仲間達との出会い


そんなこんなで師匠と出会いいろいろと知識も増えていった中ある日師匠の友人に会う機会がありました
私が行っていた学校の奴ではなく別の学校の師匠の中学の時の知り合いらしいです 案の定バイク大好き人間だったので会話にはそれほど困りませんでした、むしろとても楽しく非常に有意義な時間を過ごせました たしか数回師匠の中学の時の知り合いに会った時私は師匠から以前よりよく会話に出ていた単語「仲間内」と言う言葉に非常に敏感になっていました 私が聞いた感じ「仲間内」とはすなわち「家族」と言っていいほどのレベルに感じました 特別な仲間、すべてを分かち合う仲間、一生の仲間等の言葉が非常に似合うイメージが師匠の言葉から感じました しかし私はその「仲間内」には入っていなかったのです 考えてもみれば当然です、偶然高校生活で登下校が一緒のだけで知り合ってまだそんなに月日はたっていません 正直なんだか悲しかったです いや、悲しかったというよりも自分もその仲間に入りたかったです 駆け引きや損得勘定のない仲間・・・ 知らない奴らは笑うかも知れませんが純粋な馬鹿ゆえになしえた本当の永遠と思いました  雑談ではありますが私はこの世に永遠と言う物は信じていません、いかにダイヤモンドと言えどもいつかは色あせると思います、しかしもし本当に永遠と言うものがあればそれは形のない物だと思います 人間とは非常に不安定な物です、いくら奇麗事を言っても不安は残ります、形ある物は非常に安心できます、だって見ればわかるし触れるしなによりもそこにそれがあると言う事が断言できます、しかし形ある物に永遠はありませんいつの日かそれは色あせ輝きを失い消えて行きます 永遠という物があるとしたらそれは形のない物と思います すなわち人の気持ちとかです、しかしそれはもっとも永遠に近い物ですがもっとも刹那に近い物、恐ろしく不安定で不完全、見えない物で相反する物です、 しかし人は・・・ 私は永遠を望みました それが私が当時思った「仲間内」です
ある日師匠のはからいで師匠の仲間内で和歌山にツーリングに行くと言う話がでました 師匠の宝物の仲間内のメンバーがほぼ全そろいです 私にとって始めての複数での遠出の旅でした 不安と期待、様々な思いがありました みんなそれぞれの思いを抱きながらアクセルを回し堺の町を出て行く 深夜のいつもの日中とは違った道路・・・ 全員50CCですが激しく楽しくやんちゃな言葉で言えば本当に「無敵」になった気がしました 途中の道で仲間内とはぐれてしまい二名と二名の組になってしまいました、しかも偶然にも峠の途中のレストランか何かの大きな駐車場を丸々大検問にした検問に会いました 当時は今と違い違法改造には警○も非常に厳しく「改造=違法」と言う方程式ができており車のバケットシートなど御法度で一台一台走り屋のバケットシートを警○が無理やり力ずくではがしていましたそんな中俺達だけがバイクで登場です、私はブタバスでおわまりさんと話をさせられたりし持っていたタ○コを見事に没収orz  検問で見事に?仲間内と合流します なんとか検問を終えて再出発、和歌山の海を見ながらなんとも言えない「感無量」の感情にひたっていた時やはりタ○コが吸いたくなってあたりを見渡すとすべて時間外で売り切れの赤ランプ・・・( ̄  ̄;) しかたないと思いあきらめていたら師匠がなんとハンマーブーツからマイルド○ブンを取り出しました(お前はドラ○もんかΣ( ̄□ ̄;)!!) しかしタ○コがない今、全員O氏に土下座ですm(__)m 「恵んで下さいΣ(T▽T;)!!」と・・・ 海辺で深夜に野郎三人が土下座です(笑) 多少のトラブルはありましたが今思い出しても非常に楽しかった記憶があります そして朝日が昇る明け方に地元に戻り解散しました 私にとってはそれは非常に楽しく興奮した経験です  その日以来私は師匠の仲間内に激しく興味をもちなんとか自分も仲間に入れてもらいたく思いました  しかし当時の師匠はそれをがんとして遠まわしに拒否しました 理由は彼は「狭く深く」の精神の持ち主だったからです ちなみに私も今はそうです 数人でいいから一生付き合って行く仲間がほしい、しかしその数人は何があっても一生仲間と言い切れる 私もそんな物がほしかったです 私はどうしても師匠が私を仲間内に入れたくなく話にならないので師匠を飛ばしてそのほかの仲間内から仲良くなりみんな受け入れてくれたと思います しかし師匠は相変わらずがんとして首をたてに振らない状態が続き毎日登下校しているのに微妙に気まずい?感じでした しかし私の気長な努力?と根気で超短縮しますが最終的にはいつからかはわかりませんが私は「仲間内」になることができました きりがないのではしょりますが内容は非常の困難でかなり大変でした(T_T) しかしそれ以上の「仲間」を私は結果手に入れることができました  損得勘定のない不器用で真っ直ぐなある意味恐ろしく自分勝手な奴ら・・・ けど仲間内になにかあればいついかなるときにでも全員が集まりました 私はこいつらが大好きです 


高校生でバイク購入


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