野坂岳U
(標高914m)

     登山日:2009.10.18
     お天気:晴
     人  員:6名
     ルー ト:いこいの森登山口ー山頂(ピストン)
     タイム :5時間30分

登山口の表示  9:15


結構急な赤松林のアプローチ  9:18


間もなく水場 09:59


登山道から敦賀湾を望む  10:09 


尾根に乗る  10:32

 
行者岩への表示 11:03


一の岳到着  11:19


ちょっと一息  11:29


二の岳に至るブナ林 11:53


漸く二の岳  11:56


三の岳への上り 12:03


三の岳攻略!  12:16


ピークを踏む  12:24


下山前の記念撮影  13:16

山の会4度目の例会は敦賀の名峰野坂岳です。以前一度だけ登った経歴がありますが、頂上付近のブナに魅せられた山でもあります。






当初は17日の予定が、どうした分けか、その17日だけが雨の予報で、急遽翌日の日曜日に予定を変更します。






多少遠方の山とあって朝は早めの6時に集合、一路湖西道路を走りますが、途中2台の車のうち1台が高速を降り間違えて行方不明!30分近くのロスタイムで到着は9時前と相成りました。






登山口前の綺麗な駐車場にはそこそこの台数の車で、日曜日とあって入山者も少なくない模様です。





最初の急な坂道には圧倒されますが、先ずは順調なスタートを切ります。今回から初登場のGPSでルート軌跡を記録することにします。道に迷うような山ではありませんが、GPSの威力は如何に?今後に続く難易度の高い山のための予行演習でもあります。







空にはうっすらと雲がかかってはいますが、沢から尾根に登るに連れて、V字を描く谷の延長線上に敦賀湾がその美しい姿を現わします。





行者岩の標識を見たのは11時頃、登り始めてから1時間40分は前回と全く同じタイムでした。6人中4人までが岩の上に立ちます。敦賀湾を一望する素晴らしい眺望です。






行者岩からほどなくして一の岳です。標高700m。ここも眺望の良いところでベンチが設けられています。





一の岳からは稜線歩きとあって多少は勾配も緩みます。このあたりからブナが次第にその美しい姿を現わし始めます。どういう分けか、いつ見ても一種の感動と懐かしさを覚える木です。







一の岳から二の岳まではおよそ80mの登りです。勾配が緩んだとは言え、中々一気には歩けません。途中一緒になった地の人と言葉を交わしながら一息入れます。





二の岳到着は12時前、一の岳から凡そ25分です。ここまで来れば三の岳まではもうさしたる上りはありません。最後のひと頑張りと気を引き立ててラストスパートにかかります。





しばらく歩き始めると突如けたたましい鳴き声!鳥かと思いきや、どうやら野生のサルのようです。子ざるも含めて5,6匹の群れが木から木へと飛び移っています。山中で野生の鹿はよく見かけますが、サルを見ることはそう多くはありません。





山頂到着は12時24分、登山口から3時間余りは決して速くはありませんが、まずまずと云ったところでしょう。






山頂には先行者が5,6人も居たでしょうか?思いの外入山者の姿を見ないようです。この山は広い山頂で、360度視界を遮るものはありません。そう云えば今回から山座同定が出来る広域地図を持ってくれば良かったなどと思いを巡らしながら、周囲の山並みに目を注ぎます。





6人が車座になってコンロでお湯を沸かしてお昼にかかります。秋も深まった今回からは温かい食べ物を用意できるようにしました。食後は珈琲をいれて暫しの時をすごします。





下山開始は1時20分頃。いつも下山だけはトップを切っていた私ですが、今回からは心してペースを落とすことに・・・怪我を招いてしまっては何もなりません。途中2度ほど小休止を入れながらも登山口到着は2時50分。それでも1時間半はコースタイムより幾分速いペースではありました。






復路は京都東インターの渋滞を敬遠して敦賀インターから北陸道に入ります。例会も4度目になる今回は、各自が地形図とコンパスを携帯するなど、これまで以上に充実した山行となりました。