くらクラ大賞2004

くらクラめんば〜のみなさんの投票による「くらクラ大賞2004」が決定しました。
貴重な一票を投じてくださったみなさん、ありがとうございました!


<選評>
金子さんとの掛け合い(?)も面白いんですが、倉敷さんの言葉に「アドフォカートは憎いはずだ」と思い(笑)私怨噴出倉敷さん(笑)あっぱれです。/アドフォカートに対してストレートすぎ(笑)/恨みすぎです。/なんかホントにアドフォカート監督への熱い想い(?)が伝わってきます…。/倉様のみならず金子さんの思いまでが熱く伝わって参ります(笑)/頷きながら見てましたー。/ボクもオランダとボルシアMGファンなので・・・。なんか凄く気持ちを代弁して貰っている気分でした。/『墨汁たらされた.』金子さんのこの一言が全てを物語ってますよね./倉敷さんの落ちではないけど「墨汁」にうなってしまいました。/金子氏の切ないオチがいい味出してます。やっぱこの二人の空気、面白いなぁ。数年前の毎週末に味わっていた、まったり感が詰まった雰囲気なので、懐古趣味からこれを推します。/やっぱり倉敷さんと金子さんの掛け合い漫才が一番面白いですので! 金子さんのウェットなコメントをなんとか持ち上げて明るい雰囲気に持ってこうとしてドツボにハマッていく様が秀逸。/金子氏とのコンビがやはり最高ですね/やはり、倉敷&金子コンビ復活を記念して!この2人におまかせすれば、安心というか、危険というか、我々が待ち望んでいたのは間違いないですね!!/倉敷・金子コンビ復活大賞!っということですね。/この試合はボルシアMGが負けて金子さんのコメントが試合経過と共に少なくなって倉敷アナの一人旅の時間が増えました。その中でも、しっかり実況してくれた倉敷アナを賞賛して大賞に選びました。/アドフォカートに対して『負のパワーを持っている』との評価は、的を得すぎています。オランダ大好きの倉敷さんを敵に回し、更にはボルシアMG大好きの金子さんを敵に回すとなると、今後の放送はいろんな意味で楽しみです。/お2人のコンビネーションが絶妙だと思います。ただ、バイエルン戦のようないい試合では、こういうコメントが出てこないってことで、凡戦ゆえに出てきた名やりとりかな、というのはちょっと残念なんですけどね。


「くらクラ大賞2004」

報告書No.769 “恨み節その2”(by じゃわ)

ブンデスリーガ 第15節 ボルシアMG vs ハンブルガーSVより

試合終了直後のコメント。

倉敷:えー、大変な勢いで評価を上げているのがトーマス・ドルであれば、
   評価を大変な勢いで下げているのが(苦笑)アドフォカート監督ではないか、と。
金子:評価は下がり、怒りは募り、って感じでしょうね。
倉敷:怒りは募り(笑)えぇ。これで2連敗。
(中略)
倉敷:ウインターブレイクまで無事に過ごせるか、という
金子:ダメだな
倉敷:ダメ?(笑)でも、強いチームをつくるために我々はやってきたと言ってましたけどね。
金子:(ため息)希望が見えない
倉敷:そうですか。では、希望は次節のカードにつなげることにして(笑)
   次節の対戦カードを紹介することにしましょう。
(中略)
倉敷:さて。ブンデスリーガ第15節。えー、金子さんの神通力通じず。
   金子さんの神通力以上に、アドフォカート監督は負のパワーを持ってるような気がして(笑)
   僕は別にですね、アドフォカート監督憎いとかそういう気持ちはないんですけど
   オランダ好きとしてはですね
   代表はユーロでのあの戦い方は納得できないことばっかりだったんですよ。
金子:うん。
倉敷:で、グラードバッハの監督になって、あー金子さんの好きなグラードバッハに
   何か影を落とさなければいいな、というふうに、そこはかとなく思っていたんですが。
金子:影というか、墨汁たらされた感じですよね。
倉敷:(笑)

