八ヶ岳2007秋③

久しぶりの山歩きと、新穂高と蓼科往復で、左足フクラハギがつっぱり気味。でも、今朝の空を見ればじっとしておれない。やっと、高気圧が来てくれたらしく、東の空が美しく白み始めた。日の出が見られそうなので、車山へ。ペンションから車山頂上の最寄駐車場まで、すぐ近く。空が明るくなるにつれ、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスの稜線もくっきりしてきた。堂々とした穂高連峰の一番端の、小さい小さい突起が、昨日登った独標のようだった。草一本一本全ての植物が、東の空をじっと見つめている。緩斜面をゆっくり歩くこと30分。なんとか、日の出に間に合った。頂上からみえる蓼科山は、まさに諏訪富士でした。合掌。
車山からペンションに戻り、サワヤカな気分で頂く朝食。窓からは浅間山が見える。”犬は家族”というペンションのなので、オーナーの犬たちがウロウロしているし、ムクものびのびできた様子。チェックアウト後は、清里へ。途中、八ヶ岳連峰を南北に分ける麦草峠では、鮮やかな紅葉が始まっていました。今日は清泉寮の収穫祭。多くの人、犬が集まるこのお祭りは、賑やかだけど、静かなお祭り。その前に、カレーの美味い店「ロック」へ。地ビールも有名で、秋冬限定醸造のアルトビールはタマリマセン!。今日は快晴。赤岳の稜線がくっきり。舞台では”カントリーロード♪”の演奏が始まった。牧草と土の香を満喫して、夕刻、帰路。(おわり)

2007年10月27日