晩秋

見る場所によって様々な山容を見せてくれる八ヶ岳。主峰の赤岳を中心にして南北ヘ連なる横岳や権現岳の稜線はとても表情豊かで、晩秋の頃、その感はぐっと増していきます。仕事場のある標高1400mの野辺山は、すっかり落葉して冬近しですが、まだまだ紅葉に囲まれているは清里高原の通称「赤い橋」とその下をくぐる美しい渓谷、川俣川。水流に沿ってトレッキングコースがあり、よく歩きに来ていました。先日、とてもうれしかったいただきものは、この渓谷で採れたというワサビ。真夏でも、ちょっとの間、手を浸すだけでしびれる川面の冷たさを思い出しながら、冷酒とともに・・・。

2019年12月01日