剣尾山U
(標高784m)

     登山日:2009.11.21
     お天気:晴
     人  員:8名
     ルー ト:行者山登山口ー行者山ー剣尾山山頂ー横尾山ー能勢郷登山口
     タイム :5時間半

階段の続く登山路    9:20


巨石の間を縫うように  9:29


巨石に見入るパーティ   9:34


巨石の上から   9:47


リョウブに囲まれて  10:39


もう少しで六地蔵  10:59


六地蔵を前に   11:01


寺跡でお昼を取る  11:16


山頂にて  12:16


パーティの7名  12:19


下山路を歩むパーティ  12:38 


駐車場に戻る    14:49

近隣仲間との山の会、第5回目の例会には近郊の剣尾山を選びます。





この山に最初に登ったのは、もう7年ほども以前になるでしょうか、山に登り始めて間もなくの頃でした。今回は晩秋の訪れ、紅葉の名残を期待しての低山歩きです。





朝は遅めの7時半に集合、新御堂から箕面グリーンロードに入ります。このルートは能勢にはつながりが悪いとばかり思っていたのですが、さにあらず、実に速いルートで、渋滞もなく1時間半もかからずに到着です。





天気は上乗。紅葉も先ず先ずです。簡保の宿近くに車を停めてから、まだ人影もまばらな道を行者山登山口に向かいます。





登山口を出発したのは9時15分。いきなりの階段が続くと、早くも巨石が姿を表します。巨石が印象的との覚えはあったものの、こんなに早く姿を現すとは、思いの外でした。




次々と巨石に出くわす度に足を止めて眺めたり、登ってみたりで思わぬ時を費やしますが、単調な登りが続くより、変化に富んで遥かに面白いとパーティのみんなには好評です。







六地蔵到着は11時頃、出発から1時間半です。ここまでの高低差は480mですから、途中道草を食った割にはそこそこのタイムです。そう云えば、比較的早い出発の所為でしょうか、登山客の姿はあまり見られません。








六地蔵からさらに少しばかり登ると、突如右手に台地が開けて、真新しいベンチやテーブルがいくつも配置されています。どうやら月峯寺跡が休憩用に整備されているようです。









頂上はもう目の前ですが、時刻は11時過ぎ、あまりの雰囲気の良さに魅かれて、このスポットで早めのお昼を取ることにします。頂上は比較的狭い上に、冷たい風もお昼を取るには少々気になります。







気分の良い雰囲気の中でゆっくりと昼食をすませた後、頂上に立ったのは12時を少し廻ったころ。山頂は大変な混雑です。そう云えば我々がお昼を取っていた時、かなりの登山客が傍らを通りすぎていたっけ?お寺跡での早めの昼食はけだし正解でした。





早々に山頂を後にして横尾山までの吊尾根を渡ります。尾根の底部までは凡そ80mの下りです。80mを登り返して暫し、横尾山の三角点を通過します。山頂とは言え山頂表示もなく、ただ三角点でそれと気がつくのみです。







横尾から少し先、鹿除けの柵にぶつかると柵沿いに結構急な下りが続きますが、やがて送電線の鉄塔をくぐってしばらくすると勾配も緩み始め、小ピークをふたつほど通過して、頂上広場と名付けられた台地に達します。






情報では、この下山路、しっかりとした指導標が設けられていないとのことでしたが、その後整備されたのでしょう、ルート図通り「小鳥テラス」とルート名が表示されています。下山路は予想通り次第に急峻に変わり、下山の頃から下り始めた空模様も気になります。






小鳥テラスの登山路を抜けると再びルートが分かれますが、当初予定のルートとは違う様子ながらどうやら最短と思われる直進ルートを選択して、下山完了が午後3時15分前。最後まで雨にも見舞われず、実に気分の良い山歩きの一日でした。