■1/150のきんてつ電車(近畿日本電鉄)


LOFTのホビーコーナが片付いてきたので、最近少しですが線路を敷いて電車を走らせたりしています。となるとこのLOFTを作るときから計画していたLOFT周回レイアウトの妄想も、ぼちぼち計画線に格上げして具体的な検討をしなくては…  第2弾は周回レイアウトの見せ場その1、大和西大寺駅周辺の検討です。


西大寺駅〜西大寺車庫の分岐をぜひ再現したいと思います
ポイント代がいくらかかるか怖いけど、クネクネ出庫や同時進出入が見てみたい…
ということで手持ちの線路を使ってイメージ検討してみます

検討中のレイアウトでは東側も西側も↑の構成を基本に考えています
所詮市販品組み合わせなので完全再現できませんが、ここまで再現できるのはTomixならでは
KATOだと複線間隔がTomixよりリアルだけど分岐のラインナップが乏しくここまでは再現できません

この程度のポイントの数だと西大寺の東側(奈良・車庫側)分岐には程遠いですが
西側(難波・京都側)分岐にはそこそこ近い配線になっていると思います
ISLが分岐しているダブルスリップは実際には東側も西側もシングルスリップですが…

これが実際の西大寺西側、難波に向かう奈良線と京都線の分岐です
難波に向かうシリーズ21が走っているルートが上の写真のACEのルートです
上の写真で8000系が入ってくるホームから難波側を眺めた光景

難波行き特急ACEと京都行き特急ISLが同時出発しているところに
京都からの各停?急行?が入線するイメージになりました
この配線なら3列車同時進出入できますが駅構内がとても長くなります…

ワイドPCレール使用を前提にすこし詳しくLOFT周回レイアウトを検討してみました
直線はS280、曲線はC354とC391で駅の有効長は6両で検討しています
う〜ん、西大寺駅の両側にダブルクロスを配置すると長くて収まらないかも…

2.5Fの鴨居を使えば西大寺駅を直線部が長く取れる左側にもってこれそう
車庫の有効長も確保できるし、目の前にずらっと電車を並べられるしけど
西大寺以外の駅がイメージと異なってしまうかも…

これが上のレイアウトプランにある線路配置です  奥を1号線、手前を4号線とすると、
1、2号線への進入はどちらからも自由自在、 3、4号線からの出発もどちらへも自由自在
駅の両側をこの配線にすれば西大寺駅のようにかなり運転の自由度が高くなります
ただし、駅構内の長さは2mを越えてしまうため、2.5m程度しかない予定地に配置すると
駅前後の風景や、車庫への配線が不自然になりそうなので検討が必要…

奥側のダブルクロスをなくして1、2号線への進入経路を制限しました
これで駅構内の長さは約30cmも短縮可能です
進入経路が制限されると言うことはLOFTを周回するエンドレスから見ると
この駅は待避線のない駅となり、追い越しや列車の退避ができなくなってしまいます

上と同じプランですが、3、4号線からの出発は自由自在
このように4号線から3号線を乗り越えて出発することも可能

このように4号線から3号線を乗り越える出発経路をあきらめるとさらに約30cm短縮可能
LOFT周回レイアウトは奈良線のイメージなので京都線・橿原線にあたる部分は
列車の留置線として使用予定のため、京都線〜橿原線への出入りはあまり使わないかも…

上の60cm短縮したプランでもこのように3列車同時の出入りは楽しめます
そもそも1人で複数列車を扱わないといけないんだし、自動運転取り入れるにしても
脱線やトラブルの原因になる ダブルクロスはなくてもいいかも…

でも東側だけはダブルクロス前の信号所も再現したいし、
車庫への出入りルートはたくさんあったほうがいろんなパターンができるので、
西側(京都線側)は簡素化、東側(橿原線・車庫側)はリアルに再現という折衷案がいいかな?

その3に続く