこのキャラを、ここまでぴったり言い表してくれた感激。そしてその対局のキャラでアジャラを持ってきたところに説得力が。/この試合観てないんですけど、以前ブンデスリーガ中継で、クラッキーが似たことを言ったのを思い出しニヤリとさせられたから。あれは確か2005-2006?ブンデスのHSV対ヘルタベルリン、当時ヘルタにいたニコ・コヴァチがファウルで倒されライン傍で痛みに悶絶したシーン。あまりの痛みに思わず口を開けてしまうニコ。そんな緊迫したシーンでクラッキーが「(ニコは)歯並びキレイですねー」「芸能人は歯が命と言いますが、サッカー選手も・・・」みたいなことを言っていました。ほんとクラッキーは、視聴者を楽しませてくれます。/このやり取りは、カンナバーロを見る時の楽しみを増やしてくれました。このコンビらしさが現れていました。このやり取りはHDDレコーダーでいまだに繰り返し見ては笑っています。/カンナヴァーロのファンなもので…すみません。/「カンナバーロの笑顔が好き」というだけの理由ですが。でも、これ、カンナバーロは、ほめられてるわけじゃないから、フクザツ・・・/カンナバーロ、たくさん賞もらっておめでとう。/「アジャラ」に一票!/アジャラけっこう好きなのでつい同意してしまいます。/アジャラに例えたのが面白かった。/素直に笑いました。で、アジャラがかわいそうだなともw /倉敷さんらしさとウィットと、少しの毒。ここでアジャラをもってくるところがさすがでしょう。本当は好きなんだと思いますが。/いっつも悪役の象徴として引き合いに出されてしまうアジャラ兄さん。でもきっとそこには倉敷さんの愛があるはずと信じて。(マドリディスタだった私がアジャラ兄さんに嵌ったのは何しろ倉敷さん・金子さん両名により悪キャラ設定に因るところ大なのです。)/アジャラの話題が倉敷さんから久々に出て嬉しい。爽やかなワルのカンナとの対比が面白いです。/ほんの少しだけ昔のリーガの放送当時のやりとりが蘇ってくるような金子さんとのやりとりでした。リーガ放映時のバレンシア戦なんかの放送を聴いていた人にとっては懐かしさも。/人を馬鹿にしているのですが、それが馬鹿にしていないように聞こえてしまうところがこの人の良さですよね/これぞ真骨頂といいますか、選手の人柄にいきなり毒づくのって、あいかわらず業界内で倉敷さんと土居さんくらいだと思う。偏見?そんなもんもたれるほうがわるいんじゃー!くらいのキモチで言いたい放題がんばってほしいです。


「キャラいじりが得意で賞」

報告書No.838 “歯が命”(by スーペルクラシコさん 2006/11/23)

UEFAチャンピオンズリーグ『レアル・マドリード×リヨン』にて

前半30分、カンナバーロが反則した場面で。

倉敷:カンナバーロのファウル。
   カンナバーロいつも僕この人は頭いいなっていうか、ずるいなと思うのは
   文句言った後でニコって笑うんですよね。
金子:男前にニコって、やられたら。
倉敷:そうなんですよね。それも、なんていうんですかね。
   歯磨き粉の宣伝に出られるくらい白い歯みせるんですよね。
金子:はい。これがアジャラみたいな選手がやったら
倉敷:アハハ(笑)
金子:一発で紙なんですけどね。
倉敷:そうですね。損だなあ



