魅惑のウオROOM
- Eenchanted Fish Room -


■上の画像は過去の熱帯魚熱中時代に最も愛していたアフリカンシクリッドのフロントーサです(イメージ写真であって自分の飼っていた実物ではありません)。

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僕がシクリッドに魅せられた理由
1996年5月に執筆したエッセイのようなものです
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↓2009年 アクアリウム再開までの道のり↓

2009/03/23(月)

2歳になる子供が最近イヌよりも魚に興味を持ち始めたので 約15年遠ざかっていた熱帯魚飼育に返り咲くことにしました。この世界も随分変わった部分、全く変わっていない部分があり、なんだか新鮮でワクワクします。過去の経験は経験として役立てつつ、新しい試みにも挑戦していけたらと思います。


ちなみにその15年前の熱帯魚部屋です。90cm水槽にはアナバスとカラシン、いくつかの60cm水槽にはそれぞれアフリカンシクリッド、アピスト、オスカーなど、45cm水槽には繁殖したジュリパリの稚魚などを飼っていました。汚い写真でスミマセン。 当時は30万画素のデジカメで最上位機種でした・・・orz

まだ何を飼うかは決めていませんが水槽は1本までとカミさんに約束させられました。 最も長期飼育に成功したアナバス−特にグーラミィ系−が無難かな、と思っています。 今は外部フィルターを物色していますが、エーハイムは相変わらず高いですね。他メーカーからも随分良心的な価格設定の外部フィルターが発売されていますが 実際のところどうなんでしょうね。コストパフォーマンスの高い外部フィルターがあればいいんですが。


2009/03/24(火)

再開するにあたって水槽は60cmまでということになっています。上の写真の頃は広いところに住んでいたのですが今はその当時ほど部屋を贅沢に使える境遇にないので60cm1本が限界です。120cmとは言わずとも90cmでも可能なら選択肢も増えるんですけどね・・・

ニッソーまでもが外部フィルター作っていてびっくりしましたが色々と調べてみるとやはり今でもエーハイムが一番安定している模様。予算苦しくなるなぁ。
15年前は生体も周辺機器も衝動買いすることが多かったので、今回はじっくり買い揃えていく過程も楽しもうと思います。

実は小遣いが少ないからそうせざるを得ない
^^;


2009/04/11(土)

ホムセンや昔よく通った熱帯魚ショップ(2軒は潰れてた…)を何度も訪れ、色んな夢を思い描きながら60cm標準水槽で試算して昨日カミさんに提出しました。

絞りに絞ってみたけれど、どうしても5万円近くなってしまい、時期的にそろそろ息子(2歳2ヶ月)に自転車を買わなければならないのと自家用車の車検も控えていて
自分でも5万はキツイなぁ…と思っていましたが、やはりカミさんも同じ思いでした。

カミさん「自信ないけど前の家のリビングに置いてた水槽なら物置にあるかも知れない」
俺   「え?なにそれ」

カミさんが唐突にそんなことを言うものですから随分驚きました。自分の記憶にある現在の我が家に残るかつてのアクアリスト時代の残骸といえば汚いデジカメ写真数枚と捨てるに捨てられず裏庭の端に放置して真っ白になっている60cm水槽8本ぐらい。 なのにカミさんは前の家のリビングにあった水槽が物置にあるかも知れないと言う。心ときめきました(笑)。というのも前の家のリビングにあった水槽とはニッソーの曲げガラス使用60cm一体式水槽。シリーズ名は忘れましたが、かなり高額なシロモノで熱帯魚生活の終盤にアピストを飼育していた水槽です。フィルターには難がありますが、そんな懐かしくも素晴らしい水槽があるならすぐにでも低予算で始められる
!!


