続400ラッシュ
さて、前回に続き仲間内での400ラッシュです(┬┬_┬┬) 次にバイクを購入したのはH氏です こいつは昔やんちゃしていた元武闘派みたいです 奴が購入したのは「GSX400IMPULSE」です 当時の私はイマイチ、スズキと言うメーカーがよくわかりませんでした スズキ党の人には申し訳ないのですがイマイチこれって言うマシンがでてこなかったんです しかしインパルスを言うバイクは知っていました しかし油冷と言う特殊な冷却機能を持つバイクってことくらいでした 奴は周りがバイクを購入していき我慢できなかったのか突然バイクを購入し仲間内での集会(族ではありません)に突然1994年式のヨシムラカラーのド派手なインパルスで現れました(汗) ある意味みんなド肝を抜かれました
みんなで「いいな〜」などと言う話をしていてしばらくして場所の移動をしようと言う話になりみんなで移動するときに偶然私がインパルスを乗らせて頂きました・・・ 実はこのとき仲間内で変な事が流行っていたのです・・・ 「所有者よりも早く人のバイクで最高速を出すΣ( ̄□ ̄;)!!」などと言う所有者から言わせればとんでもない事が流行っていました(笑) そして所有者を後ろにのせ私が実際に運転しました ・・・もはやみなさんご理解いただけると思います(о^∇^о) 当然「全開です!!!」 私はいろんな意味で期待を裏切りません(笑) 実際インパルスは速かったです 1○○kmまできっちりでました ザンザス以外では恐らくはネイキッド最速といってもいいと思います 全開できっちり所有者様より早く最高速を出させて頂き満足満足♪o(^∇^o)(o^∇^)o 到着して所有者のH氏は苦笑いしています 今考えたら若気のいたりって奴ですね H氏よ ごめんなさいm(__)m
そして次なる400ラッシュのメンバーは我が師匠O氏です 実は少々この「高校生活での青春」での順番が変わってしまってました 確かに仲間内で400を一番最初に所有し乗ったのは私ですがO氏は実は250を親戚のおじさんから譲り受けていたのです しかも超希少車、その名も「CB250LAカスタム」です 見た目はホークみたいな形をしています 昔のバイクなのでノーマルとは言え非常にいい音がしました しかし残念ながら仲間内の一人に少し乗らせたらなんと単独でこけてしまったらしくやむなく廃車扱いです そしてしばらくして400ラッシュに便乗してか奴もまた400を買いました その名も「CB-1」 ここで少し我が師匠の生い立ちを説明させて頂きます 初めて奴に会ってしばらくして彼を理解しだしたのですが正直病んでいました・・・( ̄
 ̄;) のちに説明をうけると当時、師匠はさらに若かりし時から両親の期待を背をい秀才教育を受けていたらしいです しかしそれが師匠にとって苦痛で爆発してしまったそうです それからの彼はまさにアメリカン映画「SEX・ドラッグ・ロックンロール」を胸に頂き暮らしていたそうです 現に私と知り合ったときの師匠はロックが非常に好きでほとんどが外国の音楽ですが国内ではBOOWYのファンでよく私に音楽を語ってくれてその中でも特にインパクトがあったのが「WATCH
YOUR BOY」と「MORAL」です 当時の私は音楽ではなく単にノリの「音」を聞いていたので正直歌詞はみていませんでした しかし師匠に教えられ歌詞を理解したのですが上記の2曲・・・ 悲惨です(汗) もし良かったら一度検索してみて下さい とにかく師匠は当時病んでいて学生時代に親がしてはいけないと言う物はすべてしようとしていました 生々しいので細かくは書きませんが色々ありました そんな事から師匠がバイクに興味を持つのは当たり前で他でも書いていますが奴は生粋の「カワサキ狂」です 語りだしたら止まりませんorz
しかし私は今現在でも師匠の語ってくれる「夢」が非常に好きです 師匠は私に「夢」を見せてくれる恐らくこの世でたった一人の大馬鹿野郎です とにかく師匠はそんなことから当然カワサキを買うと思っていましたが実際購入したのはCB-1です(・・;) (ちなみに彼は今だに一度もカワサキを所有したことがないのは一体・・・( ̄
 ̄;))
とにかくO氏も400を購入し我がチームも5台の400ccが集まりました 集会のときに集合場所に400ccが5台も集まるとなかなか気持ちの良いものです(о^∇^о) 地味に国内4大メーカーすべて揃ってますし ちなみにO氏の買ったCB-1にはKERKERのK45ホワイトチップ規制前バッフル抜きが入っていました・・・( ̄
