プレ『地球市民フォーラム in わかやま』

わくわく参加型セミナー

 

 本年11月23日〜24日の「地球市民フォーラム in わかやま」の開催に先立ち、関係者への協力を呼びかけ一般の方々へ広く案内するとともに、実行委員のワークショップへの共通理解を深めることを目的にプレイベントを行う。

 

日  時;2002年9月23日(月) 13:00〜15:00

会  場;和歌山YMCA

参加人数;22名

 

 

ワークショップ「世界がもし100人の村だったら」

 

 

<進行> 談儀善弘、西岡妙子(和歌山県高等学校国際教育研究会)

 

BGMを流しながら、参加者一人ひとりに情報カード(性別、年齢、地域、言語、識字の状態を示したもの)を配り、そのカードに書かれていることをもとにグループを作る。

        項目ごとに解説を入れたり、参加者に意見や感想を聞きながら進めた。

 

〔1〕 性別:男性、女性のグループに分かれる

〔2〕 年齢:そのままの場所で、子供は座り、お年寄りは腰をかがめる

〔3〕 言語:情報カードに書いてある挨拶の言葉を使って、自由に移動しながら周囲の人と挨拶する。同じ挨拶をする人同士でグループを作る

〔4〕 地域:大陸ごと(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニア)に分かれ、輪になったひもの中に入る

☆ひもの輪は大陸別の面積比になっている。

〔5〕識字:情報カードに書かれていることを指示する

〔6〕富の分布:〔4〕で作ったグループにペットボトルに入れたお茶を分配し、富の分布の不均衡を実感する

“富”は、各国のGNPを大陸別に合計した数を求め、3リットルのお茶をその比率にしたがって大陸

別に分けた。

 

3〜4人のグループに分かれて話しあう(振り返り)

体験した感想、この話がメールになって世界中を流れた理由、この話のメッセージは何か、他者に

伝えたい思い、等々を論点にしてもらった。

 

◎話しあったことを発表してもらう

◆富の分配を疑似体験することで分かりやすく感じた。

◆富の分配は状況(天候、子どもか大人か、貧富・・・)によりことなるであろう。

◆富が不足しているところに富(物資)の援助を与えてもいずれなくなる。物資とともに「人」

の協力が必要と感じた。

 

 このアクティビティを改良するならば・・・

◆〔1〕〜〔6〕の項目を増やせないか。

◆アジア地域に日本を含めていたが、アジアの中で日本は特殊な位置にある。アメリカも同

様だがこのような国をどのように扱うかが課題である。

◆識字の項で、同じものでも別の意味にするなど、文化の違いを含ませることはできない

か。地域によって表現の方法を変えることもできるのではないか。

 

 

 

東ティモール報告会

 

 

<進行> 裕視、辻 博史、宮本和英 (和歌山大学教育学部学生)

 

1.“東ティモール” スタディ・ツアーの日程と概要(報告:森 裕視)

 

 

2.東ティモールにおけるゴミ問題(報告:辻 博史)

 

 

3.東ティモールでのPKO活動(報告:宮本和英)

 

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