アルダブラゾウガメ

写真:(株)クリーンクリエイティブ「世界のカメ」より

いいっ!とてもいいっ!これぞリクガメですよね。ガラパゴスゾウガメが
サイテスTで守られている現在、「ゾウガメ」と名の付く入手可能なカメ
は、このアルダブラだけです。ゾウガメというだけあって、首元や四肢の
肉付きは、他のカメたちには類を見ない、独特な獣的感触があり、身体を
持ち上げてノッシノッシと歩く姿はまさしく「ゾウガメ」です。
僕自身、現物を直に見たり触ったりしたのは1個体しかなく、個体差など
は分かりませんが、少なくともそのショップにいた個体の印象は、意外と
タフで、飼い易そうで、すっっっっっごくイイ・・・といった感じでした。
でも、どの専門書を読んでも、飼育難易度は最上級レベルで、すごく難し
いとのこと。牧草・葉野菜・果実を食し、カルシウムは特に欠かせない。
最大成体長が1mを超える、というのがたまらないですね。いつかは・・・
いつかは飼いたい・・・。あのショップの個体を見る限りに於いて、それ
ほど困難さは感じられないので余計にそう思います。オーナーの話によれ
ば、「なんでも個体差はありますよ」とのこと。簡単だとされているカメ
だって個体差で虚弱なものもいるし、困難だとされているカメでも、健丈
で世話要らずなものもいる、とのこと。なるほど考えてみればそのとおり。
となれば、問題は価格ですね。スゴイですよ。ベビーで10万〜15万円。
ちょっと大きくなると30万〜50万円は下りません。聞くところによると
2万円/1cmで、計算しているそうです。恐ろしい・・・。ショップによって
は「コレは店の看板なんで非売品です」と断られたりします。入手自体も
大変困難な種だと言えます。


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