<選評>
倉敷さんの素晴らしい所はその知識量もさる事ながら、それを瞬時に実況にフィードバック出来る事だと思うのですが、これはまさにその典型だと思います。ネタの質もテンポも文句なしですね♪/うまい!この一言につきます。/こういう、コネタでこれでもかと畳みかけるのは倉さまの芸風の中でも特徴的なものかと思うので。/倉敷さんらしいネタで、なおかつ畳み込むような攻め。大好きです。/これぞ、クラッキー流のたたみ掛け。落ちまでの流れ、イメージ見事でございます。/これも連打系ですが、起承転結があるところがすごい。/オチまであって素晴らしい!/倉敷さんならではの瞬発力、構成力の感じられるコメントです。金子さんがまたうまく引き立て役に回っている感じでよいです。/出たっ、という感じの黄金コンビ節。倉敷さんの前にこんな実況はなく、倉敷さんの後にもおそらく出ないであろう。空前絶後って大袈裟か。/これぞ金子倉敷コンビというようなやり取りで聞いててニヤリとしてしまいました。/「この二人にしかできない実況」という感じが一番強くしたので。/掛け合いが面白すぎる。話の流れもよどみなく、芸術とも言える(笑)/いつもはああ言うのは無視してしまう金子さんがノッて来たのには驚きました(笑 んでちゃんと最後まで行って・・・素晴らしいお話でした。/この話題で笑ってしまうと年がばれてしまう、、、けどわかるほうが楽しい。という典型的なネタ。/山本リンダさんはリアルタイムで知っているので、「次はこうくるな」というのが分かって楽しかったです。/展開が読めたものの、そこを裏切らないところも好き。/予想通りの展開ですが、それもまた安心して笑えます。某懐メロ番組で観た山本リンダの若さには圧死しました。/前回の「おそ松くん」と一緒なのですが〜年代が近いからでしょうか…みょーに親近感があるんです。言い出したら完結しないと納得できないプロの性って言うんでしょうか…さすが、プロと思わせる技(?)がすばらしいです。/あらかじめ用意してるのかな?こんな場面があったら使おうとか。感心しますよ実際。たまに、コアすぎることも話すから気が抜けないですね。/おそらく、普段から持っている「ネタ在庫」の1つなのでしょうね。金子さんの通常のトークから三段論法(笑)にもっていくあたりはもはや秀逸でしょう!/倉敷さんの遊び心が最も表れていると思います。/やっぱり「バルセローナ」ですよ!!


「技ありで賞」

報告書No.819 “山本リンダ”(by えあっちさん 2006/04/15)

バルサTV UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2nd leg バルサ×ベンフィカ戦

後半開始直後のやりとり

倉敷「バルセローナのですね、ここまでのコンディションというのを
   金子さんはどうご覧になります?」
金子「悪くはないですね」
倉敷「クラシコが間にありましたけど」
金子「はい。悪くはないのですが、
   どうにも止まらないというような印象はちょっと薄れてきている感じはしますね」
倉敷「そうですね。どうにも止まらないけど、
   どーでしょう。ジンジンさせてくれるでしょうか?
金子「あんまりさせてくれないですねぇ」
倉敷「させてくれない。狙い撃ちな感じはありますか?」
金子「ありませんねぇー」
倉敷「困っちゃうなはありますか?」
金子「ありますねぇー」
倉敷「ありますか(笑)」

山本リンダのヒット曲で話を繋げ、きっちりオチつける。上手い。



<選評>
まさに私の気持ちを代弁してくれていたので。どんぴしゃりの実況でした。/メッシがビブスを脱ごうとしたとき、私も「メッシ、脱げ!」と思ったほど。ファンの心理をガッチリ離さない倉敷実況らしさが出ている。/観客の期待感をそのまま表現した感じもあり、マラドーナもしっかりいじる所がサイコーです。/テレビの前のサッカーファンの気持ちを代弁し、更にディエゴへの言及も忘れない。もうひとつの黄金コンビの素晴らしさを味あわせてくれました。/みんなが思っていることを自然に口に出す事が出来る感性。そして、マラドーナが出てくるであろう事を予測する能力。サッカーのピッチだけではなくそれを取り巻く環境をよく理解しているからこそ出来るコメントだと思います。/リアル・タイムで観てましたが、タイムリーなディエゴ探しとそれに呼応するかのような映像。/倉敷さん原さんと一緒にディエゴを探す楽しさが伝わります。「いたー!やっぱり」(笑)/マラドーナが本当にメッシのおとうさんに見えて、爆笑でした。/ディエゴ・・・おいしすぎ・・・。ゲラゲラでした。/もぉ笑った笑った…。/はしゃぐ二人が目(耳?)に浮かびます。/倉敷さんが脱げ脱げ言うのも可笑しかったし、私もディエゴが父兄みたいだと思ったので(笑)。/どこまで脱ぐか、ドキドキしちゃった。/いやもうただだた、この場に実際に居たってそれだけです。すみません。はるか遠くの実況席にいらっしゃるのを双眼鏡で見つけた時の喜びと、最高に楽しかったこの試合が私のドイツ2006年の思い出です。/やはり《マラドーナ》だからです(笑)/マラドーナがはしゃいでる姿はよく流れてましたからね。良い意味でも悪い意味でも思い出すあの喜ぶ姿。/あのオッサン(マラドーナ)の醜い映像を何回W杯で観たでしょうか。メッシ、後継者としてなるにはサッカーの部分だけなってくれ〜って感じですね。/セルビアがボロボロ過ぎて見るに堪えない試合でした。「ディエゴはどこだ」いやぁ、サッカーファンのツボを心得ている辺りは、流石です。


