金剛山
(標高1125m)

     登山日:2005.1.2
     お天気:晴
     人  員:夫婦2名
     ルー ト:セト登山口ー黒トガ尾根ー山頂ー千早本道ー下山口
     タイム :4時間30分

林道を歩く  8:59

樹氷の林 10:25

黒とが尾根の樹氷  10:31

ようやく緩んだ尾根道  09:57

陽に輝く樹氷
 
山頂から樹氷を見下ろす 

国見城址広場の風景

ベンチでお昼の支度

シジュウカラ?

カマクラの前で
今年は何処かの山で初日の出を拝むつもりが、生憎の荒れ模様です。元旦は見送って、二日が初登山となりました。









各地の道路で通行止めが続いている模様、近場の金剛山に樹氷を見に出かけます。金剛山はこれで5度目ですが、登山口までの道路はかなりの凍結状態。これほどの凍結は、ここ金剛山では初めてです。







それでも8時半には到着、すでに駐車場は8割方満杯です。クラストした林道をカトラ谷方向に歩きます。気温はマイナス2度、晴天です。今回は初めてのセトルートを選びます。








カトラ谷手前の指導標でパートナーはアイゼンを装着しますが、わたしはノーアイゼン。登山道を少し入ると、いきなりの急登です。幸い残されたトレースを辿ります。いかにもやせた尾根で、真っ直ぐ登る以外に登りようもありません。













ルート上の立ち木には白のペイントマークが確かにあるのですが、どうもおかしい?念のために地形図を広げてみると、何とセトまでは谷道の筈!どうやら分岐を見落としたようです。トレースもあり、ルートはしっかりしているようなのでそのまま登ることにしますが、地図との照合を怠るとこう云う情けないことになります。後になって調べてみると、これは黒とが尾根と呼ばれるルートでした。









この急登では登る人も少ないのでしょう、我々の外、人影は見当たりません。喘ぎながら登ること1時間強、10時45分にようやくセトルートと合流します。一般登山道です。ルート上は見事な樹氷で、あちこちに登山客の姿が見えます。









何度も立ち止まっては、樹氷にカメラを向けます。11時15分、国見城址の広場に到着です。大勢の登山客がいます。テントも一張り。どういう分けか、此処では登るたびにテントを見かけます。







時々陽が射し込みますが、残念ながら山頂では青空が見られません。早速ベンチに陣取ってお昼の支度です。








直ぐ目の前には鳥の餌場があって、色とりどりの小鳥が飛び交っては餌をついばんでいます。この広場ではいつもながらの風景です。小鳥の撮影をお目当てに登ってくる人も多いようですが、鳥の名前は不案内でよく分かりません。子供が1人、差し出した手のひらに餌をのせて、小鳥が啄ばむのを辛抱強く待っています。










社務所前に作られたカマクラの前で記念撮影。千早本道から下山します。このルートは登山道と言うよりは参詣道と呼ぶに相応しい、幅広い良く整備された道です。駆け下りるようにおりて、1時間で下山です。登山口の茶店に入っておぜんざいで身体を温めて初登山を終えます。登山と呼ぶには余りに物足りませんが、山で過ごした正月の半日でした。