15、感性の満足から物理的証拠へ


とりあえずセッティングはきりがないので一段落です そて実際セッティングはある程度無事終えましたがノーマルボックスを除去したらその後の処理があります 「オイルキャッチタンク」です エンジンからでているブローバイガスをそのままにしていたらエンジンが最悪オイルまみれになります(汗) もともとボックスがついていたところからホースがでています これが問題のブローバイガスのホースです 小さな排気量の場合先っぽにフィルターをつけてOKと言うこともできるみたいですが1200です・・・ 不可能ですorz そこで構造としてはホースからでるオイルを別所タンクにためてガスを後方から出すです(車検は通りません)  そしてさらなる簡易的問題が・・・ みなさんノーマルボックスを除去した事はありますか? ボックスをとるとシートの下の小物入れのところが筒抜けになるんですよΣ(T▽T;)!! これは恥ずかしい?しもし雨とかの時は最悪水溜りコースです まずはここをなんとかします 社外からそんな風なパーツはたしか出ていたと思いますがお約束の「万コース」です(>_<) そんなお金はやはりありませんo(^∇^o)(o^∇^)o 用は蓋をしたら言い訳です 近くのホームセンターに行って薄いアルミ板を買って自分できってタイラップで止めます
これで完成 価格はたしか500円くらい(・・?)  はっきり言って社外の万単位のカバーを買う意味は全くありません しかも意外に自作のアルミはつや消しで結構かっこいいんです(≧▼≦)






とりあえず次でブローバイガスのホースの取り付け位置です これも社外がオイルキャッチタンクとセットで万単位(汗)で販売していますが当然却下 同じくホームセンターで耐油のホースを2メートルほど買います 同じく2〜300円くらいでした 最初は取り回しがわからずとりあえず適当に(汗) 結果=「ある意味ありΣ( ̄□ ̄;)!?」  ・・・じゃなくて失敗です(笑) 
















んで次がオイルキャッチタンクです これは社外は非常に種類があります ただし容量の問題で実際に適応なのは6000〜25000円です んで当たり前のように自作ですo( ̄ ^  ̄ o)  オイルキャッチタンク自作一号の条件は500cc以上 と言う事です そこで百均で茶官を買いました リーマーで穴を開け水道用のジョイントを買って取り付けしてジョイントの周りは液体ガスケットで塗り倒します シートの下で見えないのですがとりあえずビニールテープを一周して真っ黒にします  経費はたしか合計で500円以下だったと思います
















しかしオイルキャッチタンク1号に問題発生 1号は素材がスチールでどちらかと言えば錆びやすい素材でしかもビニールテーブ巻きで中のオイルが簡単に出せないと言う欠点がありました そこでオイルキャッチタンク2号の製作です 今度の条件は 素材はアルミ 最低でも350cc以上 簡易的にオイルを出せる物と言う少々ハードルが高い条件を出しました いろいろ考えましたがなかなかありませんでした(┬┬_┬┬) どうしてもコストを考えるので特に選択肢が狭くなりました しかし条件をすべてクリアするナイスアイテム発見(≧▼≦)!!! その名もジュースのアルミ缶! 普通の官では簡易的にオイルを抜くと言う条件に問題がありましたが私がチョイスしたのは400ccのアルミのボトルです これなら蓋を開ければオイルがどれだけあるかもわかるナイスなアイテムです しかも仕様前においしくいただけますo(^∇^o)(o^∇^)o  1号と作り方は基本的には同じです ただ回りにはビニールテープでは味がないのでアルミテープを使いました(シートの下なんでそうそう人に見せる事はありませんが〜)  価格も1号とほとんどかわりません

















あとあまったアルミ板を使ってシートの下のオイルキャッチタンクを置くためのボックスをつくりました もちろんあまったアルミ板なんでコストは0です


どうですかみなさん・・・ 他のページでも少し書きましたが実際バイクの部品は非常に高価です 中には見えないところにも特殊金属を使い変な付加価値をつけて値段が恐ろしくなる事もよくあります 今回だって超簡易的計算ですが社外ではおそらく3〜5万くらいするものが自作で1500円前後いなりました(汗) たしかに精度等の問題では私が今回作った自作パーツでは勝てないですがしかし性能面では実際は全く問題ありません それを考えたら値段差3万以上の価値は十分にあると思います



