「笑っちゃったで賞」

報告書No.826 “メッシ、脱げ”(by 街の人気者さん 2006/06/18)

アルゼンチンvsセルビアモンテネグロ戦より

続いて、後半メッシが出そうだ、という期待の中でカメラはベンチを写していない状況で

原 『メッシ行くんじゃないですか』
倉敷『メッシ出そうですね、呼ばれましたね』
原 『会場もなんとなくその雰囲気を感じて盛り上がってますからねぇ』
倉敷『ええ』
原 『まあ、使いやすいですね、この状況はねえ』
倉敷『そうですね...メッシ、脱げ、脱げ、脱いだ。ビブスを脱ぎました』
(いよいよマクシに代わり登場の場面)
倉敷『セカンドハーフ29分、リオネール・メッシ、初めてのワールドカップ』
原 『出ましたかぁ』
倉敷『ディエゴはどこだ
(直後にマラドーナの映像になり)
倉敷『いたー!やっぱり
原 『あー、喜んでいる。ただのお父さんみたいですね』
倉敷『そうですね』



<選評>
やはり、原さんとの掛け合いの妙といいますか、全ての試合で面白かったのですが、このイングランド代表の表現は最高でした。/これもヒロミとのやりとりですが、パンからソーセージを返されてビールと繋いで「おかわり」といくところがなんとも。/掛け合いのリズムがよかったのと、やっぱり原さんと言えば食べ物でしょうということで、なんか、ぴったりでした。/最後の漫才素敵です(笑)。でも、またしばらくこのコンビが‘聴けなくなる’のはホント残念です(涙)。/原さんもいいキャラになってきたところだったのに。。。現場復帰は惜しすぎる。。!/Wカップイヤーそして原さんとのコンビ。倉敷さんが思うFWに対しての思いも垣間見えている実況だと思います。/イングランドの、見たら打つ!という攻撃の勢いに「パンがあったら喰う!」「ソーセージも食べる!」(笑)っていう表現がピッタリだったので。 /「このイングランド代表はキャラが立っています」の一言に納得!/「このイングランド代表はキャラが立っています」というフレーズがしびれました。「ビールもらったら飲む!」のくだりも楽しいです。日本代表もキャラ立ちしてほしい!ということで。/「クラウチ、クラウチ、君はどうだ、クラウチ」にやられました。あと、最後の畳み掛けるようなたとえの応酬にも。/定番ですが「ご褒美」という表現は良いと思う。/久々に倉クラきました。/これは。。。このテンションの解説は間違い無くW杯のそれもスーパーゴールでしか見られないと思いました(笑 /倉敷さんが壊れながら?実況するのは数少ない。今年は当たり年?/よく漫画に出てくる「脳みそ=筋肉」の体育会系キャラたちがお馬鹿なノリで暴れているシーンが連想されて笑えました。/意味不明な例えをさせると抜群ですよね。意味不明だけにたまに抜群といえないこともありますけどね。/こういう気持ちが日本に足りないんですよ。/ドカーンと一発ばかりで、単純でつまんないと思ってたイングランドも、こういう見方もあるのかと目からウロコでした。/プレミア好きでジョー・コール好きなので、これは嬉しい。/ドイツを堪能している倉敷さんの姿が目に浮かびました。


「名コンビで賞」

報告書No.830 “教訓:パンがあったら喰え!”(by じゃわ 2006/06/22)

スウェーデンvsイングランドより

前半、果敢に攻めるイングランド。しっかり守るスウェーデンという中、
ジョー・コールがこぼれ球をボレーで叩いてミドルシュート。
倉敷:ジョー・コーーーーーォォオオルッ!
原 :(かぶって)お〜〜〜〜
倉敷:ゴーーーーーーール! ジョー・コール!
原 :すげ〜〜〜。すごいな、いまのは。
倉敷:ジョー・コール。34分。
原 :はぁ〜〜〜、すごいゴールですね、これは。
倉敷:挑み続けて来た結果として、ジョー・コールはゴールというご褒美をもらいました

