伊吹山

連休中、そして、今週火曜日まで続いてくれた高気圧。その最終日に、伊吹山へ行ってきました。先日に行った「養老天命反転地」への道中、伊吹山を遠望した際、頂上付近のみの積雪だったので、この時期にも関わらず登ることにしました。例年なら、しっかりした装備がないと、難しいと思われます。冬はいずこへ。
Ijrniwoj さて、登山口。一から三合目まではスキー場なので、ゴンドラリフトを利用。人工降雪によるコースが一つある他、雪は全くなし。スキーヤーも然り。賑やかなBGMによって、余計に閑散度合いの増す3合目から歩き始めると、すっかり春の気配です。8合目まで九十九折道。樹木はなく夏登山は相当きつそうです。
Hkxsdoqx 8合目から、ようやく高度感が増し積雪が見られるようになりました。念の為、軽アイゼンを使用。硬い雪で歩きやすい。駆け出したくほど青い空の下、山頂は白く静かな丘のようでした。ただし、お土産物店が多く(冬季閉鎖)山頂までのドライブウェイが開通する春から秋には、違った雰囲気になりそうです。
13w6tmav 見えるといわれる穂高は無理でしたが、山頂からは白山や御岳?を、反対方向には琵琶湖が広がっていました。あくる日には天気予報通り、等圧線の詰まった低気圧がやって来ました。八甲田山雪崩の報道を見て、天気悪化を知りながらも山に入ってしまうほど魅了された心が、山よりも怖いと思いました。

2007年02月16日