稲木昭子・沖田知子 著
『アリスのことば学 −不思議の国のプリズム−』
出版後150年たつ今なお世界中の人々を魅了する『不思議の国のアリス』 にこめられた遊び心や面白さを、ことばにこだわって読み解く。 また、細かい語法や表現を虫眼鏡でじっとみる「虫の目」、鳥瞰図から大きな構図や仕掛けをみる「鳥の目」、時代の流れをこえてあせない魅力をみる「魚の目」といった多様な視点から迫るコラムも多数掲載し、ことば学というプリズムを通して、原著のことばと論理の多彩な輝きをとらえる。