ステンドグラス作りでどんな作業をするのかを簡単に説明します。
ガラスを切る→磨く→銅のテープを巻く→ハンダ付け→仕上げ→ハイ出来上がり!
ちょっと簡単すぎましたか・・・
では、もうちょっと詳しく説明します。
ガラスを切る(直線・曲線)
ガラス表面にキズをつけカットします
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形を作る(葉っぱの形)
形に対して不要なガラスを外していくような感じでカットしていきます。
切り傷の入ったガラスの裏をコンコンと叩くと外れます。
ルーターという器械でカット面をけずり、きれいな形に仕上げます。
いらなくなったガラスをけずってみました。カドがとれて、ま〜るく仕上がってます。(右側)
小作品(カッパーフォイル工法)
アールヌーボー期のティファニーランプシェードなどで有名な工法で、細かいデザインに向いています。
ガラスの周りに銅のテープを巻きつけハンダで留めていきます。
最後にハンダ面を薬品で酸化させ色を変えて仕上げます。
こんな感じで出来上がり!
ケイム工法
中世ヨーロッパの教会などに代表される工法で、建築の窓などに使われています。
ケイムという鉛で出来た線にガラスを組み込み、鉛線の接合部をハンダで留めます。
仕上げに泥のようなパテをガラスと鉛線の間にすり込みます。比較的大きなデザインに向いています。
ケイムの断面です。専用のナイフで切ります。
ケイムの多くは、このようにH型をしています。
小作品(ケイムパネル)
ガラスをカットし、必要な長さにケイムを切ってガラスをはめ込み固定していきます。
組み終わったらハンダ付けして仕上げます。
ケイムを使うと線の太さが均一になります。