■1/150のきんてつ電車(近畿日本電鉄)


LOFTのホビーコーナが片付いてきたので、最近少しですが線路を敷いて電車を走らせたりしています。となるとこのLOFTを作るときから計画していたLOFT周回レイアウトの妄想も、ぼちぼち計画線に格上げして具体的な検討をしなくては…  第3弾は周回レイアウトの見せ場その2、瓢箪山駅と生駒山に続く急カーブ急勾配の検討です。


見せ場その2として子供の頃よく電車を見た瓢箪山駅を再現したいと思います
たぶんここが生まれて初めて電車を見たところだと思います(三つ子の魂なんちゃらです)

ワイドレールの複線エンドレスに駅を追加しようと待避線駅セットを購入
セット物を買うことなんてNゲージを初めたとき(とワイドPCレールが出た時)
以来ですが、
ワイドPCレールはややこしいし、あまり単品売りされてないのでセットが重宝します
今回はこのレールを使って瓢箪山駅再現時のイメージを検討

難波側(西側)から見た瓢箪山駅です
新幹線型と呼ばれる配置(ホーム+待避線+通過線×2+待避線+ホーム)
難波に向かう右側の線路の手前(難波側)に折り返しのための引込み線があります

駅舎は橋上駅舎でその下にポイントがあります
難波行きも奈良行きも待避線の有効長がぎりぎりなので安全側線があります
難波行きの待避線にも安全側線があるのは折り返し列車の進入があるから
踏切を越えたところから生駒山に向かう35‰(だったと思う)の急勾配が始まります

待避線駅セットのレールを使って瓢箪山駅の東側を再現するとこんな感じ
安全側線が再現されてませんがポイントの追加とワイドPCレール用のエンドレールで再現できそう
もちろん橋上駅舎は待避線セット流用ではなく、それっぽいのを自作したいところです

さすがに半径が大きいのでそれっぽく見えますね
こういうカーブの再現にワイドPCレールはカントがついているので便利です
複線間隔がもっと狭ければ近鉄っぽいのですが、ワイドだからいじりようもなく…
(ちなみに右上のさくらとつばめは九州出張の際に買った焼酎の入れ物です)

上のレイアウトでも文庫本を使って坂にしていますが
瓢箪山〜枚岡に向けての急カーブ&急坂はぜひ再現したいと思います
たぶんこの坂を登る電車を見て電車好きになったんだと思います(篠ノ井線なんかも結構好き)

さすがに実車よりもカーブが急なので上の実車写真のアングルは再現できませんが
カント付きカーブのお陰でそれなりにかっこいい写真が撮れそう
近鉄っぽい鉄枠、2階建てのの架線柱を並べればそれっぽくなりそう

鉄枠、2階建ての架線柱といえば、この急カーブ&急坂の途中に変電所があります
生駒山に登る電力を供給するためかブーンとうなっていました

コーナー部の処理方法としてはぜひこの変電所を再現したいところですが
さすがにNゲージの急カーブでこれを置いてしまうと駅のすぐ横が変電所になってしまいます
20年ほど前に作ったレイアウトにはTomixの製品を使った変電所を置いてましたが、
最近Tomixの変電所を見かけないような… そのうちジオコレで復活するのでしょうか?

変電所前の架線柱です 鉄塔マニアの方が喜びそうな写真?
近鉄は変電所で電力会社から受電するのではなく別の場所で受電して
特徴的な2階建て架線柱の上段で各地の変電所に配電しています