 ̄;) 水冷のホンダのエンジンでもなかなか大きな音がします ちなみに記憶違いなら申し訳ないのですがこの時にはすでに数人は社外のマフラーが入っていました ちなみに一発目に社外のマフラーを変えたのは私でBEETのナサートRR(チタンカーボン)です 当時の私はやたら車検にこだわりました そしてある意味恐ろしく純粋で社外のマフラーのカタログやメーカーのうたい文句の宣伝記事を物の見事に信用してしまいマフラーを変えるとすばらしくナイスなサウンドとモアパワーが手に入ると思っていました・・・ しかし現実は違いました(┬┬_┬┬) 当時高校生でがんばって働いて15万クラス?のBEETと言う一流マフラーを購入し取り付けてもらって実際走行した時の最初の感想は 「まったくわからんΣ(T▽T;)!!」でした(涙) いや、そりゃ音は変わりましたよ・・・少しですが 実際乗っているとそこそこに聞こえますがハタから聞いたら非常に静かと思います、しかも5000回転以降からでしょうか完全にエンジンノイズかマフラーの音より大きくなりマフラーの音なんてこれっぽちも聞こえませんΣ(T▽T;)!! んで速くなったかと言うと正直微塵も感じません(汗) たしかに私が過大な期待をしていたのは認めますが低・中・高回転共に速くなったかと言うと全くわかりません(>_<) 高いお金を払ったから大げさでもいいんで速くなったと言いたいですが全くわかりませんorz しかし見た目は変わったので微妙な感じです 素直に喜べませんが・・・ そして更なる悪夢が私を襲います 仲間内2発目400購入者S氏が私が再び苦労して社外マフラーを購入した翌日か二日後くらいにあの野郎、解体屋でヤマモトレーシングの爆音マフラーを購入し取り付けていました(怒) 完全にXJRの方が爆音でしかも空冷特有のサウンドを奏でて私のナサートなど見る影もありません(┬┬_┬┬) しかも奴のXJRはマフラーを交換し明らかにパワー曲線が変わり細いエキパイで下が細くなり高回転との差が激しくなり乗っていてなんとも楽しい仕様になっているではありませんかΣ( ̄□ ̄;)!! そしてO氏のKERKERです、国内マフラーではなく外国マフラー、音が大きくて当たり前です ・・・脱帽ですorz 私の苦労はなんだったのでしょうか(T_T) しかもその後インパルスもファディーダディーのスリップオンの爆音マフラーを着けました・・・ すでに私のバイクは仲間内のマフラー交換組では最もおとなしい物になっていました 私はこの時以来マフラーに関する考え方が大きく変わりました まあ今考えたらよい経験だったんですかね(・・?)
そしてしばらくして400ラッシュも落ち着いてみんな400ccを購入しました、みんなでいろんな所に走りに行ったりしましたo(^∇^o)(o^∇^)o
しかし若かりし故、「誰がバイクの運転がうまいか?」とか「誰が誰よりも速いか?」とかの話がよくでてきました 私達のチームは走り屋ではありません 「バイクのチーム」ではないのです 偶然仲間内がみんなバイクが好きだったと言うだけです しかしあえてジャンル訳すると昔の「カミナリ族」と言うのが私の言い分です カミナリ族と言うのは間違っているかもしれませんが私的には「公道を凄まじいスピードで走りぬける」と言う物です 現に当時の私達は反社会的な速度で走っていました 道があればひたすらアクセル全開で問題になるので速度は書きませんが今考えたら頭がおかしかったと思えるほどでした 当時の私の自論で「最速とは峠や限られた所をグルグル速い速度で回るのではなくバイクとは本来、移動手段であるから移動する道、すなわち公道を最も速く走ることが最速」などと言うふざけた考えを持ていました(汗)
話を元に戻して、ある時O.H氏と二人で和歌山の高○山に走りに行っていました 高○山に着くまでに26号線と言う国道を通るのですがその途中、前回にも説明したネイキッド最速マシンのO.H氏が先頭を走っていた全開の私を軽々と直線で抜いていきます(怒) 直線である以上技術どうこうの問題ではありません 私に打つ手はありませんがそんな当たり前の事を頭で理解し冷静でいられるなら「若かりし頃」などと言う言葉は使いません 怒り狂っているのが当時の私ですΣ(T▽T;)!!(爆) そしてなんとしばらくすると私のZRXが奴のザンザスを直線でぶち抜きました(≧▼≦)!!! 正直「歓喜」です しかし振り返りざまに奴を見るとなんとハンドルから手を離してヘルメットのあご紐を締めなおしているではありませんかΣ(T▽T;)!! さらに怒りが増え、しかもその後私は奴に軽々と抜かれてしまいました・・・orz 怒りと脱帽でしたがなんとか高○山に着きいざ峠での勝負です 直線はマシンのパワーの差が露骨にでます しかし峠なら直線ほどのマシンによる差はでません!!! いざ勝負Σ( ̄□ ̄;)!!
・・・惨敗ですorz 奴は速かったです 当時峠をほとんど走ったことのなかった二人でしたが奴の走りには「根性」と言う言葉が非常に似合います・・・ しかし理由はともあれ速いですorz さらに奴は私に追い討ちをかけます しばらく峠を走っていて奴に引き離され一生懸命追いつこうと走っていたのですが追いつかずしばらくすると何とか追いつきました O.H氏がバイクから降りています しかも良く見るとタ○コを吸っているじゃありませんかΣ(T▽T;)!! 激しく屈辱プレイですorz 怒り狂い私も止まりO.H氏に文句をいいますが所詮負け犬の遠吠えです 私はこの日以来O.H氏にただならぬバイクに関しては勝手にライバル意識を燃やしました