金剛山Y
(標高1125m)
![]() 林道をカトラ谷方向へ 08:54 ![]() 凍てついた登山道 09:56 ![]() ハシゴの急登 09:58 ![]() お昼に忙しい登山客 11:37 ![]() 山頂の樹氷 12:11 ![]() 下山路からの冬景色 12:31 ![]() 下山路から山頂方向 12:33 |
折角の長い年末年始のお休みも、夫婦ともども風邪が抜けきらず、山に向かう元気もありません。 7日は珍しく仕事仲間を誘って比良は堂満に向かう計画でしたが、7日に限って年末年始休暇の中でも最悪の天候に見舞われて敢え無く断念!仕方なくあくる8日の初登山となりました。 初登山は一昨年に引き続いて何故か又々金剛山!格別の意味はないのですが、天候を気にせずに気軽に登れるから自然と脚が向くのでしょう。 朝は8時半頃の到着。前日の寒波の名残りで気温は結構低めの0℃です。 登山路は例によってカトラのつもりでしたが、先行パーティに引きづられてタカハタ道の方向に入ります・・・が何かおかしい? 気がついてみると結局はカトラ方向に戻ってしまいました。どうやら途中でタカハタ道へ入り損ねたよう! 谷への降り口の処で小さな子連れのお父さんが男性3人のパーティと何やら相談中。どうも小さな子供にはカトラは危ないと忠告を受けているようです。思案の末、子供たちはお父さんに連れられてセトルートへ進路変更となったようです。 成る程、登るにつれて登山道の雪は踏み固められて凍結気味。これでは小さな子たちにはちょっと無理かも知れません。わたしたちもアイゼンを履こうかと何度も迷いますが、結局ノーアイゼンのままで進みます。 このところ山から遠のいていた所為でしょうか、あるいは風邪の所為でしょうか、息切れがいつもよりひどくて休むこと暫しです。金剛山で音を上げていたのではお話になりません。 谷を離れて最後の急登は何度も立ち止まりながら漸くクリアー。登り詰めるともう目の前が国見城址です。時刻は11時半、2時間半近くの遅いタイムです。 山頂は相変わらず大勢の人!そこかしこでお昼の準備に余念がありません。この山は山頂に神社もあり、水やトイレの心配は全くありませんから誰でも気軽に登山を楽しめるのでしょう。 わたしたちもベンチの一角でお昼の支度。残量6gのウィンターガスで湯を沸かします。データでは気温20℃では6分間は燃焼して600ccのお湯が沸かせる筈なのですが・・・0℃では果たして如何に?結果は沸騰暫し前に燃料は尽きて新しいボンベが必要となりました。ブースターもさしたる効果はなかったようです。 下山は危険なカトラを敬遠して本道から・・・高度が下がるに伴って青空が顔を覗かせます。下界は好天でも山では雲が立ち込めている様子がよく分かります。山頂で青空を望むのは至難の業です。 余裕の時間を使って、今回初めて千早城址に立ち寄ります。城址とは言え残っているのは僅かな石垣のみ。千早神社で手を合わせて下山道に戻ります。このまま表参道を下ることも出来るようですが、車に戻るまでの車道歩きが面倒です。因みに金剛山への本道は千早神社の裏参道に当たります。 帰路の途中では道の駅「かなん」に立ち寄って野菜と沢庵を買い求めます。漬物好きのわたしは、知らない土地では土地の沢庵を試すのが楽しみのひとつ。稀に逸品に出会うと何か得した気分が味わえるものです。 昨年の山行き実績はいまひとつ!今年は心を入れ替えて(?)ひとつ内容のある実績を残そうと山の神様に誓った初山ではありました。 |