西高東低の気圧配置が強まった年末、日本海側からやってきた寒気はここ八ヶ岳にもやってきて、夜中には森をうならせる強い風。20メ－トル以上はあろうかと思われるカラマツの樹々が、黒いシルエットととなって夜空を激しく揺らしています。こんな夜はなかなか眠れないので、寝袋から顔だけ出して読みかけの本。ステルン著「雷鳥の森」がピッタリです。翌朝、ヒロの散歩に出ると、昨夜の強風で折れた枝があちらこちらに。ストーブの焚き付けに丁度いいので、拾いながら歩きました。

あけましておめでとうございます。堂々とした表情や会話、そして、登校する子供たちの笑顔が一刻も早く日常に戻ってくることを願って・・・、今年もよろしくお願いいたします。