模型

建築を考える方法は人それぞれですが、ワタシの場合、模型を創って、壊して、また創っての繰り返しの中で進めていきます。地味な作業ですが、”模型はウソつかない”という信頼感があります。CGのような華やかさはありませんが、ここに窓があった方がいいカナとか、壁が高すぎたカナ、といった人の目線にたって問題点をあらわにしてくれるからです。写真の模型は、先日解体工事が終わった「七坪ハウス」のらせん階段です。一本の柱を中心にして廻っていくこといが多いらせん階段ですが、2本柱として上がり易くしています。光、風、音、そして、家族。それらを繋げてくれる階段になれ!と願いを込めて。

2007年07月01日