*次点は、報告書No.711“かっぱえびせん vs アゴ無し婆や”(by じゃわ)でした。


各部門賞は、以下の通りです。

<選評>
食べ物ネタは基本ですね!/そば、ってのがなんか好きです。/そば粉ですよそば粉。うどんじゃないところがポイントですね。/普通の人は滅多にやることのないそば打ちにさらっと例えるあたり、独特のセンスを感じます。/下ごしらえからいきなりそば打ちに飛ぶ発想が素晴らしいと思います。/下ごしらえ、と出ただけで蕎麦にまで話が及ぶあたり、あいかわらず回転速いですよね。/表現が最高だわ。「ゆでる」までは、15分でやらなきゃいけないのにね。ぷっ。/No.720とどっちにしようか迷いましたが、「いつまでも下ごしらえ」というのにはまってしまいました。/下ごしらえをしている。というのが、この後に期待を持たせる表現で、流石だと思います。/そば打つ→茹でる以外にもいろんな「流れ」を知っていそう/ いら〜っとなる場面での可愛い例え方ですが、まさにそうだという表現でした。/日本らしい表現だから。/個人的に一番、状況がわかりやすい表現でした。/向笠さんとのコンビはなんだかクスッと笑ってしまう実況が多いですね。これなんてとてもフットボールの実況とは思えない…。/想像したらマンガやコメディー映画に出てきそうで笑っちゃったから。


「表現が秀逸で賞」

報告書No.726 “名門同士なのに”(by スーペルクラシコさん)

ブラジル全国選手権
『SAO PAULO VS VASCO』にて

両チーム、攻めあぐねている場面で
倉敷:なかなか攻撃的なシーンにはなりません
向笠:なんか落ち着かないっすね
倉敷:本当ですね。いつまでも下ごしらえをしているっていう感じですね
向笠:(笑)
倉敷:そば粉を打っているって感じで。なかなか茹でる所までいかないですね

*次点には、報告書No.720“せつないシュート”(by スーペルクラシコさん)が入りました。



<選評>
「アゴ無し婆や」サイコーです。/「アゴ無し婆や」は意表を付かれましたから。不意打ちだったので、ツボ入っちゃいました。/アゴ無し婆やってなんざんすか?(爆)確かにじいさんではなくばあさん顔ではありますが。/すぐあの「アゴ無し婆や顔」が浮かんでしまいました/ファンハールはまさに「あごなし婆や」だと思いました(笑)/ お二人のかけあいも軽快で・・・でもアゴ無し婆やって・・上手すぎ/悩みました。どれもスゴイ!! でもファンハールをこれほど的確に表現しているこの作品にしました。きっとファンハールと他の数人の写真を並べて、ファンハールを知らない人にこれを聞かせた後本人はどれ?って言ったら絶対当たりますよね?(^_^;)/「アゴ無し婆や」は「表現が秀逸で賞」にもダブルでエントリーしたいくらい/キャラいじりと言えば、やはり阿蘭陀関係、、^^;/個人的にアヤックスとファンハールネタはつぼです。倉敷さんが普段から思うところの多いと思われるオランダ系のネタは気合入ってます。/さすがオランダ歴長いことあって、ファン・ハールへの愛(?)っていうか。トラップにしても、かっぱえびせんで括りますか...。/やはり、倉敷さんとファンハールネタは切っても切れない関係です。/ 倉敷さんにファンファールに対する愛憎入り混じった(笑)気持ちがよく表れていると思います。/倉敷さんの本音がうかがえるのは興味深いです。/マジ?ファンハールが嫌いだったのかな〜/なんの話だって思うけど、かっぱえびせんとあご無し婆やって(笑)言われてそうだな〜って思ったから怖い(笑)2人共倉敷さんにいじられたのが運のつきですな(笑)「ファンハールのメモ帳」も面白かった(笑)/めちゃくちゃ印象に残ってるんですよね。このシーン。メモ帳ちょっとほしかったかも。/バルセロナの監督時代もよくメモのことはよく話題になってましたね。/勝手にオフィシャル・グッズを作ってしまうところが秀逸です。/当時のアヤックスにシャレがわかる人がいたらこのグッズもあったかも知れない。/私ステーショナリー好きとしては、「アゴ無し婆やのリブレット」があったら手に入れたい。/ファンハールのメモ帳があればダースで買います(笑)/過去の名勝負は全部倉敷さんでお願いしたいくらいで、楽しさ倍増し保証。/ファンハールが嫌いなので。メモ売ってれば結構売れたんだなって思ったところで、婆さんですから。何かに似てるとずっと思っててすっきりした瞬間でしたね(笑)。/誰もが似たことを思っていながら誰もこの言葉を思いつかない、そんな所をついてくる倉様が素晴らしい。/見ていてかなりウケたので……。毒舌粕谷さんは倉敷さんとのコンビだと毒も薄まっていいころあいになりますね。/あーいう試合での粕谷氏とのまったり感が大好きです。/この2人のコンビは新鮮、と同時に衝撃でした(笑)。あからさまな毒を吐く粕谷氏と、さりげなく毒を吐く(爆)倉敷さん。う〜ん、この2人でプレミアの中継が見たくなってきました!?