2009/04/12(日)

本日先程目覚めるとカミさんから「あったよ」の声。「えっ?もう探してくれたの??」 驚きながら見てみると物置の奥底から現れたのは…ニッソールームメイト901でした(笑)

すっかり忘れていましたが、確かにこれもリビングにあった。スピーカーの上だった。 熱帯魚飼育を完全にはヤメられず最後に汽水フグを飼っていた水槽だ。阪神淡路大震災の時にスピーカー上から大量に水しぶきを飛ばしたのを機に片付けたヤツだ・・・。そんな記憶を次々と蘇らせながら、内心、スケールが随分小さくなってしまったことに落胆しつつもカミさんの労をねぎらい、必要以上に期待をふくらませてしまっていた自分と、発掘に満足げなカミさんの笑顔を秤にかけ「今の自分たちの生活には分相応だな」と思い直し、コレで再開することにしました。

嬉しいことに大量の薬剤も一緒に発掘されていました。 これが使えればかなり経費削減できます。見た目は分離や変色もしておらず使えそうなのですが13年前のものだけど大丈夫だろうか?とりあえず使えるものとしてまずは水を作ってみようかと思います。

カミさんに「いずれにしても水替えの時の予備水槽は買わなきゃ行けないからねぇ」などと呟いて予防線を張っている自分に(ノ∀`)アチャーな気分です。

■一番下の写真は水槽と一緒に発掘された5インチFDのソフト群です。懐かしすぎる…



2009/04/14(火)

物置からニッソールームメイト901を発掘したと書きましたが903の間違いでした。ルームメイト903ってもう廃盤なんですね。ググッてみたところまだ部品は供給されているようですがそろそろ将来がちょっと心配です。

ルームメイト903は底面濾過と背面濾過が出来るので、底面にはウールマットを敷き、その上に床材として五色砂、ろかジャリ(コトブキ)を使用。これらはホムセンで購入したんですが、15年前に比べて濾材ひとつ選ぶにもメーカーも種類も増えて色とりどり。どれにしようかと悩むだけでwktkしてしまいました。背面にはとりあえずリングとボールをスポンジとウールで挟み込む感じで。

15年前のコントラコロラインとアクアセイフ(臭いを嗅ぐと懐かしいアクアリウムの香りがしましたw)で水質を安定させ、同じホムセンで珍しくイイ状態のアヌビアス・ナナが1株だけ廉価で販売されていたので即購入したものも投入。
かなり洗浄しましたが「ろかジャリ」の放つ白濁が凄まじく、まさにポカリスエット状態です。

さて、いよいよパイロットフィッシュの物色に入ります。マーブルグーラミィかパールグーラミィx1と黒コリx2、ヤマトヌマエビx2ぐらいの予定。水がこなれてくるまで無事生き残っていればラック下段に設置予定の予備水槽で飼育継続し、ルームメイトはネオンドワーフグーラミィとレッドビーシュリンプ、コリドラスステルバイに移行するつもりです。


2009/04/17(金)

今日は仕事帰りに昔良く通っていた地元の熱帯魚ショップに行ってきました。 少々割高ですが生体も水草も非常に状態が良いことで定評のある専門店です。

15年前はアフリカンシクリッドとアメリカンカラシン、アナバスの取り扱いが多かったお店でしたが今は海水魚が半分を占めていて、その分アフリカンが減っているので少し残念です。予定していたマーブルグーラミィは25mm程度の幼魚しかいなかったので、予定数から少しずつ増やしてマーブルグーラミィx2、黒コリx3、ヤマトヌマエビx3にしました。極めて状態の良いアヌビアス・ナナと特売中だったウィローモスも同時に購入。

3日前に比べればクリアになったものの、まだまだ白濁している水槽ですがショップの飼育水と生体の投入でバクテリアが繁殖し、きっと加速度的に透明度も増してくるはず。ようやく魚が泳ぎ始めた水槽を見て、我が愛息子も「あな!あな!(「さかな」のこと)」と大興奮していました。

