ポンポン山 U
(標高679m)

            登山日:2010.3.20
            お天気:晴
            人  員:4名
            ルー ト:大原野森林センター案内所ー西尾根ー山頂ー高野川ルートー森林センター案内所
            タイム :4時間30分


            

出発前の案内所  9:43


ツツジが丘で一息 10:17
 

リョウブの丘でお昼をすませる 11:13


山頂は超満員  12:21


下山前の記念撮影  12:31


西尾根からの分岐  12:53


群生する福寿草  13:07





川沿いのネコノメソウ 



案内所はもう間近  13:44


疲れを癒すひと時 14:17
3月も後半に入ってすっかり春めいて来ました。年が変わって2度目の山行きは比良の武奈ケ岳を予定していたのですが、1月の初山で思いもかけぬ悲しい事態を招来し、山の会は聊か意気消沈気味。少し気分を変えて近郊の里山をゆったりと歩くことになりました。




当日は下り坂が予報されながらも、5月なみの暖かさ!珍しく4人と云う小人数での山行きです。






朝は8時に集合、名神を茨木まで走りますが、予想外の大渋滞!どうやら何処もかしこも車の渦と云った連休の初日です。





それでも何とか9時半頃には森林センター前に到着。先行車は1台を数えるのみで、嘘のような静けさです。






いつものように森林公園の西尾根に入ります。出灰川を渡りきるまでは川沿いの静かで平坦な道が続きますが、鶯のさえずりがいかにも長閑。いつもの山行とは違った雰囲気がメンバーにはうけているようです。






10時過ぎにツツジが丘に到着。設えられたベンチで一息です。ここまで全く人影を見ません。福寿草目当てのハイカーは少なくない筈ですが、いつもこの森林公園から入る人は多くはありません。





ツツジが丘からリョウブの丘を目指しますが、少し手前の福寿草が群生する斜面への入り口が見つかりません。案内板が出ていないことは先刻承知の上ですが・・・気がつくともうリョウブの丘に到着です。時刻は11時過ぎ。福寿草は後回しとしてともかくもお昼を取ることにします。ここで漸く二人連れのハイカーに出会います。







正午丁度にリョウブの丘を後にして、ポンポン山の山頂には12時20分に到着。何と!狭い山頂はハイカーで埋め尽くされています。多分殆どは京都側から入山した人たちでしょうか?






復路は巧く福寿草のスポットに入る道を見つけて斜面を下ります。監視員の人たちの話では今日が今シーズン最後の見頃とか?見ると、心なしか年々群生の広がりが小さくなって来ているように思われます。






此処からいつもは西尾根に戻るのですが、監視員の人に教えられて、そのまま高野川まで斜面を下ります。ネコノメソウを見ながら川沿いにセンターハウスまで戻れるそうです。






なるほど、何度も渡渉を繰り返しながらも、谷沿いの道はまた違った趣きがあって悪くないものです。下山が苦手な人には願ってもないルートかも知れません。








このルートは一体何処につながっているのか?と思っていると、出た先は案内所から300mの地点です。が、ルート表示は全くありません。良く見ると案内地図にはそれらしき表示がありますから、ルートとして使われてはいるのでしょう。






案内所帰着は2時過ぎ。丁度頃合いの時刻です。こんなゆっくりした山歩きも時には悪くない。誰もがそんな充実感を感じた一日でした。