初めてのバイクメンテ


すこし順番が間違っているかもしれませんが初めて私がバイクを自分自身で触った時の事です。
ある日師匠といつものように学校の登下校をしていていつものようにバイクの話をしていた時です 師匠が私に「キャブのO/H(オーバーホール)してみーひんか?」と私に進めてきました 師匠の厳しい?ご指導の元、多少なりとも「知識」は増えました キャブがどれなのかという事はわかっていました、私は当時まだ無知で真っ直ぐな所がありました、師匠に「それってバイクにいいの(・・?)」と聞くと奴はすかさず「いい(о^∇^о)」と答えました 理由を聞くとたしかいろいろ説明してくれました そして私は素直にバイクによくてお金がかからない物なのでしたいと答えました これが私の始めての作業のきっかけです それまでは全く自分で触った事のないバイクでしたが学校が終わり師匠と私の団地の下に止めてある我が愛車JOGのカウルを外し、エアクリボックスも外しそしてキャブの取り外しです、実際キャブにはアクセルワイヤーやその他のホースが付いていますが正直バラすのは誰でもできます、だってとりあえず付いている物をなにも考えずに外すだけですから・・・( ̄  ̄;)   とりあえずキャブレターをバイクから外し師匠と一緒に自宅へ入ります そして洗面台でキャブをバラバラにし何を血迷ったかキャブクリなどは一切使わず水を出しハブラシでシコシコと磨きました(汗) 今考えたらキャブのジェットの交換はおろかガソリンの通路の洗浄すらしていない正直意味のない物でした(笑) そして自己満足で掃除しいざ取り付けです 問題はここからです、先ほども書きましたがはっきりいってバラすだけなら知識なんてほとんどいりません(爆) しかし組み付けとなると話は別です だって取り外しはとりあえず目の前にある物を全部外せばいいんです、しかし組み付けは元々つながっていた物をきちんと元の通りに繋ぐと言う事が当たり前ですが必須条件です どこに何がつながっていたとかどの順番で組むとかも時には必要ですo( ̄ ^  ̄ o) しかし話の流れでわかると思いますがいざ私がキャブを取り付けようとしても順番がまったくわかりませんΣ(T▽T;)!!(笑)超安易な記憶と自分の直感だけが頼りです 結果あたり前ですがつくわけありません(>_<)!!! そんなガ○ダムパイロットのア○ロ・レイ並のニュータイプ張りの直感は私にはありません(_´Д`)ノ~~

  こまりました・・・  ふと横を見てみると師匠も「(・・?)」みたいな顔をしています・・・( ̄  ̄;)  ホースはあってるか間違ってるかは微妙ですがとりあえずつけました しかしアクセルワイヤーをキャブにつける時にスプリング下にあるニードルが刺さってる奴の向きを間違いアクセルワイヤーが上手くキャブに入らずお決まりの「I'M GET THE POWER」(笑)で力ずくで無理やり取り付けしますが当たり前ですがアクセルが回らず断念orz 試行錯誤をしてなんとか元通りにしました そしていざ期待を胸にエンジンを何度かセルを回しかけアクセルを回しますΣ( ̄□ ̄;)!! 結果=「わかりません(о^∇^о)(涙)」  まあ考えてもみたら当たり前です 毎日乗っていて別に普通に不満なかったしましてや今回のキャブのO/Hはただ単にバラすだけの超なんちゃってO/Hです とにかく私の初めてのバイクの触ったのが終わりました(汗)    さて、これだけで終わっていれば私の青春時代はたわいもない物です・・・ 私の師匠はO氏です(爆) 数日後の事でした 師匠は私にある提案?をします 「ヘッド研磨してみ〜ひんかo( ̄ ^  ̄ o)?」 と・・・(汗) 当時(今もですが)お金がなかったですがバイクを速くしたいと言う気持ちだけは人一倍もっていた私です 当然のように師匠に「ど〜なるん?」と聞くと師匠は説明してくれます 実は当時師匠もそうですがあるバイク雑誌を愛読しておりました その名も「ライダー」です まんまのタイトルですがしかしこの雑誌は当時は非情に勉強になりました 当時もそうですが実際バイク雑誌と言うのは一部を除いて特にメジャーな物ほど実際はただの宣伝本かバイクの写真集でした しかし「ライダー」と言う雑誌は違います キャブのO/Hやヘッド研磨やとにかく改造が多かったのです!しかもショップがらみではなく初心者?でもわかりやすく書いてあり師匠は「ライダー」の本で育ち私もその流れを忠実に受け継いでいたのです(о^∇^о) そして「ライダー」のとある号にヘッド研磨のやり方が書いてありました 実は師匠に言われた時に私はそれを記憶していましたのでなんとなく意味がわかりました 耐水ペーパーとMJ(メインジェット)の交換だけで速くなる(≧▼≦) コストはわずか数百円です! 純粋無垢な私は即行動です(笑) 師匠の自宅でヘッド(カバー)を外しやはり台所(汗)でひたすら削りますΣ( ̄□ ̄;)!! そして取り付け〜 当たり前?ですがトルクレンチなどもっていませんので手ルクレンチでヘッドカバーを閉めます そしていざエンジンスタート!!! 結果=やはり全くわかりませんΣ(T▽T;)!!(爆)  ・・・まあ今考えたらただ単に失敗です(研磨の) いくらヘッドカバーといえども金属です 耐水ペーパーで少し削ったくらいでは圧縮比など変わるほど削れません・・・( ̄  ̄;) しかしこの時に私はなにを血迷ったか実はヘッドカバーだけではなくヘッド自体を外したりピストンまでも取り外してしまいました(汗) 理由はズバリ!興味があったから(爆) とにかく元通りにでき?なんとかエンジンもかかり走りました(全く速くなっていませんがorz) かくして私の第二回バイクを触るのは終了しました
しかし私は当時2ストがオイルを消費する事やプラグも消耗部品である事しりませんでしたがすべてを飛ばしていきなり「キャブのO/H」そして「腰上全バラ+ヘッドカバーの研磨」などと言う基礎を一切合財飛ばした事になってしまいました(汗) 今考えるともしかしてある意味「人間モルモット」だったのでしょうか・・・( ̄  ̄;)(汗)? そんなこんなでスパルタ?な師匠に鍛えられていく私でした( ̄〜 ̄)ξ

仲間達との出会い

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