ちなみに予備水槽は、しっかりこなれた即戦力の飼育水を常に作っておきたいのでベアタンクではなく、何らかの床材を敷いて底面濾過+外部濾過にしようと思っています。 いずれはマーブルグーラミィや黒コリたちの新天地になるわけで、そうなると、なんだかんだで「水槽1本」の約束がスルスルっと2本に向けて動いてることになるので、カミさんにはホント申し訳ないと思っていますw


2009/04/27(月)

さて、我が家のルームメイト903は「キラキラ輝く」というほどではありませんが、随分と透明度が増しました。先週生体を購入した専門店の飼育水がバクテリアの繁殖を助けてくれたようです。パイロットフィッシュ達はどれも元気で、どうやら近いうちに本命へと移行できそうです。

そんなわけで「予備水槽」を設置しましたw
15年ぶりの熱帯魚飼育にあたって最も高い買い物となった外部フィルターですが、悩みに悩んだ末、エーハイムのエココンフォート2232にしました。2234が理想でしたが、ラック下段の水槽でポンプとの高低差を付けられないので事実上背丈が最も低い2232以外の選択肢はありませんでした。しかし実際に設置して駆動させてみたところ流量は充分といった感じ。しかも静か!さすがエーハイム。 かつては飼育水を口に含んでしまう経験もしましたが…本当に便利になりましたねぇ。

パイロットフィッシュを含む適度な生体と水草を擁した外部+底面フィルターの水槽にする予定です。もちろん、あくまで「予備水槽」です。いやマジで。


2009/05/06(水)

ニッソールームメイトの水質管理は本当に大変です。容積が少ないので亜硝酸もそうですが、この季節だと温度管理が非常に難しく、先日も予備水槽が26℃だったのにルームメイトは28℃になっていました。

ルームメイトについてググッているうちに↓このNEWスティングレーE207を見つけました。
http://www.h3.dion.ne.jp/~aandk/set-60ika-ns-e207.htm

4月11日に書き込んでいる
>前の家のリビングにあった水槽とはニッソーの曲げガラス使用60cm 一体式水槽。シリーズ名は
>忘れましたが、かなり高額なシロモノで 熱帯魚生活の終盤にアピストを飼育していた水槽です。

↑コレがまさしくE207とそっくりのシロモノだったのです。かなり昔のことなので更に古い型番のものかも知れません。

コケの大発生は今のところナントカ防いでいますが時間の問題でしょうね。光量不足で元気の無くなった水草は予備水槽に移して復活させることにして基本的にCO2や肥料を与えずに済む水草のみで構成していこうと思っています。

かつてNEWスティングレーE207で生物濾過が成功して1年以上水を換えなくても元気に魚たちが過ごせたような環境をルームメイトでも実現できれば夢みたいなんですけどね〜


2009/05/09(土)

5月6日に書いた「一年水を換えなくても」というのはちょっと大袈裟な表現でしたね。1/3換水と上部フィルターの清掃は定期的にしていましたが、底床の掃除やガラスの内側のコケ取りは1年以上していませんでした。

当時スティングレーには水草もたっぷり茂らせていたので、亜硝酸が硝酸に分解されたあと水草の肥料にもなっていて、コケも大発生することなく常にアンモニア濃度はもちろん、亜硝酸濃度も極めて低い状態を保つことが出来ていました。

まさに水がキラキラしている感じで、他の水槽で弱った魚を移すと短期間で元気になるほど良いバランスの環境に出来たのが印象的でした。心のどこかでオールインワン水槽に対する不信感があっただけに驚きでもありました。

さすがにルームメイトでは不可能とは解っていますが、オールインワン水槽も意外にやるぞ、というのは感じてみたいですね。


2009/05/12(火)