とりあえず一通り終わったので次はキャブの同調を取りました これも今回初めてで最初は全くわかりませんでした バキュームゲージで調整も使い方がわからず・・・orz しかしなんとか同調をとりこれでパワヒル取り付けセッティングも一段落と思っていましたがここで一つ素朴な疑問が・・・ 「実際にどれくらいパワーが上がったんだろうか・・・(・・?)」 と たしかに乗っていて楽しいしパワーもあるように思いますがそれはもしかしたら取り付けやセッティングで苦労したからパワーがあがった様に勘違いしているだけではないだろうかと・・・(汗) そこで実際にダイノマシンにてパワー測定をしてみました(≧▼≦)  
・・・正直怖かったです  だってもしこれでノーマルより馬力が落ちていたら確実に立ち直れません・・・(┬┬_┬┬) まさに「デチューンΣ(T▽T;)!!」 いくら感性や美学を語ったところで数字上落ちていたらそれは全く意味のない負け犬の遠吠えになります どきどきハラハラしながら富田林の某有名ショップにてダイノマシンのパワー測定+空燃費測定をお願いしました 
店についたらまずびっくりしました・・・ 普通のおばさんがおそらくジュラルミンらしき金属でバックステップを作っていたのです(汗) たしかあれは量販店でここのショップのブランドの5万クラスのパーツでは・・・(・・?)    別におばさんが作ったらダメと言う事はありませんが正直なんかびっくりしました(汗) と、とにかくパワー測定〜  ダイノマシンの上に我が愛車ZRX1200Rが乗せられ乗せられ縛られていきます ショップのお兄さんが「カタカタ」とパソコンを触りながらいざ測定開始Σ( ̄□ ̄;)!!  最初はゆっくり?と回転数を上げて行って全開Σ( ̄□ ̄;)!! 凄まじい音が防音された個室から漏れてきます 後ろにいて激しく怖かったですΣ(T▽T;)!! 「爆発したら間違いなく俺も死ぬんやろうな(汗)」 などと思いながら少し真後ろから自分の体の位置をずらしました・・・   とにかく測定完了〜  お兄さんに「こっちに来てください」と言われそそくさとパソコンの前に行きます これがこうであれがこうと言う微妙にちんぷんかんぷんな説明をききながらとにかく最高出力は「124.3PS」最高トルクは「11.2Kg」と聞きました 最初は「・・・・・・( ̄  ̄;)」と思いましたがふと気がつき「これって後輪出力ですか?」って聞いたら「はいそうです」って言われました 実際後輪は1割程度ロスします ましてはカワサキは15%ほどロスします ってことはもしこれが新車のカタログ上たっだら約143psΣ( ̄□ ̄;)!! 仮に1割計算でも136ps!!! 後輪でマレーシアのカタログデータ並の数字を叩き出しました(≧▼≦) お店のお兄さんに「結構綺麗にでてますね 十分パワーもでてるし個人でやったんなら十分ですよ」とお褒めの言葉を頂きました(≧▼≦) ついでといっては何ですが他の人のデータも見せていただきました ノーマルキャブにパワヒルはいなかったんですがFCRに直キャブのZRX1200Rのデータがあったんで見せてもらいました 後輪で130PSでした なんかそんなに目がくらむほど代わりがなかったんでお兄さんに「社外キャブでもこんなもんですか?」って聞いたら「まあ、エンジンノーマルなんでこんなもんですよ」って言われました ちょっぴり俺って成功(о^∇^о)って思ってしまいました 

ことのついでに現在のセッティングが薄いか濃いかと聞いたら少し薄いが壊れることはまずないと言われました そこらへんは空燃費でもデータとして出ています んで「これで冬も通せることは可能ですか」と聞いたら「それはちょっと厳しいですね〜」 とご回答いただきました(汗) 
とりあえずデータ上でもでたししばらくはこれでいきます また冬前になったらリセッティングします




16、時代の流れ・・・


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