−服装・持ち物−


◆服装
前回は4〜6月、今回は10〜11月。同じ服装でいけそう。半ズボン、半袖Tシャツの上に白衣、頭に菅笠、靴は前回と同じ履き慣れた革のウオーキングシューズ。本来は上下とも白装束が正装らしいが、菅笠と白衣だけでお遍路とわかるのでこれで許してもらおう。前回のものがそのまま使える。

◆雨具
前回は折りたたみの傘、上下別の雨着、ザックカバーで歩いた。今回は事前に「へんろみち保存協力会」のポンチョをインターネットで取り寄せた。少し重いのが玉に瑕だが、2回の使用結果は上々だった。特に両手が空くことと、脱いだり着たりが簡単なことがありがたい。

◆へんろ用品、持ち物
二ヶ月近くも毎日身に付けて歩かねばならないので、少しでも軽いにこしたことはない。前回は持たなかったもので今回新たに用意したものは、
金剛杖とデジカメ。
「お杖」
は遍路をお導きくださる弘法大師の化身」とも言われるから敬意を表しようというわけ。前回は不遜にも邪魔になるという理由で持たなかった。恐れ多いことだった。実際に持って歩いてみるとそれほど邪魔にはならなかった。地面につくことはほとんどなく、片手に持ったままで歩いた。山道ではくもの巣を払うのに役立つ。

「デジカメ」は二年前からずいぶん様変わりして、携帯に便利な薄型のものが出回っている。CASIOのEXILIM(EX-Z3)を選んだ。厚さわずかに22.9ミリ。光学ズームもついている。携帯用のケースを買って腰のベルトに通した。これは重宝した、撮りたい時に右手一つで簡単に取り出せる。 菅笠、頭陀袋、経本、数珠、リュック、ウエストポーチ、水筒は前回のものをそのまま使う。ウエストポーチは途中で不要と判断して「ゆーパック」で自宅に返送した。納札は一番札所で手に入る。納経帖は今回もなし・・、のつもりだったが、別格一番で気が変わり二十霊場分だけのものを購入した。
他に、
健康保険証(証明書)、郵便局の預金通帳、うちわなど。あまり現金は持ち歩きたくないのでこまめに郵便局で引き出す、銀行と違ってどこに行っても郵便局はある。健康保険証は必要にならない方がいいのだが、今回はこれが役に立ってしまった。



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