「水換えなし」への挑戦に同意してもらえる方からメールで応援いただき、ちょっと嬉しかったですw
しかもこの方は海水魚!! 汽水魚でも失敗した僕にとっては遥か彼方の夢幻です。実践されている方を見ると無条件で尊敬します。コケ対策はやはり遮光が一番でしょうね。過去にはテデトールしか経験していませんがそのうちルームメイトで発生したら試してみます。いや、でもホント、不思議と上部+底面フィルターって相性がいいんですよね。外部フィルターは簡単なようで意外に難しい。

先日、ようやくパイロットフィッシュたちを予備水槽に移し、ルームメイトにはパウダーブルードワーフグーラミィx3、コリドラス・ステルバイx3、ヤマトヌマエビx3、オトシンx3を投入しました。当初はレッドビーシュリンプに興味を示していましたが、水温の問題とルームメイトの意外に激しい水流を考慮してヤマトヌマエビにしました。とりあえず第一目標にしていた形になりました。


2009/06/27(土)

ルームメイト903の生物濾過が安定してきたようなので、うちのコリドラスステルバイの為に川砂を入れてあげました。今まであった底床の上に3cmほど重ねて振り掛けただけですが、これまでは「濾過ジャリ」という大磯砂よりも角のある砂利だったのでステルバイたちもちょっとばかり居心地悪そうでした。

大好きな細かい砂になると早速鼻先を突っ込んではモフモフ、グーラミィが食べ残したエサを発見してはモフモフ、ああ、お前達はなんてかわいいんだ!! 川砂にするの遅くなってごめんよぉ〜

今でこそ30cm水槽や45cm水槽の各種機材レパートリーも多くなり、熱帯魚飼育のスタイルは実に豊富になりましたが、10年ほど前となると熱帯魚飼育の基本ラインが60cmで、45cmなんかは稚魚や病魚の隔離水槽だったり飼育水予備水槽用ぐらいにしか考えられていませんでしたし、30cmともなるとせいぜいメダカ飼育がいいところ、という時代でした

そんな時代に「オールインワン、海水魚もOK」なんていってこんなものが登場したわけですから本当に驚きでした。こんなに小さいくせに二重構造で底面生物濾過と背面物理濾過の両方あるのがニクいw
当時はリビング用の水槽として(熱帯魚水槽は専用部屋に全て設置していました)インテリアみたいな気分で購入した物ですが、10余年を経た現在、当時以上に家族の心を癒してくれています。

難点といえば今まさにシーズン真っ盛りの気温上昇→水温上昇。容量が容量だけに、ライトを照らしてるだけでアッという間に30℃目前まで達してしまいます。最近のデザイン重視の小型水槽のライトがやけに水面から離れた上空にある理由がこんなところにもあったんですねw

何はともあれ、そんな水温乱高下のルームメイトですが、我が家のコリドラスは新たに敷かれた細やかな砂の上で気持ち良さそうにモフモフしています。ぜひみなさんのお宅にもルームメイトいかがですか?w

いやいや、今時のこんな感じのセットにした方がよっぽどメンテナンスは楽ですよね。
http://www.shopping-charm.jp/userarea/docs/kogataset0627_rs.html


2009/07/07(火)

先日の休み、お昼前のこと、カミさんから「暑いから川に行こう」と提案が。家族3人で車で30分ぐらいの所にある川へと行ってきました。

到着したのは13時頃。周囲を見回すと家族連れは3組ぐらい。どの家族も河原の定番バーベキューをお楽しみ中。途中スーパーマーケットに立ち寄って購入した海鮮ちらし398円を食べてきただけの僕たちにとって、肉の塊が焼ける何とも言えない香ばしい香りは拷問でしかありませんでしたが、2歳半の息子にとって「生まれて初めての川」は随分と刺激的で楽しめたようでした。

