八ヶ岳へ・・・,2011初夏①。

前線が少し下がるという予報通りに今週初めは梅雨の晴れ間。そのタイミングを利用して、久しぶりに八ヶ岳へ。いつもは中央道を走って小淵沢まで一直線ですが、今回は東海北陸道経て上高地に寄り道。夜中の運転はコタエマシタが平湯バスタ-ミナルから始発シャトルバスで上高地へ。阿房トンネル、釜トンネルを抜けると、ワッ!と広がる澄み切った大正池。新緑を映した水面と焼岳の溶岩壁の鮮やかなコントラスト。焼岳に登ったのは4,5年前。山頂直下にシュ-シュ-と活発な噴気口があり硫黄で黄色くなった岩を横目に登っていきます。シャトルバスを大正池で下車。立ち枯れの樹木や梓川の豊かな水流にあきることなく、楽しい木道歩き。シ-ズンオフのせいか人影まばら。サルものんびり。夏山シ-ズン前、しばしの静けさ。上高地でのもう一つの楽しみは帝国ホテル、アルペンロ-ゼでの昼食。趣きのあるインテリアに包まれながら頂くビ-フカレ-。以前より甘いような気がしたけれど、やっぱり美味しい。一度は泊まりたいなぁと思いつつ、先へ。河童橋を通過して、3キロ上流の明神橋へ。脇にたつ山小屋「明神館」では生ビ-ル大を注文。ちなみに特大ジョッキもありました。そんなビ-ル片手にニンマリするワタシの横を大きなザックを背負って先へ進む多くの人たちは、奥穂高岳や槍ヶ岳を目指す。ボクらバスタ-ミナルへ下る。途中、ここまで頑張って歩いてきたが、もうダメと言わんばかりにしゃがみこんだタケ。もう背負子はもってきてないので、オンブ、そして、すぐに寝る子に変身。オモイなぁと見上げれば、雲の切れ間から西穂高岳が見えました。(つづく)

2011年06月16日