剣山
(標高1955m)

     登山日:2008.10.21
     お天気:晴
     人  員:夫婦2名
     ルー ト:見ノ越ーリフトー西島駅ー山頂ージロウギュウートラバース道ー西島駅
     タイム :6時間

西島まで15分   09:09



いざスタート! 09:35



山頂直下のお社  10:12



山頂笹原からの眺望 10:18



山頂からジロウギュウを望む 10:24

 
山頂からの眺望  10:25


ジロウギュウへの稜線を辿る 10:44
 




ジロウギュウ峠の分岐 11:01




背後に剣山山頂
を望む 11:36 


燃えるが如き紅葉 11:45


ジロウギュウピーク 11:53



西島へのトラバース道 13:13


マユミのピンクの実が鮮やか! 13:15


紅葉のトンネルをくぐる   13:22
朝は7時前、貞光の道の駅を発って、一路剣山は見ノ越を目指します。昨夜の内に見ノ越まで入ることも出来ましたが、なにぶんの険しい山道、夜の走行は遠慮した方が無難です。












見の越までは約1時間半、ウィークデイとあって流石に車の数も多くはありません。リフトの駅周辺には大きな駐車場もあり、無料のテントサイトもあるのだとか・・・











9時のリフト運行開始を待って西島神社まで330mを一揆に登ります。足で登っても1時間強の道のりですが、昨日の今日とあって、流石にその元気はありません。














西島駅から山頂まではいくつかのコースに分かれますが、ともあれ、我々は急登の正面突破を選びます。










登ること凡そ40分、剣山本宮で手を合わせ、脇の階段を登りつめると、見渡す限りの笹原が開ける中、山頂まで木道を辿ります。












山頂から緩やかに延びる尾根を目で辿ると、正面のピークが次郎笈です。稜線途中の鞍部から右手西島方向へのトラバース道が交差しているはずです。












天気は上々、時間もまだまだ余裕があります。ジロウギュウまでは凡そ1時間の道程、迷わず稜線に足を踏み入れます。











笹原を分けて真っ直ぐにのびる縦走道は正に快適そのものです。眼下には燃え立つような紅葉の樹林が広がります。目を上げれば360度の雄大な眺望、これ以上望めるものはありません。










剣山までは結構軽装で登ってくる人も多いようですが、ジロウギュウまで足を延ばす人は流石にそう多くはありません。












快適そのもの!とは云え、最後のひと登りは堪えます。ピーク直前の小ピークで一旦はダウンしてお昼の支度に取り掛かりますが、気を取り直して空身でアタックです。













お昼を済ませると、復路は縦走路の鞍部からトラバース道に入ります。これがまた素晴らしい登山路で、すでに紅葉のピークは過ぎて落葉しているものの、その落ち葉の絨毯に覆われた登山路がいかにも見事です。











やがて巨大な御塔石を仰ぎ見て、白骨林をが眼に入ってくると、もう西島駅はすぐ近くです。










時刻は予定よりやや早め。駅前のベンチで珈琲を淹れて、疲れた身体を暫し休めます。ここから見ノ越までの下山路もまた素晴らしい道だと聞きますが、下山後は親戚に立ち寄る予定もあり、今回は予定通りリフトを使います。









剣は石鎚に増して予想を超えた素晴らしい山でした。麓でテントも脹れれば、登山路もいくつか選べるようです。季節を変えてまた訪れたい山のひとつになりました。