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「お四国」日誌 | ![]() |
第1日 | 4月23日(月) | ・ 1番札所で遍路用地図・納め札200枚・経本を買った。 ・ 地蔵寺で「百薬に優る遍路に出でにけり」(朝日俳壇入選句)の句碑に出会い、とても良い句だと感心した。 ・ 興奮と緊張と不安が交じり合った一日であった。 |
晴 | ||
徳島・板野町 | ||
森本旅館 | ||
10.9km | 1霊山寺 2極楽寺 3金泉寺 4大日寺 5地蔵寺 | |
第2日 | 4月24日(火) | ・ 二日目になって少し落ち着き、行き交う人に「おはようございます」「こんにちは」の挨拶をし、畑で働く人にも話し掛ける余裕が出る。 ・ 午前中、京都の男性遍路と同行。 ・ 切幡寺で遍路を中断して長谷さん宅へ。彼女のお父さん(学生時代の下宿のおじさん)と歓談。 |
くもり | ||
徳島・三野町 | ||
長谷さん宅 | ||
16.7km | 6安楽寺 7十楽寺 8熊谷寺 9法輪寺 10切幡寺 | |
第3日 | 4月25日(水) | ・ 彼女のお母さんを病院に見舞った後、ご主人の案内で「美濃田の渕」などドライブ、昼食後、昨日の切幡寺まで送ってもらって遍路を再開。 ・ 吉野川を渡り藤井寺に向かう。藤井寺ではちょうど時期がよく、紫と白の藤の花が満開だった。 |
雨のち曇り | ||
徳島・鴨島町 | ||
ふじや旅館 | ||
10.9km | 11藤井寺 | |
第4日 | 4月26日(木) | ・ 焼山寺は難所というだけあってきつい。最後の登りで釣鐘の音が聞こえた時は、やれやれもうすぐだと元気が沸いた。途中の柳水庵の湧き水がうまかった。 ・ 下山は昨夜同宿だった三人(H・M・Sさん)と一緒になる。 |
晴 | ||
徳島・神山町 | ||
桜屋旅館 | ||
19.1km | 12焼山寺 (番外)長戸庵、柳水庵、浄蓮庵 | |
第5日 | 4月27日(金) | ・ 広島のMさん・青森のSさん、それにさわやかな風と新緑、ウグイスの声を道連れに快調に歩く。 |
晴 | ||
徳島・国府町 | ||
旅館鱗楼 | ||
23.3km | 13大日寺 14常楽寺 15国分寺 16観音寺 | |
第6日 | 4月28日(土) | ・ ピーヒョロローというとんびの声を聞いた。とんびの声など何年ぶりのことだろう、妙に懐かしい。(以後、毎日のようにこのピーヒョロを聞くことになる) ・ 今日も風がさわやか。Mさんとは途中で別れて、Sさんと同行。宿は食事がなく、食堂を探して彷徨う。 |
晴 | ||
徳島・小松島市 | ||
民宿ちとせや | ||
27.0km | 17井戸寺 (番外)地蔵院 18恩山寺 19立江寺 | |
第7日 | 4月29日(日) | ・ 遍路を始めてちょうど一週間、雨の日曜日とあって休養、宿で読書。昼前に宿を出て、鶴林寺のふもとの宿まで10.5キロだけ歩く。 ・ 昨日まで一緒だったSさんは朝七時に出発した。午後から雨がひどくなり山道で難儀しているのではないかと心配する。 |
曇りのち雨 | ||
徳島・勝浦町 | ||
民宿金子や | ||
10.5km | なし | |
第8日 | 4月30日(月) | ・ 鶴林寺への途中、大きな岩の陰でトイレ。 ・ 鶴林寺からいったん下って、再び太竜寺のある山に登るというきつい行程。鮮やかな石楠花を見て疲れが吹っ飛ぶ。 ・ 太竜寺は西の高野といわれ広い境内を有す。札所は市街地にあるより山上にある方がいい。 |
曇り一時雨 | ||
徳島・阿南市 | ||
民宿坂口屋 | ||
15.1km | 20鶴林寺 21太竜寺 | |
第9日 | 5月1日(火) | ・ 今日で徳島一国が終わった。今夜の宿は温泉付きのホテル。 ・ 一日先行していたSさんに、浴場の脱衣場でバッタリ。雨中の山歩きがたたってマメがひどくなり連泊して今日は遍路を休んだという。足のテープが痛々しい。 |
晴時々曇り | ||
徳島・日和佐町 | ||
温泉ホテル千羽 | ||
28.1km | 22平等寺 23薬王寺 |
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