裏六甲道
(標高931m)
![]() 駅横の林道がスタート 09:22 ![]() 魚屋道との合流点 09:38 ![]() 沢沿いに登る 09:49 ![]() 透き通る水面 09:57 ![]() 百間滝へバイパスの途中から 10:38 ![]() 最後の上り 11:18 ![]() 極楽茶屋跡に出る 11:21 ![]() 高山植物園 12:00 ![]() 一面クリンソウの花園 12:13 ![]() クリンソウ ![]() エンコンソウ ![]() ![]() 紅満天星(ベニドウダン) ![]() ![]() ![]() こけもも |
久方ぶりの六甲ですが、今回の目的は高山植物園です。クリンソウが満開とのこと。折角の六甲に車と言う手はありません。裏六甲を登るのは初めてですが、車の停めやすそうな登山口を狙って、有馬温泉からアプローチします。 中国道はいつもながらの渋滞。宝塚ICから176号を経由して51号で有馬温泉に入ります。 温泉町の狭苦しい道を抜けて、コンビニでお昼を仕込むのに一苦労です。ロープウェイの有馬温泉駅直ぐ下の駐車場は、想像したほどには広くありませんが、車の数もさほどには多くなく、幸い車を止めるのには心配ありません。 停めた車の直ぐ傍ではご夫婦らしき一組が登山靴に履き替え中、やっぱりこの駐車場を起点に利用する登山客は結構多いのかも知れません。 駅を横目に林道を登ること十数分で魚屋道と合流します。ここ有馬温泉からは魚屋道、紅葉谷道と有馬三山を巡る裏六甲縦走路を利用できますが、今回は植物園に最も便利な紅葉谷道を辿ります。 合流点を過ぎると谷の左岸に渡って沢道に入ります。幾分冷たい風が汗ばむ肌に心地良い日よりです。谷道だけに陽が差し込まないのが好都合で、真夏にはもってこいのルートでしょう。 登山口から高度にして100mほど登ったあたりに百間滝方向への分岐があります。少し入って覗いてみると、笹が覆い被さった狭い道で、あまり入る登山者は居ない模様。奥方を残してわたしだけがもう少し先へ進んで滝を覗き見る辺りまで・・・滝よりも有馬方向への眺望が目を引きます。 石段続きの登山道を上りきって、やがて辺りが少し明るくなって来ると極楽茶屋はまじかです。茶屋は残っているのかと思っていましたが、もう随分前に取り壊されているのでしょう、今は跡形もありません。 極楽茶屋跡前の車道を横切ってからは、車道沿いに縦走路を凡そ30分ほど歩くと、ガーデンテラスを経て目指す高山植物園です。 想像していたほどには広くない植物園ですが、良く整備されていて、丁度満開のクリンソウが一番の見ものです。 人出もそう多くはありません。ゆっくりと園内を巡りながら、ベンチで遅いお昼を済ませます。1時間強も愉しんだでしょうか、帰りには出口のティールームでお茶のひととき。ロープウェイの駅近くまで戻ってきた時はもう2時近くでした。 時間次第では、下山はロープウェイと思っていましたが、どうも混雑しそうな気もします。それなれば、とピストンで紅葉谷を下りることに・・・ 駐車場に降り立ったのは丁度4時。見ると、我々と同じ頃にロープウェイに乗った筈の二人連れの姿があります。やっぱり・・・足で下ったのが正解でした。 あまり馴染みの無かった六甲ですが、これを機に後の2ルートも試してみたくなった春の一日でした。 |