BASS CD Collection
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TIM BOGART  BBA LIVE in Japan
このアルバムを聴いてこの人のファンになった人が多いことでしょう。程よい歪みに派手なフレーズ。音もでかいです。譜面を見ると分かりますが開放弦の使い方が大胆で上手いですね。Charとのライブで来た時も元気に昔の曲を沢山やってくれました。ありがたや〜

TIM BOGART  PROGRESSIONS
この人のソロアルバムは意外に珍しいので聴いた事ない人も多いはず。全体的にポップなアメリンカンロックに仕上がってます。この頃はベースもクレイマーをメインに使っていて、アルバムではスラップをバシバシやってます。

MARK KING
レベル42のリーダーでもあるマークキングのソロアルバム。得意の超高速スラップソロが炸裂。でもこの人の音ってなんだか軽いんですよね。 リズムが唸るってタイプじゃないです。当時はスラップの早さばかりが話題になりましたがバンドの音は意外にポップでお洒落。

VERDINE WHITE  (EW&F)
今まで見たコンサートの中で最高のショーの一つ。もう音の洪水で、黒人のグルーブの凄さを見せつけられました。途中でメンバーがステージから消えて居なくなるわ、ベースのバーダイン・ホワイトは空中に浮きながらベースを弾くわで、正に引田天弘イリュージョン状態。彼のベースも勿論凄いんですが、それ以上に弾いてる時の顔が凄かった。

STANLEY CLARKE
ジェフベックとの来日公演で見ましたが、この人も音デカイです。早弾きフレーズはワンパターンですが、ステージの上にPA顔負けのドデカいスピーカーを並べてエゲツない音出していましたね。彼の初期の代表作と言えばやっぱりこれでしょ。ベースで曲のテーマをコード弾きする発想は新鮮でした。

LARRY GRAHAM
元祖スラップベーシスト。このアルバム聴いてスラップに目覚めた人は多いはず。勿論この人もライブでは超強力に音がデカイ。リズムもうねりまくりで、ディストーションを使ったソロはジミヘンです。昔に比べて最近はちょっと上品になってしまったのがちょっと寂しい。また昔のように下品に歪ませたベースでファンクしてほしいものです

ANTHONY JACKSON Elegant Gypsy
このアルバムの何が凄いかと言うと、超高速早弾きのディメオラのギターとユニゾンで弾いているアンソニー・ジャクソンのベースが凄い。凄まじい早弾きフレーズの応酬です。ベースにフランジャーかけた音が新鮮でしたね。限界に挑戦したいベース弾きにお薦めの一枚。

MARCUS MILLER
存在感のあるベースサウンド、テクニックだけでなく素晴らしい音楽性を兼ね備えたベーシストですね。ライブを見に行って何度か直接話をする機会があったんですが、とても気さくな人でした。珍しくその日はいつものジャズベじゃなくてフェンダーカスタムショップで作ってもらった白のジャズベを弾いてました。でもやっぱりあの音なんですねー

FRANCIS "ROCCO" PRESTIA
個性的な奏法でファンクベースの王道を行くロッコ。彼の教則ビデオを見ると、薬指と小指で上手くミュートしながらあのプクプクした音を出しているのが良く分かります。タワーオブパワーのライブでも彼に一番大きな拍手が沸くぐらいの人気者。ドラムのD・ガルバルディとのコンビネーションが聴けるアルバムはどれもお薦め。このソロアルバムでも彼との素晴らしいリズムセクションが聴けます。勿論TOPは全部お薦め

JACO PASTORIUS
この人は天才を絵に書いたような人でした。ウェザーリポート在籍時のライブを見ましたが、あまりの素晴らしさに鳥肌が立ったものです。それだけに後にギル・エバンスと来た時に見た、訳の分からない演奏は残念でした。結局これが彼にとって最後の日本公演になってしまったのですが。アグレッシブな彼の演奏を聴くならライブがお薦め

JEFF BEALIN
渡辺香津美のコンサートで来日時に見ましたが、噂どおりのバカテクで粒の揃った綺麗な音を出して弾く人ですね。クリアーな音出すのに、アンプがマーシャルだったのは意外な感じでした。ライブであれだけ上手く弾けたらさぞかし気持ち良い事でしょう。

CHRIS SQUIRE
この人もライブでの生音のデカさは半端じゃありません。ガタイがでかいので、リッケンバッカーがストラトくらいにしか見えません。リッケンバッカーのサウンドを聴くならやはり初期のイエスがお薦め

岡野はじめ  スペース・サーカス
この人はこのバンドより「PINK」のほうが有名かもしれません。日本人でスラップやってるのを初めて聴いたのがこの人。一曲目の「アリババ」は今聴いてもカッコ良い。ベースライン目立ちまくりのアルバムです。まだこの頃はイカベースじゃなくてBCリッチ・イーグルベース

DONALD "DUCK" DUNN BOOKER.T& MG`S
オーティス・レディング、アレサ・フランクリンなどサザンソウルのアーティストを支えてきたベーシスト。クラプトンのツアーでも日本に来てますが、最近はブルースブラザーズでの演奏が有名。映画の中で彼の演奏シーンを見る事ができます。パイプくわえてプレベ弾く姿がカッコよろしいです。

PAUL McCARTNEY
ジェームスジェマーソンにも影響を受けているポールですが、数ある彼の名演から選んだのがこのアルバムの「サムシング」。なぜかいつもジョージの曲になると、俄然張り切って凄いベースを弾くところが面白い。ソロになってからの「心のラヴソング」もモータウンぽくて、一度聴いただけで口ずさめてしまうフレーズを作くれるのがポールの凄いところ。

JAMES JAMERSON   What`going on
ジェームス・ジェマーソンの数あるセッションの中選んだのはこの曲。このベースラインは何度聴いても唸ってしまいます。マービンゲイの歌を決して邪魔しない、歌心のあるフレージング。間の取り方は素晴らしいの一言。この曲のレコーディングでスタジオで酔っぱらって寝転んだまま録音したという話は有名。

WILLIAM BOOTSY COLLINS
ド派手なイメージが先行するブーチーも、JB,sの頃からグルーブの良さは証明済み。自称スペースベーシストと言うだけあって、彼の弾く歪ませてオートワウをかけたベースはすでに宇宙にぶっ飛んでます。このアルバム、中身もジャケットも100%どファンクです。

Victor Wooten
驚異の早弾きスラップベーシスト、ビクターウッテンのライブ盤。テクニックも凄いが、ライブではかなりファンクな部分を全面に出しています。マーカスミラーとのベースバトルも聴きどころ。マニアック過ぎるのか、ルックスのせいか?日本ではマーカスほど一般受けしないのが残念