「キャラいじりが得意で賞」

報告書No.711 “かっぱえびせん vs アゴ無し婆や”(by じゃわ)

CLプレイバック アヤックスvsバイエルンより

当時、バイエルンを指揮していたのはトラパットーニ。その顔のアップが映って。
倉敷:トラパットーニさんも変わらないですね。
粕谷:昔から、こんな感じですよ。
倉敷:56歳のときから今と変わらないんですね。10年くらい前ですけどね。
粕谷:80年代の中ごろから、そんなに変わってないですよね。
倉敷:あ、そうですか。
粕谷:日本に、プラティニとかといっしょに来たじゃないですか、トヨタカップのときに。
   あのときから、あんま、変わってないですよね。
倉敷:昔から落ち着いた顔立ちというか。。。
粕谷:顔立ちは落ち着いてますけど、喋りはじめたら止まらない、って感じですよ。
倉敷:あー、かっぱえびせん
粕谷:へへっ(笑)

片や、アヤックスを指揮していたのはファンハール。その顔のアップに。
倉敷:当時43歳のファンハール。
   この後、世界中が注目する監督になって行くわけですね。昇りつめていく過程
粕谷:そうですね。
倉敷:下っていくのは、もうちょっと後ですけど。
粕谷:(笑)
(中略)
倉敷:昔からメモはスゴイですけどね。
粕谷:メモ魔ですからねー。
倉敷:ボクは、アヤックスのオフィシャルショップには、「ファンハールのメモ帳」という
   ステーショナリーが売っているのかと思ったことあったぐらいですから。
粕谷:あっはっはっは(笑)
倉敷:もちろん売ってやしないんですけども。作ったら売れた時期もあったかもしれないですよね。
粕谷:ええ、売れたでしょうね。
倉敷:今は、もう、無理かもしれないんですけど。
(中略)
粕谷:若いな、やっぱ。。。10年前はね。
倉敷:でも、アゴ無し婆やですよね。
粕谷:(笑)