一体コレのどこが「熱帯魚総合」的な内容なのか?w 実は息子はほとんどカミさん任せで、僕はというと「石」を捜し回っていました。そうです。水槽に入れる石です。かつてアクアリウムを楽しんでいた頃もアフリカンシクリッド水槽を中心に石を入れて水景を楽しんでいました。存在感のある石を入れると水槽内がグッと引き締まります。熱帯魚ショップやネットでも素敵な石は多々ありますがいかんせん高い!そこで、この、川くんだりまでやってきた希少なチャンスを活かして石探しに興じたわけです(写真一番上右側)w

激しい雨の翌日だったので川の水量が多く、探せる範囲は限られていましたが、さすがは都会の絵の具に染まっていない田舎の川の中流域。イイ感じの大きさの石がゴロゴロと横たわっていて選り取り見取り。ルームメイト用に15cm角ぐらいの黒くてゴツゴツした石を、60cm予備水槽用には大小あわせて3個の石をGET。無事、我が家の水槽に鎮座しました。満足!って程ではまだありませんが、なかなか最初にしてはイイ感じに収まったと思います。

前回ここにアクアリウム写真をupしてから以下のような新規投入がありましたが
【ルームメイト903】
■ゴールデン・アールジーイーター(3cm)x1 投入
■クーリー・ローチ(4cm)x1 投入
【60cm予備水槽】
■ブラックネオンテトラx30 投入
■ゴールデン・アールジーイーター(4cm)x2 投入
■プレコ(3cm)x1 投入
どれも期待以上の大活躍ぶりでコケの繁殖、底床の残餌を最小限に留めてくれています。水温上昇には悩まされますが、フタ解放&扇風機で乗り切りたいと思います。




2009/07/10(金)

7月7日の書き込みに補足を。
天然石を利用することで発生しうる害についてですが、僕は十余年前にアクアリウムやってた頃から積極的に導入していたので、さほど神経質には考えていません。住まいがかなり風光明媚な田舎で、赴いた河川は普段は清流(採石当日は大雨の翌日でした)。鮎や川ジャコが泳いでいるのが見える川で、幼少の頃から慣れ親しんできたから安心してるのかも知れません。

僕がこうした地元の川から、趣味で2〜3個の石を持ち帰る(でも法的には違法なんですよね…)際に気にすることといえば

・石灰岩、大理石、方解石など白っぽくない石(アフリカンシクリッドなら逆にアリ)
・熱湯消毒(80℃程度)←プラナリアの類対策
・バケツに入れて3時間後のph変動が大きくないことを確認

程度でしょうか。重金属が溶け出すにもずいぶん時間がかかりますし、商売でやっているのでもない限りサクサクっと使用していきます。あとは普通に水質をチェックする際に、phと硬度の動向に注意しておけば大きなトラブルにはなったことがありません。よくネットでも「自分が山や川で拾った天然石よりもショップで売ってる天然石の方が安心」 とか書いてる人がいますが、アレは逆に「そうなの?」と思ってしまいます。流木にしても天然石にしてもショップに売っているからといって安全なモノだとは信じない方がいいでしょう。

ホラ、そうなってくると同じリスクがあるなら安い方がいいじゃん!っていう気持ちになってくるでしょ?・・・ならないですね、すみませんw

いつか激しい後悔をすることになるかも知れませんが、今はこんなスタンスでアクアリウムと向き合っています。

2009/07/11(土)

その昔、上部濾過や底面濾過が多かった頃はエアレーションに凝ったものなのに、外部を使うことが多くなるにつれディフューザーやパワーヘッド、シャワーパイプなどの恩恵に頼りきってエアレーションの重要性をすっかり忘れていましたw

我が家の60cm予備水槽に関しては元々水温上昇が抑えられている上に底面濾過(エアリフト)+外部濾過(シャワーパイプ)なので溶存酸素量も全く問題無く、あえてエアレーションを追加する必要性は無いのですが、日々30℃一歩手前の憂き目に遭っているルームメイト903は底面濾過(水中ポンプリフト)+背面濾過(シャワーパイプ)だけなので、エアレーションを追加すればかなりの効果が得られそうです。

