観音峯山
(標高1347m)

     登山日:2006.1.3
     お天気:曇り
     人  員:夫婦2名
     ルー ト:登山口ー観音平(ピストン)
     タイム :4時間

登山口休憩所  09:43


吊橋を登山道へ 09:50


観音水で  10:08


第一展望台にて 10:31




 
1150m地点休憩所 11:14


早めの昼食をとる 11:42
 
 
観音峯展望台に抜ける! 12:18


展望台からの眺望
 





背後が観音峯ピーク 12:33


きらめく樹氷


洞窟の観音さまにお参り 13:00


下山 14:10 
2006年の初山は大峰の観音峰を目指します。2日のつもりが当日起きてみるとどうやら雨模様、急遽翌3日に延期しますが・・・


3日はかろうじて晴れの筈がどうも空模様は優れません。朝は7時前に出発、ルート309をひたすら洞川温泉に向けて走ります。


309から洞川方面への分岐で路面は案の定凍結状態。これからの冬山のために新調したチェーンの装着です。路肩で屈みこんでいると通りすがりの車が一台、「大丈夫ですか?」「ええ、何とか・・・」何処にでも親切な人はいるものですね!


少しはもたついたものの、これまでのチェーンよりは幾分スムーズに装着完了、凍結路面を一路登山口に向かいます。




洞川温泉手前の登山口到着は9時40分。真新しい休憩所とトイレが設けられています。先行車は3台程度で予想外に少ないようです。



我々のすぐ後に到着した夫婦連れのパーティと、中てにならない天気予報にぼやきの言葉を交わしながら吊橋を渡ります。







登山道にはしっかりとしたトレースが残っていますが、かなりのクラスト状態。歩き始めからアイゼンを履きます。背中にワカンを担いではいますが、どうやら出番はなさそう・・・でもこれも日ごろの訓練のひとつと我慢します。
















高度900mそこそこの第一展望台に立ったのが10時半。曇り空ながら見通しは良いようです。ただこれだけは今日の予報通り強い風です。冷たい風が轟々と音をたてて吹き荒びます。気温は零下4度。この強風では体感温度は零下10度くらいはあるかも知れません。

















展望台から40分、休憩所の東屋に到着します。中では4、5人のパーティが食事中です。時間も頃合、山頂は食事を取るには寒すぎるのは目に見えていますから、我々も早めの昼食をすませます。雪山でのこういう東屋は時として本当にありがたいものです。
























東屋から山頂下の展望台までは僅かの距離しかありません。高度にして100m少しでしょうか。ここ観音峯は山頂の展望が望めないためか、山頂直下、高度1285mの展望台で折り返す人が多いようです。
















展望台に立ってみると、成るほど、目の前にピークが見えますが、薄いトレースが残っているのみ。山頂に足を延ばす人は殆どいないようです。ここ展望台はピーク手前の開けた尾根ですが、不思議に風が吹かないようです。四方に展望が開ける尾根の只中なのにどういう分けなのでしょうか?












東方向に山上ヶ岳や大普賢岳が望める筈ですが、残念ながら雲が垂れこめて定かには見えません。しばらく眺望を楽しんでから下山です。












下山途中、もう一度東屋に立ち寄ってぜんざいで身体を暖めます。これからの登りとみられるパーティもチラホラ。此処に来て天気はようやく回復模様です。










下山2時10分。お天気に恵まれなかったのが少し残念ですが、このところ腰の不調を訴えているパートナーが、久方ぶりに元気そうに歩いているのが、見ていて気持ちの良い初山ではありました。