剣山
(標高1955m)
![]() 西島まで15分 09:09 ![]() いざスタート! 09:35 ![]() 山頂直下のお社 10:12 ![]() 山頂笹原からの眺望 10:18 ![]() 山頂からジロウギュウを望む 10:24 ![]() 山頂からの眺望 10:25 ![]() ジロウギュウへの稜線を辿る 10:44 ![]() ![]() ジロウギュウ峠の分岐 11:01 ![]() 背後に剣山山頂を望む 11:36 ![]() 燃えるが如き紅葉 11:45 ![]() ジロウギュウピーク 11:53 ![]() 西島へのトラバース道 13:13 ![]() マユミのピンクの実が鮮やか! 13:15 ![]() 紅葉のトンネルをくぐる 13:22 |
朝は7時前、貞光の道の駅を発って、一路剣山は見ノ越を目指します。昨夜の内に見ノ越まで入ることも出来ましたが、なにぶんの険しい山道、夜の走行は遠慮した方が無難です。 見の越までは約1時間半、ウィークデイとあって流石に車の数も多くはありません。リフトの駅周辺には大きな駐車場もあり、無料のテントサイトもあるのだとか・・・ 9時のリフト運行開始を待って西島神社まで330mを一揆に登ります。足で登っても1時間強の道のりですが、昨日の今日とあって、流石にその元気はありません。 西島駅から山頂まではいくつかのコースに分かれますが、ともあれ、我々は急登の正面突破を選びます。 登ること凡そ40分、剣山本宮で手を合わせ、脇の階段を登りつめると、見渡す限りの笹原が開ける中、山頂まで木道を辿ります。 山頂から緩やかに延びる尾根を目で辿ると、正面のピークが次郎笈です。稜線途中の鞍部から右手西島方向へのトラバース道が交差しているはずです。 天気は上々、時間もまだまだ余裕があります。ジロウギュウまでは凡そ1時間の道程、迷わず稜線に足を踏み入れます。 笹原を分けて真っ直ぐにのびる縦走道は正に快適そのものです。眼下には燃え立つような紅葉の樹林が広がります。目を上げれば360度の雄大な眺望、これ以上望めるものはありません。 剣山までは結構軽装で登ってくる人も多いようですが、ジロウギュウまで足を延ばす人は流石にそう多くはありません。 快適そのもの!とは云え、最後のひと登りは堪えます。ピーク直前の小ピークで一旦はダウンしてお昼の支度に取り掛かりますが、気を取り直して空身でアタックです。 お昼を済ませると、復路は縦走路の鞍部からトラバース道に入ります。これがまた素晴らしい登山路で、すでに紅葉のピークは過ぎて落葉しているものの、その落ち葉の絨毯に覆われた登山路がいかにも見事です。 やがて巨大な御塔石を仰ぎ見て、白骨林をが眼に入ってくると、もう西島駅はすぐ近くです。 時刻は予定よりやや早め。駅前のベンチで珈琲を淹れて、疲れた身体を暫し休めます。ここから見ノ越までの下山路もまた素晴らしい道だと聞きますが、下山後は親戚に立ち寄る予定もあり、今回は予定通りリフトを使います。 剣は石鎚に増して予想を超えた素晴らしい山でした。麓でテントも脹れれば、登山路もいくつか選べるようです。季節を変えてまた訪れたい山のひとつになりました。 |