戸隠・小布施
![]() ペンションを出立 8:53 ![]() 戸隠神社鳥居前 9:46 ![]() 参道の杉並木 10:11 ![]() 間もなく神社へ 10:28 ![]() 森林公園を歩く 11:39 ![]() ヨツバヒヨドリ ![]() タマガワホトトギス ![]() ヤマオダマキ ![]() ハクサンフウロ ![]() ホタルブクロ ![]() ヒオウギアヤメ ![]() 夏ツバキ ![]() お昼は「そばの実」へ 12:39 ![]() 朝まだ早い小布施の街角 7:54 ![]() ブルーベリー ![]() 小布施の大通りから 8:45 ![]() 何と!暖簾をかけた郵便局 8:36 |
火打・妙高登山を終えた3日目は、流石に山に向かうだけの元気はありません。体力のある人たちは迷わず戸隠山や黒姫山に向かう処なのでしょうが、我々は山を離れて戸隠神社を目指します。 当初は斑尾高原を歩く予定だったのですが・・・どうにも旨い蕎麦を食べたくなって、蕎麦と言えば戸隠と言う、全く取るに足らない理由にすぎません。 宿から戸隠高原までは車で30分程度の近さです。36号を山の手方向に走らせていくと大きな駐車場が・・・平日の早朝とあって車もまばらです。 鳥居の横には森林公園を示す標識が見えます。どうやら広大な自然公園が隣接しているようです。 鳥居から奥社までは一体どれほどの距離があったでしょうか?長い、素晴らしい参道が一直線に続きます。 巨大な杉並木を経て最後に石段を登るとそこが奥社と呼ばれる神社です。参道から想像していたほどには立派な建築でもなく、些かがっかりですが、ともあれ神殿で手を合わせます。 一般客はまばらなのですが、どうやら中学生の林間学習でもあるのか、子供たちの姿が目立ちます。 此処へ来て気づいたのですが、神社横が戸隠山の登山口で、ご丁寧にもテントが張られていて、入山受付のお世話をしている人の姿が見えます。シーズン中はいつもこうなのでしょうか? 参詣をすませると、その足で森林公園へ向かいます。整備の行き届いた素晴らしい公園です。たっぷり一日は愉しめる広さはあるでしょう。 2時間以上も歩いたでしょうか、12時を回った頃予め訊ねておいた蕎麦のお店「そばの実」に車を廻します。神社から僅かに5分程度のところです。 時分時でもありますが、どうやらかなりの有名なお店と見えて、駐車場は満杯状態です。 お昼をすませて、午後は当初予定していた斑尾高原に車を走らせてみます。ゴルフ場や別荘地の間を縫ってかなりの距離走り抜けると高原ホテルに到着しますが、どうにもこうにも、想像していた情景とはまるで違います。どう見てもリゾート開発地としか思えません。がっかりです。戸隠に立ち寄ったのがせめてもの幸いでした。 斑尾に居たのは僅かの時間でしたが、それでも宿に戻ってみると結構いい時間になりました。最後の一日はもう少し吟味しておくべきだったと、些か反省の面持ちです。 帰阪の最終日、埋め合わせにと、奥方の提案で小布施に立ち寄ることにします。なんでも古い町並み保存と栗で有名な地だとか・・・高速を信州中野で降りてからそう遠くはありません。 少し車を走らせると、すぐにそれと分かる町並みです。年代ものの建物と言う分けではなく、どうやら昔の町並み景観を残しつつ、新しく建て替えられた建物が多いようですが、確かに一見の価値があります。 朝もまだ早く、観光客はおろか、お店も殆ど開いてはおりません。ぶらぶらと歩いてみると、確かに殆どが栗菓子を扱う店と地酒屋さんのようです。 ようやく開店したばかりの1軒に立ち寄って、栗菓子を買い求めたついでに、店前のテラスでソフトアイスを舐めながら、この信州の小さな町のキラリと輝く洗練された町並みを暫し愉しんだのが、今回の山行きの最後のひとときでした。 |