*次点には、報告書No.721“体にサンバのない男”(by レブさん)が入りました。



<選評>
ジョー好きにはたまらないコメントでした。/ 「明日のジョー」が好きなので、嬉しかった。/権藤さんなのか。細かいところから持ってくるなぁ。/私の世代だとギリギリわかるのは『あしたのジョー』。退屈なゲームも何が飛び出すかわからないから素敵!/すいません、世代的にこれがギリギリでした(爆)/ノミネート中、唯一元ネタが分かった。/笑うしかないですな。/これがかわらなやつは、だまってろ!みたいな。/『あしたのジョー』、漫画もDVDも見た直後なので、ついつい選んでしまいました。/「あしたのジョー」の例えを聞いて分かる世代は、明らかに45歳以上と思われます。因みに、私は例えが良く分かりません。読むべし、読むべし!?/この試合の実況は、いわゆる「つまらない試合でも面白く」っていう倉敷さんらしさがありました。/ここは全体的にネタが古くてわかりにくかった/私も若くはないのですがちょっと解かりにくい物もありました。どれもみごとなわき道の逸れようでまけました。/これは選考に大いに悩みました。結果としてはNHK的コメントに・・・全部に賞をあげたい。
というコメントがあった一方で、
あまりにもネタが「なつかし」すぎて選べませんでした。/僕のツボにはヒットしませんでした。ちょっと世代が違いますかね。/…面白いんですけど、ついていけないネタが多いので…ガンダムネタならついていけるんですけど…/全部元ネタがわからないので完全に???状態です。選ぶに選べません、ごめんなさい(泣)/本当すみません,あんまり解りませんでしたので/元ネタが分からないので、パスします。/元ネタに興味がないので。
ということでパスされる方が多かったのもこのジャンルでした。倉敷さ〜ん、古すぎるそうですよ(笑)


「なつかしい(つーか古過ぎ?)で賞」

報告書No.701 “あしたのジョー”(by えあぐるーぶさん)

マリ×ギニア戦
後半22分。カヌーテがギニアのマンサレに手を出してイエローカードを出される。
しかし、マンサレがアゴを押さえ痛そうにする仕草を見せる。
そんな様子を見て…

倉敷「あそこ彼、すごい弱いんですかね。一旦砕かれた痕があるアゴだとか。
   ウルフ金串がですねゴロマキ権藤にやられたみたいな。」
粕谷「ははは。権藤さん、強かったですからね。」
倉敷「そうですよね。でも、
   『僕が強くなったんじゃなくて矢吹さん、あんたが弱くなったんじゃないですか?
   って言われてましたね。」
粕谷「ははは。」
倉敷「…というような、わき道に逸れた話もついしたくなるような、のほほんとした
粕谷「のほほんとした
倉敷「展開で、ゲームは67分過ぎまできました。」

*次点には、報告書No.723“今日も珍道中”(by ぐささん)が入りました。僅差でした。



<選評>
やはりハゲネタはデフォルト(笑)/髪ネタは問答無用でおかしいのです。/だめなんです。頭髪ネタは。/たまに出る「髪の毛」ネタも大好き。(特に薄い方)/申し訳ないけど髪の毛ネタは面白い。/不謹慎ながら(?)ハゲネタが好きなので…/もう髪の毛ネタは毎年のエントリーで、とっても大好きです。自分の髪の量はさておき。/後頭部か・・・・/後ろ髪のない人にも勇気を与えたわ。/髪の毛ネタは色んな人々の微妙な切なさをそそるのだろうと思うとたまりません(笑)/ブンデスの中継でも金子達仁さんにつっこまれてましたけど、倉敷さんは頭髪の話題が好きですね。/今年もというか昨年も相変わらず禿げには厳しい倉敷さん(笑)/髪の薄い方には笑えないのかもしれませんが、バロシュとマニュエル・パブロの表現にはぴったり(笑)。後ろ髪はいりません!!/粕谷さんに髪のネタは、と思いつつ。。/粕谷氏の手前で髪の毛の話ってありでしょうか?/髪の話題は・・・粕谷さんの表情が見たい?!/髪の毛ネタで相手がカイケツ粕谷様。クラッキーが手ではなく、言葉でカイケツの数少ない前髪を引っ張ってるその姿が浮かんだ時点で爆笑。カイケツの毛を心配しています。/実際に見ていた試合で、笑ってしまったので。/どれも直接聞いてはいないんですが、文字で読んで笑ったのはこれでした。/ちょっと賞との趣旨とは違うかもしれないけど、巧みな切り返しですね。/『前髪』と言わずに前髪を想像させてしまうところがヒドイです./ ありがちなのですが、まったりとした空気が好きです。/やはり粕谷&倉敷のかけあいは楽しいです。サッカーの試合をみながらなごめる一瞬が好きです。/「後ろ髪引かれ隊」なるグループいましたよね?後ろ指さされるの間違いでしょうかね。


「笑っちゃったで賞」

報告書No.750 “後ろ髪と前髪”(by じゃわ)

