★全塗装(Ver.C)

 このカットですぐお分かりでしょう!アッパーカウルのウインカーの穴埋めです。FRP補修キットで裏からグラスマットを貼り、パテで成形しました。

 このツキギのカーボンカウルセット、「ノーマルの約半分の軽量化、強度は倍!」との雑誌文句だったのですが、重いよ〜。ほとんど「分厚いレジンパーツ」みたいです。カーボン柄だけ楽しもう・・・と思うにも、クロスの目はあまりきれいに貼られていないし。

 カーボン地のパターンを活かしつつ、「白ニンジャ」に見せるために考えた塗分け。ウインカー穴のパテ埋め以外はノーマル形状のままです。今回からセンターカウルもなくなり、ハーフカウル仕様となりました。カーボンのアンダーカウルもあったら良かったんですが。(当時はフロントフェンダー以外のカーボンパーツ自体が珍しく、ありませんでした。)

 塗装はニンジャの車体をマスキングし、玄関先で行いました。タンクは厚塗りし過ぎて、数年後に多数のひび割れとなって現れました。今思うと、この程度の塗分けなら、カッティングシートで十分いけましたね。

 

 スクリーンを留めるナット。左がノーマルで右がウェルナット。は、外側から差し込み、ボルトを絞め込むとゴムが広がって潰れ、固定されるものです。ノーマルカウルの人はよく使っているとの話を聞きますが、社外品のカウルではリーチが違うのか、どうもうまく使えませんでした。また、これに替えると脱着が外からだけで容易になる、と聞いたのですが、長年経ってくるとゴムが変形して外れなくなってしまいました。インナーカウルを外しているなら、ウェルナットは不要です。

 黒いカーボンカウルに黒いスモークスクリーン。ボルトは贅沢に、ポジポリーニの鍛造アルミです。パテ埋めした周辺だけ塗装した感じですが、なかなかノーマルカウルのシャープな形状を表現できたと、自己満足しています。

 

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