高見山V
(標高1248m)

     登山日:2010.12.18
     お天気:曇り
     人  員:5名
     ルー ト:小峠ー山頂ー大峠ー小峠
     タイム :4時間30分

見上げるような小峠登山口  09:03


いきなりの急登 9:35


強風とガスに包まれた登山路 10:31


山頂小屋は相変わらず満員 10:45


山頂の見事な樹氷 11:39


強風の中記念写真    11:41


大峠への下山路からの展望 12:04
 

下山路にもしっかり樹氷が  12:09
 


大峠間近の展望スポットにて 12:17


九十九折りの下山道   12:29


大峠  12:35


小峠に帰還する  13:25 
山の会2010年最後の例会は高見山です。樹氷には少しばかり早いのですが、数年前も丁度同じころに樹氷が見られた経験から、チャレンジしてみることにします。








幸いにも数日前から関西方面は寒気に包まれて、どうやら期待が持てそうです。朝は6時半に集合、一路榛原を目指します。









順調に走らせて、小峠到着は9時前。早い到着です。前回に比べると路面も穏やかで、殆ど凍結も見られません。









小峠に駐車する車の姿は見られません。そう云えば下の杉谷の登山口にも登山の車は見られませんでしたから、まだ朝も早いからなのでしょうか?








うっすらと雪に覆われた登山路に入ります。いきなりの急登です。残念ながら空は灰色の雲に覆われて、山は白いガスに包まれています。登り始めからすでにかなりの強風です。高見山は大体が風の強い山ですが、今日はまた特別のようです。







路面は凍結こそしていませんが、強風の所為で寒さは相当なものです。稜線に入る頃からもう下山にかかっている登山者と行き交いますが「小屋は満員ですよ!」とのこと。やっぱり!前回もそうでした。あまりに寒くて皆さん外では食事が取れないのです。





小屋の到着してみると、それほどのこともなく、無事に早目の昼食をすませて12時前に下山にかかります。気温を見ると丁度0℃。この風では体感温度はマイナス10℃を下回るでしょう。








大峠への下り斜面は風が遮られて随分救われます。大峠から登る人が比較的多いのは勾配が緩い所為もありますが、風を避けてのことかも知れません。自然林の中、九十九折りの緩やかな下山道を下ります。









下るに連れてガスも次第に薄くなり、周囲の樹氷がいかにも美しい!30分ほどもすると視界が開けて眺望が得られます。







大峠まであと15〜20分、ベンチの据えられた展望広場からの眺めが今回のベストだったでしょうか?振り返ると山の斜面一面がまるで桜が花開いたように真っ白な樹氷で包まれています。寒さも忘れて暫し見惚れるパーティです。








大峠に降り立ったのは12時半、此処からは小峠までアップダウンもない気持のよいトラバース道を辿るだけです。










車への帰着はまだ午後の1時半。比較的軽い冬山となりました。空が晴れ渡っていれば申し分なかったのですが、贅沢は云えません。見事な樹氷を堪能出来たのですから、良しとしましょう。気分の良い山行きで締めくくることの出来た今年の登山でした。