CLグループステージ第3節 りばぷ〜vsデポルティーボより

2ndハーフ開始直後にバロッシュのシュート。

粕谷:ちょっと、こう、前半からマヌエル・パブロのラインのところが気になりますよね。
   ちょっと上がりが遅れてるような気はしますね。
倉敷:そうですね。こう、後ろ髪引かれるような、ね。
粕谷:え、へへ?(笑)
倉敷:後ろ髪ないですけどね。。。それで笑ったんでしょ?
粕谷:え? いや、後ろ髪はあっちだと思った、ミラン・バロシュのほうで言ってんのかな、と。
倉敷:あー、後ろ髪引かれることなくシュートを打ちましたけどね。
粕谷:(笑)
倉敷:ま、ただ、チャンスは前髪をつかめと言いますから、後頭部はハゲてもいいですね

*次点には、報告書No.714“渋谷系”(by ゴレアドールさん)が入りました。



<選評>
倉敷さんならではの視点を感じるから。/サッカーのプレーだけではなく、サッカーを見ること、番組を作ることにも愛情を注いでらっしゃるのが感じられます。/何て言うか,いや,巧くは言えないんですけれど,倉敷さんの魅力は知識とかテクニックとか何やかんやでは無く,こういう感性を持っているところがもう全てなのでは?と思ったからです./良いカメラワークとスイッチャー+優れた実況・解説が揃ってはじめていい放送が生まれる。番組を作る側の方々はそういうことがわかっていないのではないか、と思わされることがたびたびあるので。/倉敷さんぐらいに沢山の試合を見てると裏方の質ってすぐわかっちゃうだろうし、質が悪くても面白く伝えなきゃいけないので大変なんだなって思います。/倉敷さんのこだわりが感じられます。やはり機械は味気ない‥。/柳屋と迷ったんですが、倉敷さん的なるものの自分的基準が「サッカー愛」なのでこちらに一票です。/サッカーが人間が行うスポーツである以上、伝え手も人間の要素が必要。味気ないサッカーの試合をお伝えしたくないという倉敷氏の人柄や放送のスタンスが見て取れた。どこかの某衛星放送局もどこか味気ない放送続けているし…/あまり、実況の方はカメラワークにまで言及しないものなんですけどね。これが倉敷さんらしさかな、と。/表現だけでなく、その背景に横たわる問題まで含めて、こうしてさりげなく語れるところは、さすがに倉敷さんです。/守備範囲が途方もなく広いです。/笑う所じゃないんですが、倉敷さんならではだなぁと思いました。そしてリアルなお話で,切実だ…/再三この問題は取りあげているので重要なことなので1票/クラッキーのカメラと回線ネタ。放送の裏側を教えてくれるというか。しかし、リーガの放送がなくなって以来、ずっと考えさせられる問題ですのであえてこれを選びました。/どういうこの試合の意味があるのかというのをわかっている人に放映したり、記事書いたりして欲しいと日々思っているので。特に福岡。ホークスのついでじゃなくて(笑)。/あんまり言いたくありませんが、テレ朝のサッカー中継のカメラセンスはダメっすね。実況は、もっとダメダメですけれど!残念っ!(波田陽句風)/これはシリアスな問題ですね。でも笑えます。/倉敷さんと向笠さんの『ブラジル全国選手権』の中継スタッフへのボヤキ節(漫才?)が、面白かったので。


「倉敷さんならではで賞」

報告書No.725 “ロボット寿司”(by ぐささん)

