高見山U
(標高1248m)

     登山日:2009.2.1
     お天気:曇り
     人  員:夫婦2名
     ルー ト:小峠ー山頂ー大峠ー小峠
     タイム :4時間

小峠登山口を見返す  09:42


小峠からの急登 10:30


見事に成長した樹氷 10:33


樹氷をくぐる登山道 11:00


山頂は目前! 11:00


山頂の社    11:03


11:12
 

下山道からの眺望  12:26
 


九十九折りの下山道 12:51


大峠を見下ろす  12:59


大峠にて  13:00


旧伊勢道を小峠に向かう  13:28 
高見山と言えば、言わずと知れた樹氷の名所、5年前の2月に一度登った経歴のある山ですが、その時はまだ2月半ばにもかかわらず、樹氷はおろか雪もない有様で、大層がっかりした記憶があります。







今年も日本海側は結構雪が多いようですが、この数日は気温も高く、はたしてどんなものか?と案じつつ、樹氷に期待して5年ぶりの高見山にチャレンジします。







朝は6時45分の出発で、これも前回と同じ、西名阪は針インターを目指します。








杉谷バス停到着は予定通り9時過ぎですが、路肩にはすでにかなりの数の車です。日曜日ともあって、かなりの人が入山しているようで、相変わらず冬は人気の山です。それでもかろうじて1台分のスペースを見つけて車を停めるなり、細君曰く、小峠まで車を乗り入れよう!とのこと。なるほど、この路面の状態であれば何とか上まで登れるかも?・・・とあまり気が進まない面持ちで林道に車を乗り入れます。








小峠までの林道は所々凍結気味ですが、何とか前進します。道半ばで乗り入れ禁止の表示が目に入りますが、振り切ってさらに前進すると・・・路肩に車が1,2台、どうやら小峠のあたりのようです。大峠まで乗り入れられるのかも知れませんが、今日の処はここで車を停めて小峠から登ることにします。









車外に出てみると流石の寒さです。気温はマイナス1℃程度でしょうか?見上げると山の中腹から上は真白ですが、この辺りでは雪も殆ど見られません。車から歩いて数分、小峠の登山口に向かいます。



小峠からは旧伊勢道を大峠に向かうことも出来ますが、今回は前回同様此処からの直登を選びます。







稜線に出るまでは苦しい急登が続きます。平野道との合流点を過ぎるあたりから稜線の上に出ますが、尾根の上に出れば出たで大変な強風、立ち止まれば寒いだけで、息が切れても休むことも出来ません。体感温度は恐らく零下6,7℃に達するでしょう。ただ、風が強いだけあって樹氷は期待を裏切りません




大峠側から登る人が多いのでしょうか、こちら側では殆ど人影を見かけませんでしたが、頂上近くの緩やかな稜線に出るに従って、すれ違う下山者の数が増えてきます。






登山道は、降り積もった雪が踏み固められて完全にクラスト状態ですが、踏み跡のステップがきれいに残っていますから、アイゼンの必要はさほど感じません。ノーアイゼンで歩きます。







山頂到着は11時頃だったでしょうか?大変な人の数です。この寒さと強風の中では、外での食事は御免蒙りたいところで、山頂小屋の中は立錐の余地がないほどの込み具合ですが、気がつくと外でお昼を取っている人もいるようです。





何とかスペースを見つけてコッフェルで湯を沸かし、カップヌードルをかき込む慌ただしい昼食です。












下山は大峠に向かいます。此方は尾根の丁度反対側、風が遮られてあの強風は何処へやら?
静かな九十九折りの登山道が続きますが、登ってくる人の多いこと!距離はありますが、風もなく登りやすいこのルートを選ぶ人が多いようです。








大峠の少し手前では尾根がなだらかに開けて、正面の眺望が見事です。











大峠到着は1時ころ。ここにも結構沢山の車が停まっています。トイレを使ってから旧伊勢道を小峠へ・・・・今回は樹氷も満喫し、小峠まで車で乗り込んだ分だけ前回に比べると遥かに楽な高見山となりました。