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Round 5  スペインGP,バルセロナ
Grand Prix of Spain, Barcelona
2009/05/08 (Fri) - 2009/05/10 (Sun)


 *開催日程*     [日本との時差] -7h
 Local time Japan timeSession
05/08(Fri)10:00-11:30 17:00-18:30Friday Practice 1
14:00-15:30 21:00-22:30Friday Practice 2
05/09 (Sat)11:00-12:00 18:00-19:00Saturday Practice
14:00- 21:00-Qualifying
05/10 (Sun)14:00- 21:00-Race

 *コース概要+GP説明*
コース  Circuit de Catalunya
距離  4.655 km × 66 Lap - 0.126 km = 307.104 kmm
燃費  2.3 kg/lap, 0.494 kg/km (2008 data)
Fuel effect  0.39 sec./10kg, 0.090 sec./lap (2008 data)
エンジン全開率  62% (Level 3/5) (2008 data)
Pitロスタイム  20 sec. (2008 data)
Dry tyre  Soft & Hard
説明&特徴
車の総合力が試される空力サーキットであるヨーロッパラウンドの初戦。ホームストレートが長いためスタートでのKERSの効果は期待される。風の影響が結構大きい。
 *コースレイアウト*

[スペインGP・プレビュー]

1. 開発の成果が試される

 フライアウェイの4戦ではブラウンGP,レッドブル,トヨタが第1グループを形成していた。ヨーロッパラウンドに戻って空力のアップデートが全チームで実施されるため,パフォーマンスがシャッフルされる可能性が大。冬季テストでも各チームここで走らせているため,ある程度セットアップが煮詰まっているはずだが,改良された車を事前テストなしでどこまで仕上げられるかが大きなポイント。ダブルデッカーディフューザーを使用してくるフェラーリ,空力を一新したBMWなど昨年上位チームがどこまで挽回してくるか。

2. タイヤの使い方

 ソフト側,ハード側のタイヤともにデグラデーションが小さいため,ソフト側がレース本命タイヤになると思われる。ソフト側で連続20周回以上安定走行が可能だとソフト−ソフト−ハードでつなぐ2ストップ作戦が有力か。グリッド前列をキープするために軽めで1stスティントはソフト側を使い,残り3スティントをソフト側を中心につなぐ選択肢もある。

3. KERSの恩恵

 1コーナーまでの直線区間が長いため,スタートでKERSを使うとスタートでKERS非搭載車をごぼう抜き可能となる。レース中では2〜3コーナーの立ち上がり,最終コーナー立ち上がりで使用するのが有力。バーレーンほどではないが,KERSの恩恵も多少あると思われる。

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