白髪岳・松尾山
(標高721m・687m)
![]() 白髪岳と松尾山分岐点 8:48 ![]() 沢沿いに林道を歩く 9:10 ![]() 山頂登山口 9:20 ![]() 椿の斜面を登る 10:14 ![]() 眺望が開ける 10:31 ![]() 頂上手前の岩場 11:04 ![]() 白髪山頂にて 11:19 ![]() 稜線からの眺望 12:49 ![]() 松尾山山頂 13:33 ![]() 仙の岩から見下ろす 13:45 ![]() 間もなく車に帰還 15:01 |
山の会12月の例会には白髪岳を選びます。この方面の山は、中国道ではなく、能勢町経由でアプローチすることを覚えて以来、急に身近に感じるようになりました。帰路の渋滞を心配しなくて済むからでしょう。 少し前まで雨模様の予報でしたが、当日になってみると快晴、汗ばむほどの暖かさです。 走ること1時間半、白髪岳と松尾山の分岐に車を停めます。白髪岳だけであれば山頂登山口まで乗り込めますが、今回は縦走の予定ですから、そうはいきません。先行車は1台だけ。登山の車なのでしょうか? 気持良く緩やかに上る林道を山頂登山口まで歩きます。登山口の東屋は9時20分。暫し息を入れていると後続の大パーティの到着です。 登山口から暫く沢筋を遡るといきなりの急登です。辺り一面は椿の林。前回7年前に登ったのも丁度同じころでしたから、花に覆われたこの椿の林は未だお目にかかったことがありません。 山頂手前のスリリングな岩場を愉しんだあと、山頂に到着したのは11時過ぎ。途中抜きつ抜かれつした大パーティが先着しています。どうやらお昼は松尾近辺で取る様子、我々は早目に山頂で済ませることにします。 素晴らしいお天気です。狭い山頂ですが、幸いあまり人影はありません。山頂を独占するかのようにバーナーを焚いてゆっくりと珈琲を淹れます。 1時間ほども休憩したでしょうか、後続の3人連れの女性パーティと入れ替わるように出発します。松尾山との鞍部への下りも椿林の急斜面です。張り巡らされたロープ伝いに120mほど下ります。 松尾山との鞍部最下点は文保寺方面との分岐です。前回は文保寺に下って、図らずも素晴らしい銀杏の木に出会ったものですが、今回は松尾山に登り返します。 登ること80m、さほど苦労することもなく山頂に至ります。山頂は城跡のようですが、城あとらしきものもなく、眺望も開けておりません。早々に山頂をあとにします。 山頂から凡そ15分ほどでしょうか、騒がしく人声がします。見ると例の大パーティです。どうやらその辺りの岩場でお昼をとっていた様子。まるで大台ケ原の大蛇グラのような岩場の前に大パノラマの眺望が開けます。ここが仙の岩とよばれる展望ポイントなのでしょう。結局ここから先、下山口まで眺望が得られるポイントは全くありませんでした。 下山路最後の休憩ポイントである不動滝で一息入れていると、山頂で別れた女性パーティが一足先に通過します。まだお若いからでしょう、かなりな速足です。 車に辿りついたのは3時20分頃でしょうか。相前後して他のパーティも下山してきます。我々は車ですが、タクシーを呼ぶパーティ、或いは古市の駅まで歩くパーティなど様々です。 予想より歩き堪えのあるコースでしたが、日和に恵まれた一日ではありました。また同じアプローチで雪彦山や七種山まで脚を伸ばしてみたいものです。 |