というわけで今日は出かけ先のホムセンで早速購入してきましたw ポンプが2000円近くしてしまったことにたじろいでエアストーンは安物を選んだ為、泡が粗くて雑wですが魚たちは幸せそうです。ヨカッタヨカッタ。

十余年ぶりに熱帯魚を始めるにあたって、自分で「スローに」「行程を楽しむ」 とか言っておきながら何気にハイペースになっている自分を省みてしまいます。 でも自分としてはこれでも結構スローにやってるつもりなんですけどねw



2009/07/20(月)

7月11日の書き込み内容が分かりにくいと指摘を受けたので補足です。
「底面エアリフト」というのは底面フィルターをエアリフト方式で駆動する、という意味で、他に「底面水中ポンプ」だとか「底面上部直結」といったような複合言葉があります。

水槽の底にスノコ状の「底面フィルター」を設置し、その上に砂利を厚めに敷いて、エアーポンプで水流を作って底床自体をろ過槽に使うというオーソドックスな方法で小さめの水槽では絶大な能力を発揮します。
ググれば色々なアクアリストの立ち上げ風景が見られると思いますが簡単に解説すると

1.底面フィルター、ウールマット、エアーポンプ、底砂利(やや粗めがいいでしょう)を購入
2.底面フィルターを水槽の底に敷く
3.底面フィルターの穴から底砂が入り込まないようウールマットを薄く敷く
4.その上に3〜5cmほどの厚み(できれば5cm以上)になるよう底砂利を敷く
5.リフトパイプにエアポンプに繋いだエアーストーンを設置
 ※リフトパイプに設置するエアストーンは付属しているものでも十分ですが、60cmを超える水槽ではより水流を稼ぐために大きめのエアストーンに付け替える人もいます
6.リフトパイプの吐出口を水面の高さに調整

といった感じです。
外掛式フィルターを既に持っている人は、底面フィルターを導入する際、リフトアップパイプに外掛け式フィルターの吸水口をつなげて(底面外掛け直結)大きな一体の濾過装置として使用する人も多いですが、僕の個人的な考えとしては、外掛けフィルターには水槽中高層部の物理濾過を担当してもらい、底面フィルターには水槽低層部の物理濾過と生物濾過を担当してもらう二段構えの方が効果が高いと思っています。

オーソドックスゆえに、底砂に何を使うか?エアストーンに何を使うか?エアーポンプにはどのぐらいの能力のポンプを使うか?そもそも底面フィルターはどのメーカーのどの製品を使うか?など、ヤリ込み要素は満載ですw いろいろ悩んで楽しんでください。

2009/08/04(火)

ニッソールームメイト903が沈黙しました。

昨夜、フィルターの清掃を実施していた時のことです。水中ポンプやパイプも取り外して内壁に付いた滑りなどを除去し、再度組み立てて水槽に再設置、そして電源ON!
…ん?…ON!…嘘…
…マジでぇ?!

よく「機械モノの殆どは電源のON/OFF時に壊れる」と言いますが、
・EPSONDIRECT製タワーPC
・SONY製PLAYSTATION2
・YAMAHA製AVアンプ  に続いて今回の
・NISSO製水中ポンプSQ-09
と、我が家の機械たちはここ数年、この云われ通りの最期を遂げています。

エアレーションとヒーターこそ稼働しているものの、底面&背面W濾過を誇るルームメイト903はその双方を1つの水中ポンプで賄っているため、水中ポンプが逝ってしまうと全ての濾過という濾過が沈黙してしまうわけです。オールインワン型の弱点、またしても発見!という感じです。
慌てふためきながら水中ポンプの型番「SQ-09」をググッてみると、もう廃盤の水槽用だというのになかなかの値段。いや、廃盤用だからこそなかなかの値段でも需要があるのか。むむぅ…とモニターを睨みながら悩み込んでいる所へカミさんがやってきて「水槽の水出てないね、壊れたの?」さすがチェックが早い、鋭い、的確。 これこれしかじか事情を話すと