その後もゴールチャンスと見たら遠くからでもシュートを放って行くイングランド。
倉敷:ランパーーーード! 狙ってますよねぇ、原さん。
原 :もう、みんなね、打てるときは打ってますよ。
   だから面白いんじゃない、イングランドのサッカーって。
倉敷:そうそう。
原 :わかりやすいよ。打てるときは打つ、勝負するときは勝負するとか、
   クロス入れるときはクロス入れる。これかな、日本代表に欠けてんのは。
倉敷:ほんとですね。見てくれよ、っていうね。
原 :こういうシンプルな、ね。
   ジョー・コールだけじゃなくて、俺もシュートあるぞ、っていうね。
倉敷:ルーニーとランパードがガツガツしてますもんね。
   (中略)
倉敷:クラウチ、クラウチ、君はどうだ、クラウチ
   (中略)
倉敷:このイングランド代表はキャラが立っています
   (中略)
倉敷:十重二十重の波状攻撃。
原 :ほんと見ててわかりやすい。
倉敷:ですね。見たら打つ
原 :そう。もうちょっとでも空いてたらゴールが見えたら打つ。
倉敷:パンがあったら喰う!って感じですよね?
原 :ソーセージも
倉敷:食べる! ビールもらったら飲む!
原 :わかりやすいわ、これは。
倉敷:それで、おかわりもいっちゃうっていう、ね。




<選評>
マガト監督のアップが長いと言うだけで、お母さん出してくる発想に脱帽です。個人的にはイチバン好きかも。/金子さんのクドイですねの一言にこう返せるのは倉敷さんだけ・・/こんなコメントができるアナウンサーが他にいるでしょうか?(笑)聞いてて思わず笑いました。/よく瞬時にああいう言葉が出てくるなあと思い、とても倉敷さんらしいと思ったので。/クラッキーらしい、ピッチとは関係ないところでのふとした瞬間のおもしろさが表れるコメントだったので。/単純に大ウケ。/単純に面白すぎる(笑)「彼のお母さんでもない限り・・・」というあたりの気の利いたコメントっぷりが素晴らしい。/思い出して爆笑したから。私も観てた時は長いなーと感じました。素敵なクラッキーのちょっとビターな一面がうかがえたシーンでした。/お母さんでも、クローズアップの長さは勘弁してほしいというか。/これはいいっすね。最近のブンデスの中継はわけわからない抜きが多かったりしますので、こういうコメントがあると間が持ちます。


「倉敷さんらしいで賞」

報告書No.820 “カメラワーク”(by スーペルクラシコさん 2006/05/07)

『カイザースラウテルン×バイエルン』
前半18分50秒ごろの映像にて

倉敷「フェリックス・マガト監督です」
このあと25秒ぐらい監督のアップが映って
倉敷「今日は長いですね。アップの時間が
金子「クドイですね」
倉敷「はい。
   彼のお母さんでもない限り、こんなに長くは見ていたくないような気がします
金子「う〜ん。なかなか喜んでくださる方は少ない絵だったでしょうね」




以下、報告書No.837“ムニャムニャ感”(by yotaroさん)、
報告書No.828“お代はいかほど?”(by 街の人気者さん)の順に票を集めました。


番外

さて。2006年といえばW杯でした。覚えておいでですか?
日本代表サポーター的には思い出したくもないけれど
くらクラふぁん的には記憶にとどめておいた方がいい、ということで特別賞に。

<選評>
倉敷保雄という人間の思いが実況に出た試合だと思います。柳沢のあのシーンの「あれ〜!!」やロスタイムの「審判ジャマ」というあのセリフ、日本のサッカーを実況する人間の中で自然に口にすることのできる人間は倉敷さんしかいないと思います。/ブラジル戦全体の実況として一票入れさせてください。倉敷さんの喜び、怒り、哀しみ、プロ意識、そういったものの全てが凝縮されているような気がします。埼スタのPVで見ていたんですが、倉敷さんのおかげで最後まで声援を送ることができました。/一人の日本人として、あのブラジル戦をゴール裏で生観戦していた一人として、玉田ファンの一人として。報告書を読み返してみると、今でもあの前半がよみがえってきます。倉敷さんに実況していただいてよかったと〜つくづく思いました。/ノミネートはされていないですが「蹴球源流」での金子勝彦さんとの対談。倉敷さんの実況に対するこだわりを少し垣間見ることができたような気がしました。


「特別賞」


スカパーでの「2006W杯 日本代表戦」の一連の実況「蹴球潮流」での金子爺との対談




以上のとおり決定いたしました。
ご報告してくださったみなさん、そして投票してくださったみなさん、ありがとうございました!


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