ブラジル全国選手権第16節「サンパウロ対フィギュエレンセ」より。その3。
前半42分、間の悪いリプレイの後の会話より

倉「世界中でサッカーが見られるようになったのはいいことなんですけど、
  ただ大きな会社がサッカーの権利を取ってしまって、
  で数をとらなければいけなくなったんで、
  カメラマンを雇う金よりは機械で済ませた方がいいということが
  (映す側の)レベルの低下(を招いている)というのも、
  いろいろ世界中で言われていることだそうですね」
向「それはもう、見れば明らかですよ」
倉「そうですよね」
向「だって試合数こんな多くなったらね、ずっとはやってかれないでしょ、上手い人だって」
倉「はい」
向「サッカーの選手もそうだけど、
  カメラにしたってスイッチャーにしたって、結局はセンスですからね」
倉「そうですそうです、この国のサッカーそのチームのサッカー、
  それがまたどういうこの試合の意味があるのかというのをわかっている人が
  カメラでありスイッチャーであると、楽しみは倍になるわけですけどね」
向「なかなかね」
倉「なんとなくここまではどうなんでしょうね・・・
  機械で握った寿司みたいな感じの味気ない
  それが悪いとはいわないですけども、なんかね、切ないですよね」

*次点には、報告書No.722“柳屋一族”(by レブさん)が入りました。僅差でした。




番外

以下の3つの報告書は三つ子のようなもので、どれもアドフォカート監督ねた。しかも怨念噴出もの!(笑)
ついつい嫌みを言いたくなっちゃった倉敷さんをリスペクトして特別作品賞に。


「言いたい放題(てゆーか私怨噴出?)で賞」

報告書No.761 “カツラ疑惑”(by じゃわ)

ブンデスリーガ 第15節 ボルシアMG vs ハンブルガーSVより

高原が決められるところで決められなかったことを新聞で酷評されたという話があって。

金子:この高原くんを酷評したスポーツ新聞は、
   アドフォカート監督は2万ユーロのカツラをつけている
     という事実まで暴いてたらしいですけどね。
倉敷:あははは。そうですか。
   カツラの話はオランダ時代からもあって、本人は否定してたんですけどね。
金子:2万ユーロっていったら280万円ですからねぇ。
倉敷:素晴らしい。ユーロのときも、それつけてたということですよね。
   シャッポを脱ぎたくなるような負け方をしたゲームもありましたけどねぇ(苦笑)


報告書No.765 “つまらなさ憑依”(by じゃわ)

ブンデスリーガ 第15節 ボルシアMG vs ハンブルガーSVより

後半開始早々に1点を返したものの、
ひとり少なくなったハンブルガーSV相手に攻めあぐねているボルシアMG。

金子:しかし(ため息)相手が10人になったにもかかわらず、
   サイドアタックをやるでなし、攻めに対する意識が見えないチームですねぇ。
倉敷:(苦笑)あのー、何て言うんですかねぇ、アドフォカート監督のオランダ代表って、
   ユーロのとき、めちゃめちゃつまらなかったじゃないですか。
金子:はい。
倉敷:それ、ここに、そのまま憑依してません?
金子:えぇ。
倉敷:あのバイエルン戦の輝きは・・・
金子:微塵もないですね。


報告書No.769 “恨み節その2”(by じゃわ)

*「くらクラ大賞2004」に選ばれた報告です。



さて。今回は、わっちもノミネート作品の選定に困ったんですが、投票される側も困ったのは同じだったようですね。
そんな中、投票用紙に書いてあったコメントに「うむうむ」と思ったものがありました。
おっしゃる通り。きっと他の部員さんも同じこと感じてるのではないかなぁ。。。とゆーことで、
おくまさんのコメントに特別賞を差し上げることにしました。


「特別コメント賞」


今年はのれなかったというか、メインになるイジリキャラがいなかったというか。
イングランドプレミアリーグのニューカッスル×ボルトン戦なんか、
番外編で倉敷さんが中継してくれてもいいのになんて思ったのは僕だけですか。
クライフェルトもカンポもいるのに(TOT)。
あと、セリフとかではないのですが、南米予選のブラジル×チリ戦(だったと思う)の
生中継のときに、停電で試合が1時間ほど延期されたことがあったじゃないですか。
あのとき、向笠さんと一緒に、あらゆるネタを使って視聴者を退屈させなかった
あれこそ倉敷さんの真骨頂だと僕は思います。
ということで、できれば、あの試合の中継に一票。



以上のとおり決定いたしました。
ご報告してくださったみなさん、そして投票してくださったみなさん、ありがとうございました!

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