「別に私が物置から見つけ出したからって無理にアレ使う必要ないんだよ? 毎日毎日水温が上がるのを気にしてヒヤヒヤしてるなんて本末転倒だよ」

カミさん、あんた凄いぜ。まるで心でも見透かされたかのようなその愛情溢れる一言に今日はホームセンターへ。



予算は壊れた水中モーターを買った場合の代金(送料込み)の2倍→約8000円ということで商談成立。時間的に何軒も回る時間がなかったので最寄りのホームセンターだけで物色することとなります。水槽はセットものがコストパフォーマンスがいいので外掛け式フィルター付きの50cmスリムタイプ水槽。こんな水槽でもルームメイト903の約1.8倍の容量があるので水温や水質の管理も随分楽になるはず。

底面フィルターは某巨大掲示板の某スレで太鼓判を押されているハイドロフィルター(今回は450) 。変則的な形状の水槽に設置するのでニッパーとペンチでパキパキと工作が必要でしたが底床とフィルターの接する面積が広くなるよう形状が工夫されていて実にいい感じ。
底床が最も品揃えが悪く選択に迷いましたが、粗目のピュアサンド(5kgが無かったので2kgx2)を敷いて、その上にボトムサンドを振り掛けるという形になりました。ふと気が付いたら全部GEX製品! すげぇ、こんなの初めて(笑)

外掛け式フィルターを買うのはこれまた10余年ぶりでしたが、設置し易さやメンテナンスし易さなど所々に進歩が垣間見えました。折角なので、ルームメイト903の背面フィルターに入れていたバクテリアたっぷりのサブストを底床に、マットとリングを外掛けフィルター内に埋め込み、バクテリアのスムーズな増殖に期待です。


今回は生命維持装置がエアレーションのみとなって24時間近く経つ生体の速やかな移動を控えているので、1から飼育水作りをしている余裕は無く、こなれた水ならルームメイト903にも予備水槽にもたっぷりあるのでその必要もありません。

予備水槽の20%(新水槽の50%)
ルームメイト903の80%(新水槽の50%)

を新水槽に移して水質チェック、水温チェック、問題なし!立ち上がったボトムサンドのわずかな濁りもWフィルターで急速に収束し、全行程5時間ほどで引っ越し完了しました。

予算的にスタンド型のライトは新規購入できなかったのでルームメイト903の上蓋(ライト)を取り外して新水槽に設置(笑)。水槽に明所暗所が出来てしまいましたが、まぁコレも有りでしょう。水草にはスクスク成長してもらい、臆病タイプの魚は暗所で安心、と考えれば理に叶ってるかも知れません。

そんなこんなで、水中ポンプ停止から始まった大騒動ですが久しぶりに変な汗を大量にかいたものの1尾も亡くすことなく無事引っ越しを終え、おまけに夏の水温上昇への懸念も払拭する形で完了するに至りました。
あっ、勿論カミさんの理解のおかげも多大であったことを付け加えておきますw



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   随時お知らせしていきます。ぜひそちらの方も御覧下さい。


魅惑のウオROOMリンク集

アクアショップA・Z リクガメ飼育初期の頃に随分お世話になった熱帯魚ショップ。現在、爬虫類は扱われていませんが本業の淡水熱帯魚は金魚からディスカスまで豊富に取り揃えておられます。
charm本店 十余年ぶりに熱帯魚飼育を再開するにあたって機材や水草などの購入に利用させていただいたネットショップ。5000円以上の買い上げで送料無料になります。
ディスカウント アクア アベニー・パファー水槽に水草が増えたことを受けて急遽探した50cm水槽用の蛍光灯を非常に買いやすい価格でしっかり在庫もお持ちだったので初めて利用させていただきました。



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